上野美子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上野 美子(うえの よしこ、1939年 - )は、日本の英文学者旧・東京都立大学名誉教授。夫は上野俊一

専門は、中世ロビン・フッド伝説、ウィリアム・シェイクスピア

略歴[編集]

兵庫県生まれ。東京女子大学文理学部英米文学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1993年、「ロビン・フッド伝説」で東京大学文学博士。1967年、東京都立大学人文学部専任講師、のちに助教授、教授。2004年、名誉教授。

著書[編集]

  • 『ロビン・フッド伝説』(研究社出版) 1988.6
  • 『シェイクスピアの織物』(研究社出版) 1992.9
  • 『ロビン・フッド物語』(岩波新書) 1998.6

翻訳[編集]

  • 『英国紳士の奥方』(ダグラス・サザランド、秀文インターナショナル) 1981.9
  • エリザベス朝のグロテスク シェイクスピア劇の土壌』(ニール・ローズ、平凡社、叢書演劇と見世物の文化史) 1989.7
  • 『ハードウィック館のベス シェイクスピア時代のある女性像』(デイヴィッド・デュラント、松柏社) 2004