中田秀夫

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なかた ひでお
中田 秀夫
中田 秀夫
生年月日 (1961-07-19) 1961年7月19日(62歳)
出生地 岡山県浅口郡金光町
職業 映画監督
ジャンル ホラーサスペンス
主な作品
女優霊
リング』シリーズ
仄暗い水の底から
スマホを落としただけなのに
事故物件 恐い間取り
 
受賞
シッチェス・カタロニア国際映画祭
グランプリ
1999年リング
審査員特別賞
2002年仄暗い水の底から
ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭
金鴉賞(グランプリ)
1999年『リング』
ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭
グランプリ
2003年『仄暗い水の底から』
芸術選奨
文部科学大臣新人賞
2002年ラストシーン
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中田 秀夫(なかた ひでお、1961年7月19日 - )は、日本映画監督

略歴[編集]

人物[編集]

  • デビュー作が『本当にあった怖い話』シリーズの一作であったり、出世作も『女優霊』というホラー作品であり、何よりも『リング』の監督であることからホラー(専門)監督と見なされることが多いが、本人に取り立ててホラー映画指向はなく「本当に撮りたいものはホラーではない」と公言している。実際はメロドラマ志向の人であり、手塚治虫原作『ガラスの脳』はそれが結実した念願の企画でもある。
  • 映画ファンだったころからロマンポルノの巨匠小沼勝監督の作品を愛好し、日活の助監督時代にも小沼に師事した。もっとも小沼監督の現場は凄惨で、「(小沼に)殺意を抱いた」と冗談まじりに回顧している。2000年に小沼作品のドキュメンタリー映画『サディスティック&マゾヒスティック』を撮った。
  • 撮影中は、常に頭にタオルを巻いていることが多い[3]

監督作品[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

配信ドラマ[編集]

助監督作品[編集]

出演[編集]

映画[編集]

テレビ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 藤木TDC「中田秀夫インタビュー」『映画秘宝』2017年2月号、洋泉社、80 - 81頁。 
  2. ^ 卒業生の活躍”. 金光学園中学校・高等学校. 2013年5月16日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ ZIP!|2013/12/03(火)放送”. TVでた蔵. ワイヤーアクション. 2014年7月8日閲覧。
  4. ^ “藤原竜也&山田孝之、中田秀夫監督新作で初共演!大ヒット韓国映画をリメイク”. 映画.com. (2013年7月1日). https://eiga.com/news/20130701/1/ 2013年7月2日閲覧。 
  5. ^ “最新ホラー映画『劇場霊』、主演はぱるる”. BARKSニュース (グローバル・プラス). (2014年12月14日). https://www.barks.jp/news/?id=1000110692 2014年12月15日閲覧。 
  6. ^ “相葉雅紀、8年ぶり映画主演決定 初ホラー作品挑戦に「本当に光栄」<“それ”がいる森>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2022年3月28日). https://mdpr.jp/cinema/detail/3077293 2022年3月28日閲覧。 
  7. ^ 映画『禁じられた遊び』映画化決定!戦慄のビジュアル解禁!”. 映画. 東映 (2022年11月5日). 2022年11月5日閲覧。
  8. ^ おうちでアート「極上 美の饗宴」”. ほぼ毎日、美術番組がゾクゾク!ワクワク!NHK。. 日本放送協会. 2013年5月16日閲覧。[リンク切れ]
  9. ^ 真紀和泉 (2013年5月7日). “「竹内結子の中に入りたい」。ホラー映画『リング』の中田秀夫監督が“主役は女優に限る”ワケ。”. Techinsight (メディアプロダクツジャパン). https://japan.techinsight.jp/2013/05/ringkantoku-takeutinihairu-rockyou20130504.html 2013年5月16日閲覧。 
  10. ^ スカパー!映画部 ホメシネX(クロス) (BSスカパー! 毎週水曜日 夜10:00~)”. スカパー・エンターテイメント. 2013年5月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月16日閲覧。
  11. ^ アウト×デラックス|2014/06/05(木)放送”. TVでた蔵. ワイヤーアクション. 2014年7月8日閲覧。
  12. ^ あっちゃんは映画マニア”. SWITCHインタビュー ここだけの話. 日本放送協会. 2014年7月8日閲覧。

外部リンク[編集]