中村本然

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中村 本然(なかむら ほんねん、1955年[1] - )は、真言宗真言密教)僧侶、仏教学者、密教学者。専攻は、弘法大師の思想並びに真言教学史、真言密教の安心論。息子は和歌山小5殺害事件の犯人の中村桜洲[2]

来歴[編集]

神戸市生まれ[1]1978年3月高野山大学文学部密教学科卒業。1981年3月、高野山大学大学院 文学研究科修士課程密教学専攻修了。1984年3月、博士後期課程密教学専攻進学 単位取得退学。1994年4月、高野山大学助教授1995年、日本密教学会賞受賞。2002年4月より高野山大学教授。2011年4月より高野山大学密教文化研究所所長も兼任している[3]

所属学会[編集]

  • 日本印度学仏教学会(1978年4月~)
  • 日本仏教学会(1978年4月~)
  • 日本密教学会(1978年4月~)
  • 空海研究会(1978年4月~。中国。)
  • 空海長安への道調査団(1984年2月~。中国。)
  • 密教研究会1990年4月~)
  • 日本山岳修験学会(1995年4月~)
  • 宗教倫理学会(2008年1月~)
  • 日本道教学会

著作[編集]

著書[編集]

  • 『真言密教における安心』高野山大学通信教育室 2003年8月
  • 『真言教学の諸問題 付参考資料』高野山大学通信教育室 2005年3月
  • 『『弁顕密二教論』を読む』高野山大学通信教育室 2008年3月
  • 『図説 真言密教がわかる! 空海と高野山』青春出版社 2012年3月2日ISBN 978-4-413043-52-6 

論文[編集]

  • 釈摩訶衍論』における染浄の特異性について(印度学佛教学研究(第32巻第1号) 、1983年
  • 『釈摩訶衍論』における不二摩訶衍法について-顕家と密家の註釈疏の比較を中心として-(密教学研究(第15号) 、1983年)
  • 体相用三大説考 -『釈摩訶衍論』を中心として-(密教文化(第163号)、1983年)
  • 『釈摩訶衍論』に説かれる熏習論の特徴について(高野山大学論叢(第23巻)、1988年
  • 『大宗地玄文本論』について-特に『釈摩訶衍論』との関係を中心として-(印度学佛教学研究(第37巻第2号) 、1989年
  • 真言教学のおける生死観ー特に道範の周辺を中心としてー(『空海研究』(第4空海研究会)、2010年2月)
  • 真言教学のおける生死観ー『宗骨抄』を中心としてー(日本仏教学会年報(第75号)、2010年9月
  • 『常盤井殿記録』について(高野山大学論叢(第46号)、2011年3月)
  • 弘法大師空海の『入楞伽経』理解ー『秘密曼荼羅教付法伝』を中心としてー(日本密教学会、2011年3月)
  • 『常盤井殿記録』にみる真言教学についてー特に道順の教説を中心としてー(日本印度学仏教学会(第60巻第1号)、2011年12月

その他寄稿[編集]

  • 「宗教と科学の対話」事業を推進するにあたって(『六大新報』第4292号 、2012年9月)
  • 真言密教の安心と現代ー長谷宝秀先生の唱えた凡聖不二観に基づく三句(因・根・究竟)安心説ー(『六大新報新春特集号』 、2013年1月)
  • 新刊紹介 山崎泰広著『宇宙からのメッセージ 大日経』は語る(『高野山時報』第3285号、2013年3月)
  • 〈特別講演〉「曼荼羅の心と即身成仏について」(『たいまつ通信』67号、2013年5月
  • インタビュー:「東日本大震災復興支援活動から学ぶ連続講座」(『六大新報』第4309号 、2013年5月)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

外部リンク[編集]