中島道子
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中島 道子(なかじま みちこ、本名:中嶋、1928年 - 2021年6月21日[1])は、日本の作家。
人物
[編集]福井県三国町(現・坂井市)生まれ。実践女子大学国文科卒業。福井県内の中学校で国語教諭として勤務。50代半ばより執筆活動を開始。戦国~江戸期の武将とその妻に関する歴史小説を多く手掛けた。日本ペンクラブ会員。明智光秀公顕彰会副会長。福井工業大学客員教授。
著書
[編集]- 遊女哥川 越前三国湊の俳人 (渓声出版 1985年)
- 諏訪御寮人 武田勝頼の母 (渓声出版 1988年3月) 「小説信玄と諏訪姫」(改題、PHP文庫)
- 熈子 明智光秀の妻 (紀尾井書房 1988年5月)
- 火輪 家光の生母お江与の方と春日局 (世界文化社 1989年3月)
- 裏切りの系譜 信長・光秀・秀吉の最期 (紀尾井書房 1990年10月)
- 怨念の絵師岩佐又兵衛 (河出書房新社 1992年4月)
- 濃姫と熈子 信長の妻と光秀の妻 (河出書房新社 1992年8月)
- それからのお市の方 北ノ庄落城異聞 (新人物往来社 1994年9月)
- 秀吉と女人たち (勁文社 1995年12月)
- 天下の悪妻 越前藩主松平忠直夫人勝子 (河出書房新社 1995年1月)
- 大笑面 仏を抱いた男 (河出書房新社 1997年4月)
- 母の慟哭 信長・秀吉・家康の母 (夏目書房 1997年10月)
- 湖影 明智光秀とその妻熈子 (KTC中央出版 1998年3月)
- 徳川三代と女房たち (立風書房 1999年10月)
- 前田利家と妻まつ 「加賀百万石」を築いた二人三脚 (PHP文庫 2001年9月)
- 松平忠輝 幕府に反抗しつづけた「家康の息子」 (PHP文庫 2002年10月)
- 柳生石舟斎宗厳 戦国を戦い抜いた柳生新陰流の祖 (PHP文庫 2003年2月)
- 松平春嶽 「幕末四賢侯」と称された名君 (PHP文庫 2003年10月)
- 源義経と静御前 源平合戦の華若き勇者と京の舞姫 (PHP文庫 2004年9月)
- 山内一豊と妻千代 「土佐二十四万石」を築いた夫婦の物語 (PHP文庫 2005年9月)
- 戦国の「いい妻」「ダメな妻」 (PHP文庫 2009年1月)
- わし駄目かも… 認知症・肺癌と闘った夫へ (渓声出版 2009年1月)
- 戦国の「いい男」「ダメ男」 (PHP文庫 2010年4月)
- 江 波瀾と愛憎の生涯 (世界文化社 2010年11月)
脚注
[編集]- ^ "坂井市出身の歴史小説家 中島道子さん死去 93歳". 福井新聞. 15 July 2021. 2022年5月1日閲覧。