中野雄
中野雄(なかの たけし、1931年5月14日- )は、音楽プロデューサー。
人物・来歴[編集]
長野県松本市生まれ。東京大学法学部卒業。日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)勤務ののち、オーディオ・メーカーのトリオ(現・ケンウッド)役員に就任、代表取締役、ケンウッドU・S・A会長。昭和音楽大学・津田塾大学講師。映像企業アマナ等の役員を務め、音楽プロデューサーとして活躍。LP、CDの制作でウィーン・モーツァルト協会賞、芸術祭優秀賞、文化庁芸術作品賞など受賞。
著書[編集]
- 『丸山眞男 音楽の対話』文春新書 1999
- 『ウィーン・フィル 音と響きの秘密』文春新書 2002
- 『音楽家になるには』ぺりかん社 2002
- 『モーツァルト 天才の秘密』文春新書 2006
- 『丸山眞男 人生の対話』文春新書 2010
- 『指揮者の役割 ヨーロッパ三大オーケストラ物語』新潮選書 2011
- 『小澤征爾 覇者の法則』文春新書 2014
- 『ストラディヴァリとグァルネリ ヴァイオリン千年の夢』文春新書 2017
- 『ベートーヴェン 音楽の革命はいかに成し遂げられたか』文春新書 2020
共編著[編集]
- 『クラシックCDの名盤』宇野功芳・福島章恭共著 文春新書 1999
- 『クラシックCDの名盤 演奏家篇』宇野功芳・福島章恭共著 文春新書 2000
- 『スジガネ入りのリスナーが選ぶクラシック名盤この1枚ー秘蔵のバッハから究極のシェーンベルクまで』共著、光文社(2000年 「クラシック名盤この1枚 スジガネ入りのリスナーが選ぶ』光文社 (知恵の森文庫) 2003.6
- 『音楽に生きる』編著 求龍堂 サクセスフルエイジング読本 2006
- 『クラシックCDの名盤 大作曲家篇』宇野功芳・福島章恭共著 文春新書 2014