世界貿易センタービル (東京)

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世界貿易センター

世界貿易センタービル(せかいぼうえきセンタービル)は、東京都港区浜松町二丁目にある、会議室・展示場・結婚式場・展望台・レストラン街などを備えた複合オフィスビルである。

建設[編集]

1970年(昭和45年)3月、日本で3番目、東京で2番目に竣工した40階、152mの超高層ビル。世界貿易振興を目的とし、日本東京商工会議所を母体として設立された株式会社世界貿易センタービルディングによって建設された。設計は、日建設計、武藤構造力学研究所で施工は鹿島建設が行った。日本初の超高層ビルである霞が関ビル(36階、147m)より2年遅れて竣工、高さで5m上回り、1971年6月、西新宿京王プラザホテル(47階、169m)が竣工するまでの僅かな間だが日本一の高さを誇った。

本ビル敷地を含む「浜松町二丁目4地区」都市計画(2014年(平成26年)度着工~2024年(平成36年)度竣工予定)に伴い、2019年(平成31年)度に解体着手される予定である[1][2][3]

周辺[編集]

JR東日本山手線京浜東北線浜松町駅東京モノレール羽田空港線モノレール浜松町駅とは2階のコンコースで、都営地下鉄大江戸線浅草線大門駅には地下1階通路で接続されている。また、隣接する別館には地方都市とを結ぶ高速バス各社、お台場東京ビッグサイト方面へ向かうkmフラワーバスはとバスのターミナル(浜松町バスターミナル)がある。

建物[編集]

  • 正式名称: 世界貿易センタービルディング
  • 高さ: 152m
  • 竣工: 1970年
  • 本館: 地上40階、 地下3階(地上13階部分は機械室、最上階となる40階には展望台「シーサイド・トップ」がある。)
    • エレベーター数:28基(三菱電機製10基、日立製18基)
  • 別館: 地上5階 地下3階

建設計画[編集]

ニューヨーク州での建設計画も含む。

1943年ニューヨーク州知事トマス・E・デューイニューヨーク市ロウアー・マンハッタンに高層ビルの建設を提案。法案は可決されたが、ミッド・マンハッタン開発のほうが盛んとなり、1949年に延期が決定。
1960年デイヴィッド・ロックフェラーが、ニューヨーク港湾公社にビルの建設計画を提案。
1961年ニュージャージー州の新知事がニューヨーク港湾公社ハドソン・アンド・マンハッタン鉄道を売却することに合意し、地権者移転のため土地収用が開始。
1964年ニューヨーク港湾公社は地権者移転先の土地収用を完了。東京では、建設計画のため資本金25億円で不動産会社東京ターミナルが設立、また運営組織として社団法人世界貿易センターが設立。日本商工会議所東京商工会議所の当時の会頭は足立正
1965年、東京の計画は資本金を50億円に増資。マンハッタンの予定地では土地買収と建物取壊しが開始。
1966年、マンハッタンの予定地では建物取壊しが完了し起工。
1968年、マンハッタンのビルが着工。
1967年、東京の計画が都市計画法に基づく「特定街区」の指定を受けて着工。
1970年、マンハッタンと東京のビルが竣工。東京では東京ターミナルの全額出資で株式会社貿易ビルサービスが設立。マンハッタンでワールド・トレード・センター連合 (World Trade Centers Association、WTCA) が創立し、東京の社団法人世界貿易センターも創立メンバーとして加盟。
1974年、不動産会社「東京ターミナル」が「世界貿易センタービルディング」と名称変更。
世界貿易センター周辺
最上階40階の展望台から見た東京タワーの夜景。手前に増上寺が見える。

一般社団法人 世界貿易センター(東京)[編集]

一般社団法人世界貿易センター(東京)は、ワールド・トレード・センター連合 (World Trade Centers Association、WTCA) の創立メンバーで、世界貿易センタービルでの会員への会議室提供の業務などのほか、国際的な市場調査や国際展示会参加支援などの業務を行っている。

モノレール浜松町駅ビル

交通[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯35度39分22.72秒 東経139度45分24.14秒 / 北緯35.6563111度 東経139.7567056度 / 35.6563111; 139.7567056