世界政府

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世界政府(せかいせいふ、world government)とは、国家の上部組織として世界全体を統治する、構想上の政府である。

「人種・言語などの差を乗り越えた世界平和・人類平等のためには全ての国家を統合した世界国家を建設すべきである」という考え方に立って主張される。現在においてこの構想に似た理想を掲げ、実現させている組織はEUのみだが、EUはあくまでヨーロッパ圏内の統合を目指すものとされており、世界国家或いは世界政府を志向するものではない。

1920年に創設された国際連盟およびその後身組織の国際連合は、その機能が限定されており世界政府と言えるような組織ではなく[1]、これまでの人類の歴史上、世界政府は一度も実現されたことはない。

現況[編集]

国際連合の旗

2018年現在地球全体を政治的、経済的、軍事的に統治するような組織や憲法、法律は存在しない。

現在の世界は、地理、人種、宗教、言語などの違いによって、「国家」と呼ばれる、おおよそ200のそれぞれが互いに違う政治的構造を持った領域に分かれている。これらの国家は、それぞれ数多くの国際連合に代表される国際機関や条約に加入しているが、それらに法的な実行力・拘束力のあるものは少なく、また参加する国家の自由意志によって参加や脱退が可能となっている。

地球全体を政治的、経済的、軍事的に統治できるものではないが、世界政府と目的を同一とするような、代表的な国際組織や条約を挙げる。

世界政府に対する意見[編集]

アルベルト・アインシュタイン
アルベルト・アインシュタイン
アルベルト・アインシュタインは、特に第二次世界大戦後の晩年にその樹立を強く主張していたことで知られる。1946年、彼は国連総会に世界政府樹立を提唱する手紙を送っている。
私が世界政府を擁護するのは、今まで人間が遭遇した最も恐るべき危険を除去する方法が他にはあリ得ないからである。人類の全体的破滅を避けようという目標は、他のいかなる目標にも優位しなければならない。
アルベルト・アインシュタイン


スティーヴン・ホーキング
スティーヴン・ホーキング
人工知能(AI)の危険性について度々言及していた理論物理学者スティーヴン・ホーキングは、AIが人類に対して反乱を起こすことによって滅亡する可能性は十分あり得るとし、それを防ぐには世界政府の樹立が必要であると指摘した[出典無効]
「抑制が効かなくなる前に、いち早く脅威を発見しなくてはなりません。そのためには何らかの世界政府が必要になります。私の発言は破滅的に聞こえるかもしれませんが、私は楽観主義者です。いずれ人類はこれらの危機に対処するため立ち上がるでしょう。」
スティーヴン・ホーキング

フィクションにおける世界政府[編集]

  • ONE PIECE - 日本の漫画。「世界政府」という組織が登場する。

その他[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]