中央公園 (熊谷市)

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中央公園

中央公園の枝垂桜「玉津留姫」
中央公園 (熊谷市)の位置(埼玉県内)
中央公園 (熊谷市)
分類 都市公園
所在地
座標 北緯36度08分51.7秒 東経139度23分24.7秒 / 北緯36.147694度 東経139.390194度 / 36.147694; 139.390194座標: 北緯36度08分51.7秒 東経139度23分24.7秒 / 北緯36.147694度 東経139.390194度 / 36.147694; 139.390194
面積 3.1ha
運営者 指定管理者
設備・遊具 芝生広場、記念広場、子供広場、カナール、壁泉、噴水など
駐車場 なし
アクセス 熊谷駅より徒歩15分、「中西1丁目」「市役所前」バス停より徒歩1分
事務所 埼玉県熊谷市宮町
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中央公園(ちゅうおうこうえん)は、埼玉県熊谷市宮町にある熊谷市立の公園である。


歴史[編集]

熊谷市立富士見中学校が現中央公園北半分に1948年昭和23年)に開校されたのちに、体育館プールなどを増築した結果、運動場がなくなり、熊谷市役所隣にあった旧中央公園を運動場代わりに使用していた。学校側からの強い要望により、1972年昭和47年)11月に富士見中学校の移転が決まる[1]

1981年昭和56年)に「熊谷市総合振興計画基本構想」を策定し、その中で富士見中学校移転後に市制50周年記念事業としてのメモリアルパークとして新しい中央公園が整備されることが決まる[2]

「緑のオアシス」をテーマに進められていた基本計画は1983年昭和58年)4月にまとまり、総体的なテーマとして「緑と花と水と太陽」となった。シンボル広場、壁泉、憩いの広場、カナール、芝生広場、記念広場、子供の広場、展望休憩所、四季の道、花木園、緑化相談所のほか、トイレ、駐輪所、公衆電話などの施設の建設が予定された。3年間の工事期間で整備する[3][4]

1986年昭和51年)5月2日 オープン[5][6]

1991年(平成3年)2月23日に、熊谷青年会議所が、京都の円山公園枝垂れ桜の流れをくみ孫桜とされる「祇園枝垂れ桜」を植樹した。桜守の佐野藤右衛門が育てた[7]

年表[編集]

主な樹木[編集]

  • 一重白彼岸枝垂桜
    • 熊谷直実の二人の姫の名前が愛称としてつけられている。「玉津留姫」は、1991年(平成3年)2月23日に公園の西に植樹された。「千代鶴姫」は、1991年(平成3年)2月23日に公園の中央南に植樹された[16]

隣接施設[編集]

脚注[編集]

  1. ^ “富士見中の移転建設メドつく、現校庭は中央公園に”. 埼玉新聞. (1972年11月18日) 
  2. ^ 『市報くまがや』熊谷市、1982年3月号
  3. ^ “熊谷市の中央公園 基本計画まとまる”. 埼玉新聞: p. 7. (1983年4月12日) 
  4. ^ 市報くまがや昭和58年5月号
  5. ^ 『市報くまがや』熊谷市、1986年5月号
  6. ^ “熊谷市「中央公園」が完成”. 埼玉新聞: p. 12. (1986年5月1日) 
  7. ^ “祇園枝垂れ桜を植樹”. 埼玉新聞: p. 13. (1991年2月24日) 
  8. ^ 『熊谷市史 通史編』熊谷市、1983年
  9. ^ 熊谷市史
  10. ^ 埼玉新聞(1983年4月12日朝刊)
  11. ^ 新井壽郎 (1993-08), 埼玉ふるさと散歩〈熊谷市〉, ISBN 487891050X 
  12. ^ 埼玉新聞(1986年2月23日朝刊)
  13. ^ 埼玉新聞(1986年5月1日朝刊)
  14. ^ 埼玉新聞(1991年2月24日朝刊)
  15. ^ 中央公園 - 熊谷市
  16. ^ 渡辺洵一郎「中央公園の記念樹(熊谷の巨木・銘木・珍木・伝説の木)」『熊谷市郷文化会誌』熊谷市郷土文化会、48号、1993年11月、pp.11-15

外部リンク[編集]