世界三大夜景

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

世界三大夜景(せかいさんだいやけい)とは、世界中の代表的な夜景を3か所選んだものを指す。日本では、各地の夜景の紹介において、100万ドルの夜景[1]、1,000万ドルの夜景[2]日本三大夜景と言われる日本国内の各種団体による(命名者不明も含め)色々な表現を見ることができるが、その一つとして、香港函館ナポリ夜景を世界三大夜景と称するものがある[3]。ただし、この3か所を選択した人物や団体、根拠、時期などは不明である[4]

日本以外においては、中華圏でのみ和製漢語として使われることがあるだけであり、世界的に使われる言葉ではない[5][6][7]

一覧[編集]

民間団体による認定の例[編集]

日本の一般社団法人・夜景観光コンベンションビューローが、同法人が認定を行っている夜景鑑定士3500人へのアンケートを基に、2012年10月に長崎市で行われた「夜景サミット2012 in 長崎」において、香港長崎モナコを「世界新三大夜景」と認定し、日本国外においては香港メディアがその様子を伝えた[4][8]

脚注[編集]

  1. ^ 1953年に電力会社幹部が神戸の夜景について「六甲山から見た神戸の電灯の電気代」に絡めて命名した。夜景#日本における夜景
  2. ^ 神戸国際観光コンベンション協会
  3. ^ 函館山(日本三大夜景)(パノラマ夜景.com)、ナポリの夜景 世界三大夜景(こよなく夜景を愛する人へ)
  4. ^ a b 世界新三大夜景は、モナコ、香港、長崎誠Style、2012年10月9日)
  5. ^ 網路城邦週報・世界三大百萬夜景
  6. ^ TVB 旅遊網・旅遊情報・義大利 TVB 旅遊網・旅遊情報・函館
  7. ^ wikipediaにおいて、「世界三大夜景」の記事は、日本語版の他に、中国語版、広東語版に存在している。
  8. ^ 香港再次獲選世界三大夜景城市 Archived 2012年10月14日, at the Wayback Machine. なお、この記事を含めた香港各紙の報道では「前回の大会では函館、香港、ナポリが世界三大夜景として選ばれ、香港は唯一の連続認定都市となった」とされたものが多く、中国語版や広東語版のwikipediaでもそれに準じた記述がなされているが、同団体が夜景サミットを開催したのは2012年が初めてであるのでこれは誤報である。中国語版広東語版も参照のこと。

関連項目[編集]