丸山城 (因幡国高草郡)

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丸山城
鳥取県
城郭構造 平山城
天守構造 なし
築城主 吉岡春斎
築城年 室町時代末期
主な改修者 不明
主な城主 吉岡春斎
廃城年 天正年間初期
遺構 曲輪、土塁、竪堀
指定文化財 なし

丸山城(まるやまじょう)は鳥取市六反田に存在した日本の城。現在では山林となっているが保存状態は良い。

歴史[編集]

築城年代は不明だが、室町時代末期に吉岡春斎入道(吉岡定勝の父)が築城したと伝えられている。因幡吉岡氏の初期の本拠地とされるが、小城で十分な防御が期待できないことを憂えた吉岡氏は、吉岡温泉の東に蓑上山城を築城、天正年間の初めに本拠地を移転したという。

構造[編集]

現在の鳥取市六反田集落の背後にある標高44m(比高40m)ほどの独立した丘陵上に存在した。小城ながら山全体に曲輪土塁を巡らせ、堅固な造りとなっている。主郭部は3つの曲輪によって形成され、周囲には無数の帯曲輪が配置されている。城の南部に5条、北西に1条の竪掘も確認される。保存状態は良く、小城ながらも見ごたえが十分にある城である。山麓では今のところ、居館跡などの遺構は確認されていないが周辺には「村土居」、「村上土居」、「村下土居」などの小字が残っている。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 鳥取県教育委員会『鳥取県中世城館分布調査報告書 第1集(因幡編)』2002年
  • 鳥取市『新修鳥取市史 第一巻 古代・中世篇』1983年