世界で一番くだらない番組

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世界で一番くだらない番組』(せかいでいちばんくだらないばんぐみ)は、1990年からフジテレビ他で深夜に放送された単発特別番組のタイトル。

この項目では、2001年に放送された番組『北半球で一番くだらない番組』も同列に紹介する。

概要[編集]

そのタイトルが示すがごとく、くだらないかつシュールコントを連発する番組である。需要性のない商品を取り上げるコーナー「日光テレフォンショッピング」や有名人の名前を違った解釈で読むコーナーなど、そのシュール性は従来のバラエティ番組の常識さえも逸軌した。

この番組は、1990年代初頭には「世界で一番くだらない番組 意味なしほーいち」などといった題で不定期で放送されていた。この当時の番組は、フジテレビのほか、関西テレビ(「真夜中テレビ」枠内)、東海テレビ(「スーパーフライデー25」枠内)でも放送された。以後タイトルをマイナーチェンジしつつ、不定期単発としてシリーズ化された(フジテレビでは改編期に多く放送)。その後の2001年に前述の『北半球 - 』の題で二度にわたり復活した。

出演者[編集]

日光テレフォンショッピング」の案内役や「便所道具株式会社」の社長役など名前がクレジットされていない出演者も多かった。

声の出演[編集]

番組内で放送された「コーナー」や「小ネタ」[編集]

  • 赤いお父さんシリーズ
  • 赤いお父さんの前にある小ネタ
  • ニュース - 当時(河田町本社)の第7スタジオ(報道スタジオ)で撮影を行い、実際にスーパータイムスピークのセットを流用(ただし、あくまでパロディであることが分かるように、FNNロゴは隠されていたほか、スタジオの照明もわざと落として暗めの背景としていた)。リポーターのツメオカさん(演じるは横田砂選。「家業最前線」のリポーター、「クイズ貧富の差なんて」の司会も担当)による中継、「田中さんの駄洒落」「日本昔ニュース」などのコーナーなどがある。男性キャスターの疑問に対し女性キャスターが「さぁ?」と相槌を打つのがお約束である。
  • 電話de注文
  • できない男
  • 蓄膿症シリーズ
  • 家業最前線 - 当時、フジテレビで放送されていた「企業最前線」のパロディ。サブタイトルの「出す!拭く!流す!」も、「企業最前線」で取材先の企業を紹介するキャッチフレーズのパロディである。毎回リポーターのツメオカさんが決まって「便所道具株式会社」という架空の企業を取材。そこの社長・狐窪鶏郎(演じるは山崎満)が自慢の新製品を紹介するが…
  • ドザエモン - 「ぼくドラえもん」をBGMに乗せて、ドラえもんの人形を水に浮かせる( = 「ドラえもん」と「土左衛門」をかけた所謂オヤジギャグ)演出。ただし、権利関係の問題もあるので、浮かせていたドラえもんはすべてうつ伏せで顔は見えないようになっていた。ドラえもん自身は他殺か投身自殺かどうかは不明。
  • はさまった人 - 電車に股間が挟まった人の映像を流すだけのもの。
  • ナウシカちゃんを捜せ - 「ナウシカちゃん」と名付けたそれを新宿から飛ばし、「ナウシカちゃんを見つけた方は番組までご一報を」という意味のない呼び込みを行った。見つけた人には粗品が用意されたらしい。
  • キューピー3分ドッキング - 某長寿料理番組のパロディ…と思いきや、男のキューピー人形と女のキューピー人形が…している姿を見せるだけのもの。
  • 小指が痛い
  • 外国ネタ - フセインエリツィンダイハードジェンカなどをネタにしたシュールなコント。
  • 洋画吹き替えシリーズ - 実在の洋画の映像に合わせておかしな会話をアテレコで展開する。
  • みうらじゅんの特集! - 「バカレコード」の回は、後にラジオの「おバ歌謡」などに繋がる企画。取り上げられるレコードは「おバ歌謡」などでも取り上げられるようなキワモノの他に、みうらの独断と偏見でバカと解釈したまともな曲もあった。他に「完全予想!欽ちゃんファミリーの新年会」(つまりは新年会の席順を勝手に予想するというもの)などを放送。
  • 斉木しげる映画を語る - 斉木が街中でシュールな行為をしながら、それにちなんだ映画のタイトルを述べるだけの内容。
  • 明け方の会議で決まったシリーズ
  • 地味劇場 「旅行と偶然」- 温水洋一演じる主人公「猫山」の周りに様々な地味な出来事が起こる。
  • 日光テレフォンショッピング - 現実ではありえないような商品を「テレフォンショッピング」のテレビCM風に紹介。紹介者は男女ペアだが、男性は須永慶が毎回担当するのに対し、女性は毎回代わっていた。女性が男性のツッコミをスルーしたり、お値段の説明が分割払いのみだったりするのがお約束である。北半球-ではマーフィー岡田が実演で登場した。以下のような商品が紹介された。
    『ビックリ座いす』
    価格は40000円×48回払い。
    『こたつ型日焼けマシン』
    こたつの電熱線で日焼けが出来る。焼け具合つまみを調節することで「こんがり焼き」から「赤道直下」まで焼く事ができる。
    『健康 青竹踏み』もセットで支払いは20000円×15回払い。
    『リモコン式天の川一号』
    ハイテク時代対応型の仏壇。付属のリモコンを使うことで離れた所から戸が開く。
    位牌型の身長測定器(?)『シークレットイハイ』とセットで価格は20000円×15回払い。
    大股開き矯正器具『ヒラカズくん』
    使用することで電車内での大股開きを解消する効果があるとされる女性向けの商品。
    価格はBSチューナー2台付きで220100円だが、支払いは20000円×15回払い。
    『カール・ルイス』
    コードレスフォンにカールコードを付けたもの。なお鎖シリーズ(カールコードの部分が鎖になっている)もある。価格は30000円×24回払い。
    がびょう付プッシュホン『イテテテくん』
    東京の市内局番に3が付けられた時期にうっかり忘れてしまう人向けの商品。「3」以外の番号に画鋲が付いており、うっかりそれを押すと…
    カッター付ダイヤル電話『イタタタくん』もあり。
    価格は50000円×15回払い。
    入れ歯洗浄剤『ガンバレおじいちゃん』
    入れ歯洗浄剤に甘味料を入れて、使用後にジュースとして飲めるようにしたもの。販売中止になった実在の商品という噂も流れたが、全くの嘘。
    上の方が3分の2くらいの所で曲がる蛇腹ストローがついてくる。
    価格は8000円×15回払い。
    団地専用エンピツ削り『くるくるくん』
    鉛筆削りの回転部分にをつけた電気の要らない全自動(?)の鉛筆削り。
    後から芯を押し出して使える「例のえんぴつ」がついてくる。
    価格は20000円×15回払い。
    半永久的に使えるトイレットペーパー『メビウスくん』
    メビウスの輪を模したトイレットペーパー
    「うんちを硬くする薬」がついてくる。
    価格は19800円×15回払い。
    新感覚ソース『大草原』
    緑色のソース。味は普通のソースと同じ。食卓で醤油と区別出来るようになるのがウリ。とんかつ・ウスター・中濃の三種類。
    横から挿して芯を取り換える「例の色鉛筆」がついてくる。
    価格は20000円×15回払い。
    トイレ専用カメラ『夢家族』
    トイレの内部を見ることが出来るカメラ。トイレの中の音を聞くことも出来る。
    VHSテープ10本付属。
    価格は50000円×20回払い。
    『インスタント沼』
    カップラーメンの様な見た目で、お湯を注ぐだけで沼が出来る商品。姉妹品として赤い『チリトマト沼』も存在する。
    価格は紹介されていない。
    2009年にこの『インスタント沼』と言うタイトルの映画が公開されている。
    リバーシブル喪服『地蜘蛛』
    葬式帰りに溺死する人がいることから考案された、裏がライフジャケットになっている喪服
    ハンバーガーを3秒でフィッシュバーガーに見せかけるフード革命「地蜘蛛」がついてくる。価格は8000円×15回払い。
    『ハイテクお盆』
    電気でナスとキュウリの精霊馬が動く。キュウリは水陸両用。
    あんまんの赤い印を消す修正液「地蜘蛛」がおまけ。価格は8000円×15回払い。
    『世紀めくり』
    日めくりの様に一世紀ごとにめくるカレンダー。30世紀までめくれる。姉妹品として女性専用の『女世紀めくり』も存在する。
    『シャコバン』
    怪我したところが絶対にバレない絆創膏
    原始人の匂いがするお香とセットで200円×12回払い。
    『小足ちゃん』
    黒と白で色付けされた靴で、横断歩道の色に合わせて歩くことで小足に見えるようにする。
    『象が踏みにくい筆入れ』とセットで8000円×15回払い。
    『ジュラケース』
    コンビニの袋を入れることでクシュ音を遮断できる。
    『フリース製ネギ入れ』とセットで8000円×15回払い。
    『ボックスティッシュ「ケツメド」』
    専用の薬を肺に入れずに飲んで吐くと、お尻を拭いたように見せかけることができる。必要なのは勇気と決断力。値段は3個で800円。
    『ピッキング防止ドアノブ「ノブさん」』
    鍵が開けられても開かないように見せかけることができる。必要なのは勇気、努力、決断力。値段は3個で800円。
    『山男ホイル』
    アルミホイルの刃が北アルプスになっている。
    『ソーセージの金具で作ったネックレス』とセットで200円×20回払い。

その他、様々なコーナーや小ネタが存在する。

放送シリーズ[編集]

  • 世界で一番くだらない番組 1 (1990年4月) - エンディング「好きな異性の有名人」
  • 世界で一番くだらない番組・意味なしほーじ
  • 世界で一番くだらない番組・意味なしほーいちIII
  • 世界で一番くだらない番組・意味なしほーいちV (1991年) - テーマ「幸せ」、エンディング「初体験の年齢と相手」
  • 世界で一番くだらない番組・意味なしほーいちVI (1992年4月)
  • 世界で一番くだらない番組・意味なしほーいちVII(1994年3月)
  • 北半球で一番くだらない番組 (2001年1月3日)
  • 北半球で一番くだらない番組 2 (2001年12月28日) - エンディング「年末の過ごし方」

制作スタッフ[編集]

  • 構成 - 三木聡、稲原誠、海老かつや
  • 美術制作 - 石鍋伸一郎
  • 美術進行 - 林潤一
  • ロケ技術 - VIC(金秀教)
  • 音響効果 - 川端智之(4-Legs
  • 編集 - 中根敏晶・武藤洋徳(共にパッチワーク)、高島延幸(YVS)
  • ロケ車両 - 上田健司
  • TK - 山口美香
  • タイトル - 岩崎光明
  • オープニングCG - 遠田隆信
  • ディレクター - 遠藤達也(STAY)、加藤雅之、北村要
  • プロデューサー - 笠井一二(フジテレビ)、梁取正彦、岡崎成美
  • 地味劇場 - 演出・三木聡 イクシード、今井俊之(撮影)、遠藤裕司(音声)、中島克仁(照明)、杉本陽高(編集)
  • 制作協力 - CALL
  • 制作著作 - フジテレビ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]