中華民国の警察

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中華民国の警察のシンボルマーク

中華民国の警察(ちゅうかみんこくのけいさつ)は、中華民国が設置している警察制度である。

ここでは主として1945年以降の中華民国の警察について解説する。

沿革[編集]

中国の近代警察制度は清朝の(光緒27年)に始まる。この年に従来の緑営が廃止され、新たに「巡警」が設けられた。これが中国の警察の起源である。

その後、光緒年間に全国各地に警察制度が整備されていった。

中華民国成立後は、中央政府の内務部(内務省)に「警政司」を、首都警察として「京師警察庁」を各省に「省警務処」を設けた。

国民政府の台湾移転後は、内政部警政署の下に警察が整備され、台湾省の機能凍結(「精省」という)以後は省政府警政庁の人員を警政署に移して現在に至っている。

組織[編集]

中華民国内政部に警察の中枢機関として「警政署」が置かれている。そして、各直轄市省轄市に「警察局」を置き、警政署が指揮監督している。

各市・県の警察局は、市・県政府の一部局ではあるが、警察局長などは中央の警政署によって任命される。結果として、現行の日本の警察に類似した制度となっている。

警政署の組織[編集]

幕僚単位
  • 行政組、保安組、教育組、戸口組、安検組、外事組、民防組、交通組、経済組、後勤組、秘書室、督察室、保防室、法制室、公共関係室、資訊室、勤務指揮センター、人事室、会計室、統計室、政風室、外事警察隊
署属機関
  • 台湾警察専科学院
  • 刑事警察局
  • 航空警察局
  • 国道高速公路警察局
  • 保安警察(第1~6)総隊
  • 国家公園警察大隊
  • 鉄路警察局
  • 台湾保安警察総隊
  • 港務警察局(基隆、台中、高雄、花蓮)
  • 警察電訊所
  • 警察広播電台
  • 民防防情指揮管制所
  • 警察機械修理廠

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]