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中華民国陸軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中華民國陸軍
Republic of China Army
陸軍旗
活動期間 1924年から
国籍 中華民国の旗 中華民国
軍種 陸軍
兵力 100,000 人
上級部隊 中華民国国防部
基地 中華民国の旗 中華民国台湾
桃園市龍潭区中正路三林段81号
標語 忠誠精実
彩色 緑色
行進曲 陸軍軍歌
主な戦歴 北伐
第一次国共内戦
日中戦争
国共内戦
太平洋戦争
第二次世界大戦
古寧頭戦役
一江山島戦役
南日島戦役
第一次台湾海峡危機
金門砲戦
ベトナム戦争
指揮
現司令官 徐衍璞中国語版
著名な司令官 何応欽孫立人
識別
陸軍の章
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中華民国陸軍(ちゅうかみんこくりくぐん、中華民國陸軍、英語: Republic of China Army)は中華民国台湾)の陸軍である。国防部陸軍司令部に従属する中華民国国軍の陸軍部隊である。

概要[編集]

中華民国成立後全国組織の陸軍として活動、その後国共内戦に敗れた中華民国は1949年-1950年に中国大陸の支配権を一部の沿岸島嶼を除き喪失したため、それ以降は台湾の中華民国の陸軍として活動している。「台湾陸軍」と呼称されることもある[1]

国防報告書の中で中華民国陸軍の任務として下記の内容が規定されている。

  1. 平時は台湾本島及び周辺島嶼の要所を防衛し、基本戦力の従事と作戦対応能力の訓練を行なう。
  2. 情況に応じて重要基地、工場、倉庫施設の安全を維持する。
  3. 重大災害の支援を適切に行う。
  4. 戦時に際して、海軍及び空軍と共同して作戦に従事し、侵入者を撃破し国土の安全を確保する。

組織[編集]

陸軍司令部内には各行政部門のほか、3個(第6、8、10)軍団司令部、4個(花東、金門、馬祖、澎湖)防衛司令部、後勤(兵站)司令部、航空特戦司令部、督察長室、教育訓練基準発展司令部、機甲旅団、機械化歩兵旅団、歩兵旅団、航空旅団、特戦旅団、陸軍官校陸軍専科及兵科学校などの部門がある。

編成[編集]

第101両棲偵察大隊の海竜蛙兵

中華民国陸軍は3個軍、5個軍団、4個指揮部、その下部に10個歩兵旅団、4個機甲旅団、3個機械化步兵旅団、3個砲兵旅団、3個航空旅団、1個教育航空旅団、1個特殊作戦旅団、2個海軍旅団、5個守備團が設置されている。

ただし、近年、中華民国陸軍は再編され全師団が旅団に改編された。このため、2007年以降、中華民国陸軍に常設の師団は存在しない。

陸軍司令部以下の組織は下記の通り

  • 第6軍団指揮部 - 軍団本部「前鋒部隊」:桃園中壢
      • 第21砲兵指揮部「金鷹部隊」- 桃園中壢
      • 第33化兵 - 桃園中壢
      • 第53工兵群 - 桃園八徳
      • 第73資電群 - 桃園中壢
    • 關渡地区指揮部「虎嘯部隊」 - 台北關渡
    • 蘭陽地区指揮部「黃龍部隊」 - 宜蘭三星
    • 第269機械化歩兵旅団「雄獅部隊」 - 桃園楊梅
    • 第542機甲旅団「迅雷部隊」 - 新竹湖口
    • 第584機甲旅団「登歩部隊」 - 新竹湖口
    • 第153歩兵旅団「翔龍部隊」 - 宜蘭金六結
    • 第206歩兵旅団「威武部隊」 - 新竹関西
    • 第109歩兵旅団「虎躍部隊」 - 桃園楊梅
  • 第10軍団指揮部 - 軍団本部「崑崙部隊」:台中新社
      • 第58砲兵指揮部「虎鋒部隊」 - 台中神岡
      • 第36化兵群 - 台中大雅
      • 第52工兵群 - 台中太平
      • 第74資電群 - 台中新社
    • 第586機甲旅団「鍾山部隊」 - 台中后里
    • 第234機械化歩兵旅団「長城部隊」(2013年4月1日、第200機械化歩兵旅団「古北部隊」から改編) - 台中大里
    • 第104歩兵旅団「常山部隊」 - 台中烏日成功嶺
    • 第257歩兵旅団「軍魂部隊」 - 嘉義大林
    • 第302歩兵旅団「虎威部隊」 - 台中烏日成功嶺
  • 第8軍団指揮部 - 軍団本部「干城部隊」:高雄旗山
      • 第43砲兵指揮部「天雷部隊」 - 高雄大樹
      • 第39化兵群 - 高雄旗山
      • 第54工兵群 - 高雄燕巣
      • 第75資電群 - 高雄旗山
    • 第333機械化歩兵旅団「埔光部隊」(2013年7月1日、第298機械化歩兵旅団「埔傳部隊」から改編) - 屏東萬金
    • 第564機甲旅団「少康部隊」 - 高雄阿蓮
    • 第203歩兵旅団「實踐部隊」 - 台南大内
    • 第117歩兵旅団「海鵬部隊」 - 高雄鳳山


  • 花東防衛指揮部「正義部隊」 - 花蓮美崙
  • 澎湖防衛指揮部「鎮疆部隊」
  • 金門防衛指揮部「太武部隊」
    • 第101両棲偵察大隊
    • 金門守備大隊「虎軍部隊」(2014年4月17日、金東守備大隊「虎軍部隊」、金西守備大隊「班超部隊」から改編) - 金門
    • 烈嶼守備大隊「誠實部隊」(2014年1月21日、烈嶼地区指揮部から改編) - 金門烈嶼
  • 馬祖防衛指揮部「雲台部隊」 - 馬祖南竿
    • 北高守備大隊「擎天部隊」(2014年4月11日、北高地区指揮部から改編) - 馬祖北竿
    • 莒光守備大隊「莒光部隊」(2014年3月24日、莒光地区指揮部から改編) - 馬祖莒光
    • 南竿守備大隊「雲台部隊」(2014年1月13日編成完結) - 馬祖南竿
  • 東引地区指揮部「忠義部隊」 - 馬祖東引
  • 航空特戦指揮部「武漢部隊」 - 台南帰仁
    • 飛行訓練指揮部「神鷹部隊」 - 台南帰仁
    • 第601航空旅団「龍城部隊」 - 桃園龍潭
    • 第602航空旅団「龍翔部隊」- 台中新社
    • 特種作戦指揮部「天龍部隊」 - 桃園龍潭
      • 特種作戦第862群
      • 特種作戦第871群

歴史[編集]

辛亥革命・臨時政府期[編集]

辛亥革命勃発後、各地の革命派や新しく設立された軍隊は独自に対応して清朝政府から離脱し、1912年に中華民国臨時政府が樹立されると、各地の革命政府によって承認され、新軍は臨時政府下の革命軍に従属した。その後1913年に北京政府が成立すると、全国の革命軍は北洋政府に従属した。袁世凱の死後、北洋軍を率いる者はいなくなり、北洋軍はさまざまな北洋軍閥に分裂した。

国民革命軍期[編集]

中国国民党広州国民政府を樹立し、国民政府の下に国民革命軍を設置した。 国民革命軍北伐後、旧北洋軍閥は排除されるか、国民革命軍に再編成され、全国が統一された。第二次世界大戦中の1944年に連合国と協力し、主に中国西南部の各対日戦争戦区を管轄する、国民革命軍の中央組織として同盟国中国戦区陸軍総司令部が設立された。

第2次大戦後[編集]

1946年6月1日、国民政府軍務委員会軍事訓練部と連合国中国軍総司令部が統合され、「陸軍総司令部」として再編された[2] [3]1947年の中華民国憲法の発布に伴い「国民革命軍」から現在の「中華民国国軍」に名称を変えた。

しかし1949年、中国共産党との第二次国共内戦に敗れ中華民国は台湾へ撤退、中華民国国軍もそれに従った。台湾に撤退した陸軍部隊は合計20個軍、57個歩兵師団、1個機甲旅団だった。1950年4月16日、高雄鳳山(現陸軍官校)にて台湾防衛司令部として改組改編。 1969年には「嘉禾一号專案計画」が実施され、全師団を旅団に改編、この時点より旅団を基本戦術単位とした。

そして中華民国陸軍はアメリカ軍の軍事顧問や極秘に招聘した旧日本陸軍の教官団(白団)による指導を受け再建、その後も福建省金門島付近でたびたび人民解放軍と直接対峙した(八二三砲戦)。兵器の多くはアメリカ軍より供与されていたが、アメリカ合衆国中国共産党によって建国された中華人民共和国と国交を樹立した後は自国開発も行うようになった。

近年[編集]

装備[編集]

種別並びに記号は『ミリタリーバランス』各号に依るため、公称類別と異なることに留意。

表中の「○」は配備情報のみで数量記載なし、「ε」は概数、「+」は記載数以上の保有を意味する。

装甲戦闘車両[編集]

種別 1961 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2020 2021 2022 2023 2024
戦車 MBT - - 200 409 739+ 926+ 926+ 565 565 565 650 650 650
M47 - 200 - - - - - - - - - -
M48A5 - 309 100 100 100 100 100 100 - - -
M48H(CM-11) - - - 100 450+ 450+ 450+ 265 265 265 450 450 450
M60A3 - - - - 189 376 376 200 200 200 200 200 200
LT M24 - 275 - - - - - - - - -
M41A3/D - 625 675 675 675 675 625 ε100 ε100 ε100 50 50
偵察車 RECCE M-18 - - - - - - - - - - -
歩兵戦闘車 IFV - - - 225 225 225 225 225 225 257 257 173 ε230
CM-25 - - - 225 225 225 225 225 225 225 225 - -
CM-34 - - - - - - - - 86 161 233 305 305
装甲車 - - 1100 990 950 950 950 1058 1318 1318 1318 1543 1543
APC(T) CM-21A1 - - - - - - - - - - - 225 225
M113A1/A2 - - 1100 650 650 650 650 650 650 650 650 650 650
APC(W) CM-32 - - - - - - - ε108 368 368 368 368 368
LAV-150 - - - 300 300 300 300 300 300 300 300 300 300

工兵・支援車両[編集]

種別 1961 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2020 2021 2022 2023 2024
戦闘工兵車 AEV - - - - - - - 18 18 18 18 18 18
M9 - - - - - - - 18 18 18 18 18 18
装甲回収車 ARV - - - - - - - 37+ 37+ 37+ 37+ 37+ 37+
CM-27A1 - - - - - - -
M88A1 - - - - - - - 37 37 37 37 37 37
架橋車 VLB - - - - - - - 22 22 22 22 22 22
M3 - - - - - - -
M48A5 - - - - - - -
NBC車 NBC - - - - - - - 48+ 48+ 48+ 48+ 48+ 48+
BIDS - - - - - - -
K216A1 - - - - - - - 48 48 48 48 48 48
KM453 - - - - - - -

対戦車火器[編集]

種別 1961 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2020 2021 2022 2023 2024
ミサイル車 MSL・SP
M113A1 - - - - - - - - - - -
M1045A2 - - - - - - - - - - -
CM-25 - - - 1000 1000 1000 - -
携行ミサイル MSL・MANPATS TOW - - -
FGM-148 - - - - - - 60
昆吾 - - - - - - - - - - - -
対戦車砲 ATK M-18 - - 150 - - - - - - - - -
無反動砲 RCL M40A1 - - - 500 500 500 - - - - - - -
M67 - - - - - - - - - - -
Type-51 - - - - - - - - - - -

砲兵[編集]

種別 1961 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2020 2021 2022 2023 2024
自走砲 SP M108 - - 225 100 100 100 100 - - - - - -
M109A2/A5 - - - 110 110 225 225 225 225 225 225 225 225
M110 - - - 60 60 60 60 70 70 70 70 70 70
T-69 - - - 45 45 20 - - - - - - -
牽引砲 TOWED M59 - - - 90 90 90 90 90 90 90 90 90 90
M101 - - 550 650 650 650 650 650 650 650 650 650 650
M114 - - 300 250 250 250 250 250 250 250 250 250 250
M115 - - 90 70 70 70 70 70 70 70 70 70 70
M116 - - 350 - - - - - - - - - -
ロケット砲 MRL 工蜂3/4 - - 60 60 60 60 60 60
工蜂6 - - - 120 120 120 120 120 120
雷霆2000 - - - - - 43 43 43 43 43 43
迫撃砲 SP M29 - - -
M106A2 - - - - - - - 90 90 90 90 90 90
M125 - - - - - - - 72 72 72 72 72 72
TOWED T63 - - - - - - -
T-5 - - - 160 160 160 160 160 160
M30 - - - - - - -
T-75 - - - - - - -
XT-86 - - - - - - -
81mm MOR - - - - - - - - - - - -
107mm MOR - - - - - - - - -
海岸砲 COASTAL Mk32 - - - - ε50 ε50 ε50 ε50 ε50 ε50 ε50 ε50
M1 - - 10 - - - - 4 4 4 4 4 4

ミサイル発射機[編集]

種別 1961 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2020 2021 2022 2023 2024
対地ミサイル SSM
Honest John - - - - - - - - - - -

固定翼機[編集]

種別 1961 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2020 2021 2022 2023 2024
連絡機 AC
O-1 - - - 20 20 - - - - - - - -

無人機[編集]

種別 1961 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2020 2021 2022 2023 2024
偵察機 ISR
紅雀 - - - -
摩羯 - - - - - - - - - -

回転翼機[編集]

種別 1961 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2020 2021 2022 2023 2024
戦闘ヘリ ATK - - - - 53 62 62 96 96 96 96 96 96
AH-1W - - - - 53 62 62 61 61 61 61 61 61
AH-64E - - - - - - - 29 29 29 29 29 29
汎用ヘリ MRH OH-58D - - - - 26 39 39 38 38 38 38 38 37
輸送ヘリ TPT - - 127 120 134 89 89 84 38 38 38 38 38
OH-13H - 6 - - - - - - - - - - -
OH-6A - - 12 12 - - - - - - - - -
UH-1H - - 118 118 110 80 80 76 - - - - -
CH-47SD - - - - 7 9 9 8 8 8 8 8 8
UH-60M - - - - - - - - 30 30 30 30 30
練習ヘリ TRG TH-67 - - - - 30 30 30 29 29 29 29 29 29

対空火器[編集]

種別 1961 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2015 2020 2021 2022 2023 2024
ミサイル SAM - - 100+ 140+ 241+ 581+ 678+ 76+ 76+ 76+ 76+ 76+ 76+
FIM-92 - - - - - 465+
M1097 - - - - 74 74 74 74 74 74 74 74 74
MIM-72/M48 - - 20 2 2 2 2 2 2 2 2 2
対空砲 SP M42 - - 300 400 400 400 - - - - - - -
TOWED L70 - - - - - - - - -

小火器[編集]

拳銃[編集]

名称 注釈
51式拳銃 2018年から5年以内に退役
51K1式拳銃 2018年から5年以内に退役
M1911A1拳銃 2018年から5年以内に退役
FN ブローニング・ハイパワー アメリカからの軍事援助により多数が供与されている。
97式拳銃
T75K3式拳銃
グロック17,19
ステアー M
H&K USP
ワルサー PPQ英語版
S&W M&P

短機関銃・機関拳銃[編集]

名称 注釈
37式 予備保管されている。
キャリコ M960英語版
77式短機関銃
ウージー短機関銃
MP5SD3機関銃
MP5A5機関銃
FN P90 1992年頃配備されたものと推察される。

散弾銃[編集]

小銃 [編集]

  • 24式中正式歩槍
    • 観閲部隊の式典用の装備として用いられる。中華民国軍時代の1920年代に作られた非常に古い銃である。
  • M1ガーランド
    • 軍事パレード等で観閲部隊用の装備として用いられる。アメリカからの軍事援助により多数が供与されている。

アサルトカービン [編集]

自動小銃 [編集]

  • 65式歩槍
    • 2000年代初頭には退役したが、訓練用途や空軍の装備としては現役である。
  • 86式歩槍
    • 評価用として用いられている。
  • 68式歩槍
    • ステアーAUGをライセンス生産したもの。
  • 91式歩槍
    • 標準装備として広範的に使用されている。
  • M16A1突撃歩槍

バトルライフル [編集]

  • 57式歩槍
    • スプリングフィールドM14をライセンス生産したもので、戦時用の予備装備として保管されている。なお、狙撃銃として運用されるものも存在する。
  • スプリングフィールドM14
    • ベトナム戦争時にアメリカより多数が供与された。戦時用の装備として保管されている。

軽機関銃(分隊支援火器) [編集]

重機関銃 [編集]

マークスマンライフル(狙撃銃としても使用)[編集]

狙撃銃[編集]

グレネードランチャー [編集]

計画中/購買中[編集]

調達中

九陣計画:M136火山地雷システム14両を調達し、最初の7両を2023年末までに、次の7両を2026年に納入する。

轟雷計画:29両のM142 高機動ロケット砲システム、最初の18両は2026年に引き渡される予定。

銳捷計画:108台のM1A2T戦車、14台のM88A2回収車、16両のM1070A1輸送車、16両のM1000輸送車。2024年から2026年にかけて、3バッチに分けて納入される予定だ。

鐵騎計画:国產JLTVは中華民国国防部第209兵站廠で開発されており、2024年に初期運用評価を完了する予定である。

獵隼計画:予算約143億ドルで、陸劍二対空ミサイル246発、発射車29両、指揮車6両、CS/MPQ-90 蜂眼レーダー6両を含む

獵犀計画:FGM-148ミサイル400発、発射器42基を追加購入し、2024年引き渡される予定。

獵狸計画:TOW-2B RFミサイル1,240〜1,700発、57個の発射器、100台のM1167を調達する。

FIM-92:第1段階では、2019年から2025年にかけて、ミサイル250発、発射器108個、敵味方識別装置108個を調達する。

雷昇計画:雷霆2000MLRS射程100km延長型の開発。

雷霆2000MLRS:サンダー2000用のMK30およびMK45ロケットに18億ドルを追加購入。

新型レーダーシステム:耐用年数が10年を超え、製造中止となった旧式のPSTARレーダーに代わるものとして、2022年から2026年にかけて11両の 「CS/MPQ-90 蜂眼レーダー 」の追加購入しに32億ドルが計上されている。

野戦情報通信システム:戦区情報通信システムプロモーション。

112式歩槍:最初の25,000丁は、陸軍の第一線戦闘部隊による代替用として2025年に購入される予定だが、1丁あたりの単価はまだ調整中だ。

新型狙撃銃:T108 7.62口径狙撃銃、T112 12.7mm口径対物狙撃銃

将来展望[編集]

現在「デジタル化、立体化、機械化」を中心にした装備更新が目標とされている。

デジタル化
情報、電子作戦能力の確立と、三軍の統合作戦能力の強化
立体化
地上と空域作戦の統合と、強化
機械化
攻撃力の強化と、作戦の即応性及び機動性の向上

この他、「軍事費削減、余剰費用の見直し、戦力強化」を柱にした精実案と称される改革も行なわれている。

階級[編集]

士官[編集]

NATO code OF-10 OF-9 OF-8 OF-7 OF-6 OF-5 OF-4 OF-3 OF-2 OF-1 OF(D)
階級章 廃止 なし
階級 特級上将
(五星)
一級上将
(四星)(Full general)
二級上将
(三星)(General)
中将(Lieutenant

general)

少将(Major general) 准将大校 上校(Colonel) 中校(Lieutenant colonel) 少校(Major) 上尉(Captain) 中尉(First lieutenant) 少尉(Second lieutenant) 軍校生

下士官及び兵[編集]

NATO code OR-9 OR-8 OR-7 OR-6 OR-5 OR-4 OR-3 OR-2 OR-1
階級章
階級 一等士官長(First class master sergeant) 二等士官長(Second class master sergeant) 三等士官長(Third class master sergeant) 上士(Staff sergeant) 中士(Sergeant) 下士(Corporal) 上等兵(Private specialist) 一等兵(Private first class) 二等兵(Private)

陸軍上層部[編集]

陸軍司令部には総司令(司令)1名、副総司令(副司令)2名、参謀長1名、副参謀長数名を置く。総司令(司令)は大将(上将)、副総司令(副司令)及び参謀長 は中将、副参謀長は少将が充てられる。

歴代陸軍司令[編集]

写真 氏名 就任年月日 退任年月日 備考
陸軍総司令
第1代 顧祝同大将 1946年6月1日 1948年8月4日
第2代 余漢謀大将 1948年5月13日 1949年2月9日
第3代 張発奎大将 1949年2月9日 1949年6月26日
第4代 顧祝同大将 1949年6月26日 1949年8月25日
第5代 関麟徴大将 1949年8月25日 1949年12月
第6代 顧祝同大将 1949年12月 1950年3月
第7代 孫立人大将 1950年3月 1954年6月
第8代 黄杰大将 1954年6月 1957年7月
第9代 彭孟緝大将 1957年7月 1959年6月
第10代 羅列大将 1959年6月 1961年8月
第11代 劉安祺大将 1961年8月 1965年8月
第12代 高魁元大将 1965年8月 1967年6月
第13代 陳大慶大将 1967年7月 1969年6月
第14代 于豪章大将 1969年7月 1975年3月
第15代 馬安瀾大将 1975年3月 1978年3月
第16代 郝柏村大将 1978年3月 1981年11月
第17代 蒋仲苓大将 1981年11月 1988年6月
第18代 黄幸強大将 1988年6月 1991年7月
第19代 陳廷寵大将 1991年7月 1993年7月
第20代 李禎林大将 1993年7月 1996年7月
第21代 湯曜明大将 1996年7月 1999年1月
第22代 陳鎮湘大将 1999年1月 2002年1月
第23代 霍守業大将 2002年1月 2004年4月
第24代 朱凱生大将 2004年5月 2006年2月 2006年1月1日、陸軍司令へと改称
陸軍司令
第1代 胡鎮埔大将 2006年2月 2007年2月
第2代 趙世璋大将 2007年2月 2009年2月
第3代 楊天嘯大将 2009年2月 2011年8月
第4代 李翔宙大将 2011年8月 2014年1月
第5代 厳徳発大将 2014年1月 2015年1月
第6代 邱国正大将 2015年1月 2016年11月
第7代 王信竜大将 2016年12月 2019年3月
第8代 陳宝餘大将 2019年4月 至今

[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 読売新聞「アメリカが台湾陸軍「大隊」を訓練へ…台湾有事にらみ、25年までに「自力で緒戦」強化」[1]
  2. ^ 本軍沿革” (中国語). 中華民國陸軍司令部 (2013年4月22日). 2011年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月21日閲覧。
  3. ^ 陸軍總司令部隊徽” (中国語). 國軍歷史文物館 (2013年4月22日). 2014年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月21日閲覧。

外部リンク[編集]