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中国医科大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中国医科大学
旧称 瀋陽医学院
種別 国立大学
設立年 1932年 (1932)
所在地 中華人民共和国
遼寧省瀋陽市瀋北新区蒲河路77号
公式サイト www.cmu.edu.cn
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中国医科大学(ちゅうごくいかだいがく、英語: China Medical University)は、遼寧省瀋陽市瀋北新区に本部を置く中華人民共和国の国立大学。1932年創立、1940年大学設置。

新生中国で最初に設置された国立の医科大学で、下に述べる3つの医学校が合併して成り立っている。

なお、英文名のChina Medical Universityは同名の大学台湾にもあるが、この中国語名は中国医薬大学である。

沿革

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新生中国で最初に設置された国立医科大学で下に述べる3つの医学校が合併して成り立っている。

国立中国医科大学

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  • 1932年:中国工農紅軍軍医学校を江西省に設立し、同年中国工農紅軍衛生学校と改名
  • 1934-1936年:長征を経て、陝西省延安へ移動
  • 1940年:中国医科大学と改名
  • 1946年:黒竜江省へ移転し、東北軍医大学も合併
  • 1947年:東北大学医学院を合併
  • 1947-1948年:中国東北地区に4分校を設立
  • 1948年:瀋陽へ移転し、国立瀋陽医学院(下記)と私立遼寧医学院(下記)を合併
  • 1956年:中国医科大学を瀋陽医学院へ改名
  • 1978年:名称を中国医科大学へ戻す

旧満洲医科大学

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満州医科大学全景
  • 1911年:南満医学堂 - 満鉄が創設した私立の医学校で、日本人と中国人の共学による授業が行われた。日本の文部省より専門学校の認定を受け、授業は日本人教員によって「内地」の医専と同じ教育課程で日本語による教育が行われ、中国人学生のために予科を設置し、日本語を中心とした予備教育も行われた。[1]
  • 1922年:満洲医科大学中国語版へと昇格
  • 1945年:国立瀋陽医学院 - 日本の敗戦により中国に接収され変更
  • 1948年:中国医科大学へ合併

私立奉天医科大学

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  • 1892年:西医学堂会(『奉天三十年』を著わしたドゥガルド・クリスティーが設立)
  • 1912年:奉天医科大学
  • 1945年:私立遼寧医学院
  • 1948年:中国医科大学へ合併

中国医科大学の付属病院に、第一医院、盛京医院、第四医院、などがある。

脚注

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  1. ^ 『「満州」における教育の基礎的研究 第2巻』竹中憲一、柏書房, 2000, p297

関連項目

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