世界殺人公社

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世界殺人公社
The Assassination Bureau Limited
監督 ベイジル・ディアデン英語版
脚本 マイケル・レルフ英語版
ウォルフ・マンキウィッツ英語版
製作 マイケル・レルフ
出演者 オリヴァー・リード
ダイアナ・リグ
テリー・サバラス
クルト・ユルゲンス
音楽 ロン・グレイナー英語版
撮影 ジェフリー・アンスワース
編集 テディ・ダーバス
配給 パラマウント映画
公開 イギリスの旗 1969年3月10日
日本の旗 1969年5月30日
上映時間 110分
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
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世界殺人公社』(せかいさつじんこうしゃ、The Assassination Bureau) は、1969年に公開されたイギリスブラック・コメディ映画アドベンチャー映画テクニカラー。製作はマイケル・レルフ英語版。監督はベイジル・ディアデン英語版。出演はオリヴァー・リードダイアナ・リグテリー・サバラスクルト・ユルゲンス。 カルディナーレが出演した初の英語圏の映画である。映画はパラマウント映画によって米国で公開された。ジャック・ロンドンの1963年の未完の小説『暗殺者英語版』を原作としている。

『世界殺人公社』は監督ベイジル・ディアデン英語版の最終作の前の作品であった[1]

ストーリー[編集]

1906年、ヨーロッパにて発生した連続殺人事件を追っていた記者のソーニャは、背後に世界的な組織がいることを疑い、新聞王ロード・ボストウィックに相談する。その後、彼女は殺人プロ協会会長イバンとのやり取りに成功する。イバンは殺人をゲームとしてとらえており、会員同士の殺し合いをも受け入れていた。その後、会合が開かれ、ボストウィックもイギリス代表として出席した。

イバンによる暗殺が繰り返され、ソーニャもそれを記事にする。その矢先、ウィーンのフェルディナンド公が暗殺され、大騒動になる。ボストウィックはフェルディナンド公の死によってヨーロッパ中の王家たちが集まったところへ爆弾を落とし、無政府状態にするという狙いがあったが、イバンとソーニャに見つかり、事なきを得た。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
TBS
ソーニャ・ウィンター ダイアナ・リグ 沢田敏子
イワン・ドラゴミロフ オリヴァー・リード 田中信夫
ボストウィック卿 テリー・サバラス 森山周一郎
フォン・ピンク将軍 クルト・ユルゲンス 久松保夫
ルコヴィル フィリップ・ノワレ 加藤正之
モンツォオ ヴァーノン・ドブチェフ 田中康郎
不明
その他
N/A 日高晤郎
西村知道
国坂伸
藤城裕士
石井敏郎
日本語スタッフ
演出
翻訳
効果
調整
制作 東北新社
解説 荻昌弘
初回放送 1975年10月27日
月曜ロードショー

出典[編集]

  1. ^ Basil Dearden The Guardian 25 Mar 1971: 5

外部リンク[編集]