上高井郡

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長野県上高井郡の範囲(1.小布施町 2.高山村)
旧上高井郡役所

上高井郡(かみたかいぐん)は、長野県

人口17,036人、面積117.68km²、人口密度145人/km²。(2022年9月1日、推計人口

以下の1町1村を含む。

郡域

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記1町1村に須坂市および長野市の一部(若穂各町・松代町大室および屋島の一部)を加えた区域にあたる。

歴史

郡発足までの沿革

知行 村数 村名
幕府領 幕府領(中野代官所) 16村 九反田村、駒場村、○井上村、○米持村、○北岡村、○亀倉村、塩野村、○栃倉村、○米子村、黒部村、○松村新田村、○押切村、○高井野村、○牧村、○矢島村、○雁田村
幕府領(松代藩預地 6村 ○中島村、大島村、○村山村、○飯田村、○山王島村、○福原村
藩領 信濃松代藩 11村 ○大室村、○川田村、○仙仁村、○小出村、福島村、○八町村、○宇原村、○仁礼村、○小河原村、●○保科村、赤野田新田村
信濃須坂藩 15村 ○灰野村、○野辺村、八重森村、坂田村、○塩川村、沼目村、○高梨村、○小島村、五閑村、中子塚村、○須坂村、○綿内村、○小山村、○日滝村、大日向村[2]
越後椎谷藩 5村 ○奥山田村、○六川村、○清水村、○羽場村、○中山田村
幕府領・藩領 幕府領(松代藩預地)・松代藩 3村 ○幸高村、○相之島村、○小布施村
幕府領(松代藩預地)・椎谷藩 1村 中条村
  • 慶応4年2月17日1868年3月10日) - 幕府領の一部(中野代官所)が名古屋藩の管轄となる。
  • 明治2年2月30日1869年4月11日) - 幕府領の一部(中野代官所)が伊那県の管轄となる。
  • 明治3年
  • 明治4年
  • 明治初年 - 宇原村が仁礼村に、赤野田新田村が保科村にそれぞれ合併。(55村)
  • 明治8年(1875年) - 駒場村・中山田村が合併して中山村となる。(54村)
  • 明治9年(1876年)(1町44村)
    • 5月
      • 松村新田村・中条村が合併して中松村となる。
      • 小出村が川田村に合併。
    • 9月 - 須坂村が改称して須坂町となる。
    • 黒部村・高井野村が合併して高井村となる。
    • 押切村・羽場村が合併して押羽村となる。
    • 矢島村・中子塚村・六川村・清水村が合併して都住村となる。
    • 灰野村・坂田村・大日向村が合併して園里村となる。

郡発足以降の沿革

  • 明治12年(1879年1月4日
    • 郡区町村編制法の長野県での施行により、高井郡のうち1町44村の区域に行政区画としての上高井郡が発足。郡役所を須坂町に設置。
    • 更級郡牛島村の所属郡が本郡に変更。(1町45村)
  • 明治15年(1882年) - 園里村の一部が分立して坂田村となる。(1町46村)
  • 明治19年(1886年12月14日 - 綿内村の一部(土屋坊区)・福島村の一部(福島新田区)が上水内郡北長池村の一部と合併して上水内郡屋島村となる。
  • 明治20年(1887年6月17日 - 仙仁村が仁礼村に合併。(1町45村)
1.須坂町 2.保科村 3.川田村 4.綿内村 5.井上村 6.高甫村 7.仁礼村 8.小山村 9.日野村 10.豊洲村 11.日滝村 12.高井村 13.山田村 14.都住村 15.小布施村(紫:長野市 桃:須坂市 橙:小布施町 赤:高山村)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。特記以外は現・須坂市。(1町14村)
    • 須坂町 ← 須坂町、小山村[一部]
    • 保科村(単独村制、現・長野市)
    • 川田村 ← 川田村、牛島村(現・長野市)
    • 綿内村(単独村制、現・長野市)
    • 井上村 ← 井上村、幸高村、福島村、中島村、九反田村、米持村
    • 高甫村 ← 八町村、野辺村
    • 仁礼村 ← 仁礼村、亀倉村、栃倉村、米子村、塩野村
    • 小山村 ← 小山村[大部分]、坂田村、園里村
    • 日野村 ← 五閑村、八重森村、村山村、塩川村、沼目村、高梨村
    • 豊洲村 ← 小島村、小河原村、相之島村
    • 日滝村(単独村制)
    • 高井村 ← 高井村、牧村(現・高山村)
    • 山田村 ← 中山村、奥山田村(現・高山村)
    • 都住村 ← 都住村、中松村、雁田村(現・小布施町)
    • 小布施村 ← 小布施村、福原村、大島村、飯田村、山王島村、北岡村、押羽村(現・小布施町)
    • 大室村が埴科郡寺尾村(現・長野市)の一部となる。
  • 明治24年(1891年)4月1日 - 郡制を施行。
  • 明治25年(1892年1月29日 - 小山村が改称して豊丘村となる。
  • 大正11年(1922年7月1日 - 豊丘村の一部(小山・坂田)が須坂町に編入。
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和11年(1936年12月1日 - 日滝村が須坂町に編入。(1町13村)
  • 昭和29年(1954年
    • 2月1日 - 小布施村が町制施行して小布施町となる。(2町12村)
    • 2月11日 - 須坂町・豊洲村・日野村が合併し、改めて須坂町が発足。(2町10村)
    • 4月1日 - 須坂町が市制施行して須坂市となり、郡より離脱。(1町10村)
    • 11月1日 - 小布施町・都住村が合併し、改めて小布施町が発足。(1町9村)
  • 昭和30年(1955年1月1日(1町6村)
    • 井上村・高甫村が須坂市に編入。
    • 豊丘村・仁礼村が合併して東村が発足。
  • 昭和31年(1956年9月30日 - 高井村・山田村が合併して高山村が発足。(1町5村)
  • 昭和34年(1959年)4月1日 - 川田村・保科村・綿内村が合併して若穂町が発足。(2町2村)
  • 昭和41年(1966年10月16日 - 若穂町が長野市・篠ノ井市更級郡川中島町信更村更北村埴科郡松代町・上水内郡七二会村と合併し、改めて長野市が発足、郡より離脱。(1町2村)
  • 昭和46年(1971年4月30日 - 東村が須坂市に編入。(1町1村)

変遷表

自治体の変遷
明治22年以前 明治22年4月1日 明治22年 - 大正15年 昭和元年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和29年 昭和30年 - 昭和64年 平成元年 - 現在 現在
  川田村 川田村 川田村 川田村 昭和34年4月1日
若穂町
昭和41年10月16日
長野市
長野市 長野市
保科村 保科村 保科村 保科村
綿内村 綿内村 綿内村 綿内村
仁礼村 仁礼村 仁礼村 仁礼村 昭和30年1月1日
東村
昭和46年4月30日
須坂市に編入
須坂市 須坂市
小山村 明治25年1月29日
豊丘村
豊丘村 豊丘村 豊丘村
大正11年7月1日
須坂町に編入
(小山・坂田地区)
須坂町 昭和29年4月1日
市制
須坂市
須坂町 須坂町
日滝村 日滝村 昭和11年12月1日
須坂町に編入
豊洲村 豊洲村 豊洲村 昭和29年2月11日
須坂町に編入
日野村 日野村 日野村
井上村 井上村 井上村 井上村 昭和30年1月1日
須坂市に編入
高甫村 高甫村 高甫村 高甫村
小布施村 小布施村 小布施村 昭和29年2月1日
町制
小布施町 小布施町 小布施町
都住村 都住村 都住村 昭和29年11月1日
小布施町に編入
高井村 高井村 高井村 高井村 昭和31年9月30日
高山村
高山村 高山村
山田村 山田村 山田村 山田村

行政

歴代郡長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 清須勝祥 明治12年(1879年)1月4日
2 伊藤弥一郎 明治32年(1899年)5月
3 福武勇治郎 明治37年(1904年)4月
4 樋口兼泰 明治39年(1906年)7月
5 甲田慶治郎 明治43年(1910年)4月
6 渡辺盛太郎 大正3年(1914年)9月
7 藤崎供義 大正5年(1916年)7月
8 横田克己 大正7年(1918年)7月
9 岡本敬造 大正10年(1921年)3月
10 大久保幸次郎 大正11年(1922年)7月
11 杉原定寿 大正12年(1923年)3月
12 志賀市蔵 大正13年(1924年)7月 大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止により、廃官

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 領主から年貢免除の特権を与えられた土地。
  2. ^ 「旧高旧領取調帳」には記載なし。

参考文献

  • 長野県史 近代史料編 第2巻 郡政』
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編 『角川日本地名大辞典』 20 長野県、角川書店、1990年7月1日。ISBN 4040012003 
  • 旧高旧領取調帳データベース
  • 長野県公式ホームページ 現在の市町村名から合併の経過を調べる
「長野県公式」に記載されているが「旧高旧領」に記載されていない村は枝郷とみなし、本項では割愛した。

関連項目

先代
高井郡
行政区の変遷
1879年 -
次代
(現存)