中村航

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中村 航
(なかむら こう)
中村航さんトークショー〜人気作家が間近に!〜【2014年11月15日(土)取材】.jpg
中村航(2014年)
誕生 (1969-11-23) 1969年11月23日(47歳)
日本の旗 日本 岐阜県大垣市
職業 小説家
最終学歴 芝浦工業大学工学部工業経営学科卒業
主な受賞歴 第39回文藝賞(2002年)
第26回野間文芸新人賞受賞(2004年)
デビュー作 「リレキショ」(2002年)
公式サイト 中村航公式サイト
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中村 航(なかむら こう、1969年11月23日 - )は、日本の小説家岐阜県大垣市出身。

経歴[編集]

大垣市立北中学校岐阜県立大垣北高等学校芝浦工業大学工学部工業経営学科卒業[1]。10代の頃はバンド活動をしており、歌詞や曲の創作活動が好きだった[2]。卒業後、メーカー(公式サイトではF写真光機と記されている[1])に就職し、エンジニアとして働く[3]。27歳の時にバンドを辞めたため時間を持て余し[2]、友人に勧められて[3]小説を書きはじめる。執筆活動に専念するため、1999年、29歳の時に退社[3]。執筆することを中心に考え、合間に塾で勉強を教えたり、引っ越ししたりととにかく生活を変えた[3]2002年、31歳で『リレキショ』で第39回文藝賞受賞しデビュー。子供の頃に読んだ児童小説の他、影響を受けた作家は椎名誠村上春樹よしもとばなな江國香織角田光代など[4]

2006年に第6回スーパーダッシュ小説新人賞選考委員、2007年に第2回日本ケータイ小説大賞選考委員を務めた。

著書(2013年8月現在)の表紙イラストは本人が盟友と呼ぶ[3]イラストレーター宮尾和孝によるものが大半であり、作品によっては章の扉や作中にもイラストを手がけている。一部作品、別名義、共著、シリーズ、アンソロジーでは装画イラストから外れることがあるが、「奇跡」や「デビクロくんの恋と魔法」などのように文庫版の表紙や作中イラストのみで採用されることもある。

2015年1月よりナカムラコウ名義で雑誌月刊ブシロードで連載中の漫画「BanG_Dream!(バンドリ)[星の鼓動(スタービート)]」の原作を担当。[5]

受賞・候補歴[編集]

作品リスト[編集]

一般小説[編集]

  • はじまりの三部作[3]
  • その他長編小説
    • 100回泣くこと(2005年11月 小学館 / 2007年11月 小学館文庫
    • 絶対、最強の恋のうた(2006年11月 小学館 / 2008年11月 小学館文庫)
    • 僕の好きな人が、よく眠れますように(2008年10月 角川書店 / 2011年1月 角川文庫)
    • あのとき始まったことのすべて(2010年3月 角川書店 / 2012年6月 角川文庫)
    • 星に願いを、月に祈りを(2012年4月 小学館 / 2013年6月 小学館文庫)
    • トリガール!(2012年8月 角川マガジンズ / 2014年6月 角川文庫)
    • 僕らはまだ、恋をしていない!(2013年8月ハルキ文庫)
    • デビクロくんの恋と魔法(2013年11月 小学館 / 2014年10月 小学館文庫)
    • 小森谷くんが決めたこと(2014年7月 小学館)
    • 世界中の空をあつめて(2015年9月 キノブックス)
    • 年下のセンセイ(2016年1月 幻冬舎)
  • 短編集
    • あなたがここにいて欲しい(2007年9月 祥伝社 / 2010年1月 角川文庫
    • さよなら、手をつなごう(2013年3月 集英社文庫)

児童文学[編集]

全てナカムラコウ名義。中村航は自身のブログでこの名義のことを「中村航の生き別れの双子の弟」と記している[6]

  • 初恋ネコシリーズ - 絵・アルコ
    1. 放課後、いつもの場所で(2011年3月 集英社みらい文庫
    2. 帰り道、素直なキモチで(2011年11月 集英社みらい文庫)
    3. 本当にスキなひと(2012年6月 集英社みらい文庫)
  • ありがとう 〜ただ、君がスキ〜(2011年7月 学研パブリッシング) - 絵・宮尾和孝

ノベライズ[編集]

  • 奇跡(2011年4月 文藝春秋 / 2013年6月 文春文庫)

絵本[編集]

いずれもイラストは宮尾和孝。絵とショートストーリーのコラボレーション作品。

  • 星空放送局(2007年11月 小学館)
    • 収録作品:出さない手紙 / カラスは月へ / 星空放送局
  • オニロック(2009年2月 ジャイブ
  • 恋するスイッチ(2012年5月 実業之日本社
  • デビクロ通信200(2014年11月 小学館文庫)

漫画[編集]

共著[編集]

  • 終わりは始まり(2008年5月 集英社) - フジモトマサルとの共著。回文とショートストーリー。
  • 僕は小説が書けない(2014年10月 角川書店) - 中田永一との共著。同氏と交互に執筆。

アンソロジー[編集]

「」内が中村航の作品

  • あの日、「ライ麦畑」に出会った(2003年9月 廣済堂出版)「ある人の愛読書を読むという行為」 - エッセイアンソロジー
  • あの頃のこと―Every day as a child(2004年8月 ソニーマガジンズ)「金魚、祭り、ひばり、ネコ」 - 映画『誰も知らない』を記録した川内倫子の写真と“あの頃”を綴ったエッセイアンソロジー
  • I LOVE YOU(2005年7月 祥伝社 / 2007年9月 祥伝社文庫)「突き抜けろ」
  • LOVE or LIKE(2006年7月 祥伝社 / 2008年9月 祥伝社文庫)「ハミングライフ」
  • 宇宙兄弟(2012年3月 講談社文庫)「インターナショナル・ウチュウ・グランプリ」
  • あの日、君と Boys(2012年5月 集英社文庫)「さよなら、ミネオ」
  • 東京ホタル(2013年5月 ポプラ社)「はぐれホタル」

映像化作品[編集]

映画

脚注・出典[編集]

  1. ^ a b 中村航 (2012年3月7日). “Profil”. 中村航公式サイト. 2013年6月16日閲覧。
  2. ^ a b 「100回泣くこと」原作者が語る、この作品に込めた想い(1ページ目)”. Booklapウェブマガジン (2013年5月13日). 2013年12月25日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i 作家の読書道:第57回 中村航さん”. WEB本の雑誌 (2006年7月28日). 2013年6月16日閲覧。
  4. ^ 「100回泣くこと」原作者が語る、この作品に込めた想い(2ページ目)”. Booklapウェブマガジン (2013年5月13日). 2013年12月25日閲覧。
  5. ^ BanG_Dream!(バンドリ)公式サイト”. ブシロード. 2015年10月11日閲覧。
  6. ^ 中村航 (2011年2月27日). “◎ナカムラコウの著作リスト”. 中村航公式ブログ. 2013年6月16日閲覧。

外部リンク[編集]