両替町

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両替町二丁目(2012年8月)
両替町一丁目にある、駿府銀座跡碑

両替町(りょうがえちょう)は、静岡市葵区の地名のひとつ。

江戸時代から続く町名の一つで、一丁目から六丁目までの6町からなっていたが、1940年静岡大火後の町名整理により、旧・一丁目から三丁目が現・一丁目、旧・四丁目から六丁目が現二丁目の2町に改められた。なお、一丁目と二丁目は接しておらず、間に七間町が入っている。

歴史[編集]

両替町の歴史は、慶長11年(1606年)、徳川家康によって駿府城の蓄財としての銀貨鋳造所(銀座)が旧二丁目付近に設置されたことに始まる。町名の「両替」は、銀座の業務として灰吹銀を買い入れ公鋳の丁銀と引き換えることである。また、この銀貨鋳造所の周辺には両替商が集積した。

家康が隠居した後の1612年になると、銀貨鋳造所は駿府から江戸に移転した。この江戸に移転した銀貨鋳造所が置かれた土地が、東京都銀座である。東京都の銀座は、江戸時代(特に慶長から寛永にかけて)には「新両替町」と呼ばれていた。

江戸移転前のかつての駿府銀座の所在地である現在の静岡市の両替町(特に静岡駅に近い二丁目付近)は、静岡県最大の歓楽街となっている。

また、江戸時代の銀座の中心的存在であった京都銀座は、現在では両替町通として名を残す。