下関競艇場

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下関競艇場
Shimonoseki Kyotei.jpg
施設
所在地 山口県下関市長府松小田東町1-1[1][2][3]
座標 北緯34度1分9.1秒
東経131度0分14.7秒
座標: 北緯34度1分9.1秒 東経131度0分14.7秒
開場 1954年10月22日
所有者 下関市
施行者 下関市ボートレース企業局ボートレース事業課
コース
水面 [2]周防灘瀬戸内海
水質 海水[2][3]
モーター 減音 (ヤマト331型)
外向発売所
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場外発売場
場外発売場
実況
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下関競艇場(しものせききょうていじょう)は、山口県下関市にある競艇場[1][2][3]

かつての通称及び2016年現在の正式名称は、BOAT RACE下関(ボートレースしものせき)。2010年(平成22年)度以降この通称に変更されたが、条例上の正式名称は平成26年度までは「下関競艇場」のままだった。平成27年度より現行の「ボートレース下関」に変更されている[4]

2015年(平成27年)10月29日に、12月よりナイター設備工事に着手し、2017年(平成29年)4月からナイター競走を予定している計画が発表された。実現すれば2009年の丸亀以来、全国では6場目・中国地方では初のナイター競艇場の誕生となる[5]

概要[編集]

本州にある公営競技施設としては最西端にあるもので、下関市の東部・長府地区の工業団地群の一角に位置する。

日本の公営競技開催場として初めての試みである薄暮競走1983年夏に開催した。これは夏季の日没が比較的遅いことを利用して実験的に実施されたもので、通常の競走よりも3時間程度発走時間をスライドさせて、第1競走を14時過ぎに、最終競走も18時30分過ぎに行い、4日間の平均売り上げ9億5000万円、平均観客動員2万7600人と当初の目標を上回る好成績となり[6]、その後の薄暮競走・ナイター競走の定着につなげたことで知られる。また、現在でも「アフターファイブレース」と称した薄暮競争を春〜初秋にかけて実施している。施行者は、下関市である。

競走水面は海[2] で、水質は海水[2][3]。大潮の日の満潮時は、午前中を中心に海水の流入により競走水面にうねりが生じる[7] 競走水面にうねりが生じると、捲りが功を奏しなくなる傾向がある[7]。夏、冬ともに横風が吹くことが多い[7]

2010年1月30日からの開催より、減音モーター(ヤマト301型)を採用している[8]

マスコットキャラクターは、海賊をイメージした「シーボー」。また2010年3月に当地で女子王座決定戦競走が開催されるのに合わせ、「シーボー」のガールフレンドとして「シーモ」というキャラクターが加わった。

テレビCMは山口県の地元民放3局と下関市内でも古くから視聴者が多い福岡県の民放5局で放映されている。キャッチコピーは「クールなレジャー」。1980年代女優志穂美悦子がCMキャラクターを務めていた。

メインとなるスタンドは中央スタンドおよび西スタンドで、何れも全天候型である。さらに中央スタンドには4階(指定席)および5階(ロイヤル席)に有料座席が設置されている。

2015年(平成27年)10月29日に、12月よりナイター設備工事に着手し、2017年(平成29年)4月からナイター競走を予定している計画が発表された。2016年8月にナイターレースの愛称が発表され、一般公募の中から「海響ドリームナイター」と言う愛称が選ばれた[9]

なお、同場を所轄する日本モーターボート競走会の下関支部は、九州地区(九州支局)管内という扱いとなっている。同じ山口県に所在する徳山支部は中四国支局管内である[10]

主要開催競走[編集]

  • 周年記念 (GI) として「競帝王決定戦」、企業杯 (GIII) として「サンデン交通杯」が行なわれている。
  • 新鋭リーグ戦の名称は、COME ON! FM CUP。女子リーグ戦の名称は、ジュエルセブンカップ。
  • 正月には関門大賞、ゴールデンウィークには競艇の日大賞、お盆には馬関祭大賞が行なわれている。
  • 現在第1レースに「おはよう特賞」を実施しているが、2010年12月の下関市議会議長杯クリスタルカップから第1~第4レースの4レースに拡大する。その後、レース追加及び廃止・移動等の変遷が有り2015年4月現在は以下のようになっている。
    • 第1レース「おはよう戦」A級選手を一号艇に、他5艇はB級選手等。
    • 第2レース「ふく〜る戦」第1レース同様、A級選手を1号艇、ともう1艇に、他4艇はB級選手等。
    • 第5レース「午後の一撃レース」第1レース同様、A級選手を1号艇に。
    • 第9レース「進入固定競走」
    • 予選最終日第12レース「韋駄天ドリーム」2012年7月15日より新設。その節の予選最終日前日第8レースまでのタイム上位6名によるレース(賞典除外者は除く)。

SG開催実績[編集]

年度 競走名 優勝者 登番 出身
1956 第2回全国地区対抗競走 中谷博幸 316 奈良
1963 第9回モーターボート記念競走 H 金藤一二三
R 倉田栄一
121
318
大阪
三重
1970 第16回モーターボート記念競走 山田豊志 884 福岡
1971 第17回全国地区対抗競走 小林嗣政 1596 山口
1973 第19回モーターボート記念競走 瀬戸康孝 678 佐賀
1975 第10回総理大臣杯競走 石原洋 1572 岡山
1975 第21回モーターボート記念競走 北原友次 1481 岡山
1977 第12回総理大臣杯競走 山本泰照 1845 岡山
1982 第17回総理大臣杯競走 彦坂郁雄 1515 千葉
1985 第31回モーターボート記念競走 野中和夫 2291 大阪
1989 第16回笹川賞競走 黒明良光 3558 岡山
1991 第37回モーターボート記念競走 西田靖 3072 神奈川
2000 第10回グランドチャンピオン決定戦競走 西島義則 3024 広島
2005 第15回グランドチャンピオン決定戦競走 山本浩次 3558 岡山
2014 第17回チャレンジカップ競走 太田和美 3557 奈良

場外発売所[編集]

  • ミニボートピア山口あじす - 山口市阿知須国道190号沿い)。2011年10月18日に、全国41番目の競艇場外発売場としてオープン[11]。売り上げの2%が施行者の下関市に、1%が環境整備協力費として山口市のそれぞれ収入となる[12]
  • オラレ下関 - 下関市竹崎町シーモール下関新館(駐車場棟)1階。2014年8月9日に全国9番目、山口県内ではオラレ徳山(徳山競艇場場外)に次ぐ施設としてオープンした[13]
  • ふく〜る下関 - 下関競艇場の第一駐車場内に位置する外向発売所[14]。本場主催レースだけでなく、グレードレースや他競艇場のナイター競走等年間約350日・1日最大4場・48レースを発売する。

アクセス[編集]

交通費のサービス[編集]

  • JR線運賃が長府駅から970円までの区間の駅から乗車して来場した場合、長府駅下車時に改札口で乗車券に下車印をもらって正門片道サービス窓口に持っていくと、復路相当の乗車券(回数乗車券をばらしたもの)がサービスされる。
  • 自動車利用の場合、関門トンネルもしくは関門橋経由で来場する場合は領収書持参で中央門片道サービス窓口に行くと通行料の払い戻しが受けられる。

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 施設ガイド” (日本語). 導きの書. 下関競艇場. 2012年3月22日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 蛭子1992、202頁。
  3. ^ a b c d e 藤野2006、228頁。
  4. ^ 下関市モーターボート競走事業の設置等に関する条例 平成23年12月21日 条例第48号(平成27年4月1日施行)
  5. ^ “下関でナイター照明設置工事 ナイター6場目に”. スポーツニッポン. (2015年10月29日). http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2015/10/29/kiji/K20151029011410150.html 2015年10月31日閲覧。 
  6. ^ 公営競技初の薄暮レース実施(昭和58年7月)
  7. ^ a b c 水面特性” (日本語). 戦いの書. 下関競艇場. 2012年3月22日閲覧。
  8. ^ モーター仕様の変更のお知らせ
  9. ^ インフォメーション|ボートレース下関(2016年8月8日の蘭を参照。)
  10. ^ 所在地/アクセス日本モーターボート競走会 2016年2月18日閲覧
  11. ^ (記者発表資料)ミニボートピア山口あじすのオープンについて - 下関市公式サイト2011年9月6日
  12. ^ 山口に場外舟券窓口オープン - 中国新聞2011年10月19日
  13. ^ “オラレ下関、9日開業 場外舟券発売場”. 山口新聞. (2014年8月2日). http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2014/0802/1p.html 2014年8月5日閲覧。 
  14. ^ ボートレース下関外向発売所「ふく~る下関」がオープン - BOATRACE振興会 2012年9月21日
  15. ^ a b アクセスガイド” (日本語). 導きの書. 下関競艇場. 2012年3月22日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]