上西雄大

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うえにし ゆうだい
上西 雄大
別名義 神木 雄司(こうのぎ ゆうじ)
生年月日 1964年
出生地 日本の旗 日本 大阪府
身長 179cm
血液型 O型
職業 俳優
ジャンル 舞台テレビドラマ映画
所属劇団 映像劇団テンアンツ
事務所 エージェントオフィスタクト
公式サイト 映像劇団テンアンツ|10ANTS
主な作品
テレビドラマ
孤独のグルメ
水戸黄門
映画
ひとくず
西成ゴローの四億円
ねばぎば新世界
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上西 雄大(うえにし ゆうだい、1964年 - )は、日本俳優映画監督映像劇団テンアンツ所属。

略歴・人物[編集]

  • 2012年、 劇団テンアンツを発足、芸能プロダクション10ANTSへ発展。
  • 2013年より、劇団の定期公演をスタート。毎年、東京・大阪で公演を続ける。
  • 2016年、短編集オムニバス映画『10匹の蟻』を⼿始めに10ANTSでの映画製作を開始。
  • 2017年、映画『ひとくず』より本格的に映画製作に取り組み、劇場公開を果たす。『ひとくず』[1] 以降、精力的に映画制作を続けている。
  • 2019年、プロダクション形態から映画制作10ANTSへ発展。
  • 2020年、3月に『ひとくず』全国ロードショー開始。コロナ禍の影響で一時中断したものの、約半年後に再スタートし、2021年8月現在も劇場上映を続けている。[2]
  • 2020年、自身の劇団を“映画も舞台も制作する劇団”として、映像劇団テンアンツとして改名。
  • 2021年、映画『ねばぎば 新世界』全国ロードショー開始。[3]
  • 2022年、映像劇団テンアンツ第50回記念公演として、映画『ひとくず』を舞台『ひとくず』として公演、舞台は今後再演しないとし、連日満席の中、この作品にかける一入ならぬ思いを熱く伝えた。大阪公演:11月29日(火)~12月5日(月:千秋楽)、東京公演:12月21日(水)~28日(水:千秋楽、24日クリスマスイヴVer.、25日クリスマスVer.あり)大阪はあべのハルカス近鉄アート館、東京公演は世田谷区北沢タウンホールで開催

特技・資格[編集]

普通自動車免許・大型二輪免許・調理師免許

作品・出演[編集]

映画(出演)[編集]

  • 太秦ヤコペッティ(2013年6月29日公開、監督:宮本杜朗)
  • I am ICHIHASHI 逮捕されるまで(2013年11月9日公開、監督:ディーン・フジオカ
  • 短編映画「ロールキャベージの嘘」 - 主演
  • 新世界歌謡道パートII(2014年6月7日公開、監督:安田淳一) - やくざ
  • 太秦ライムライト(2014年6月14日公開、監督:落合賢) - 渡部
  • 短編映画「愛しき家族」 - 主演
  • あのひと(2016年5月28日公開、監督:山本一郎) - 医師
  • Mr.マックスマン(監督:増田哲英) - 内閣総理大臣付SP
  • 10匹の蟻(監督・脚本:上西雄大)
  • デスノート Light up the NEW world(2016年10月29日公開、監督:佐藤信介) - 大河明良
  • ごはん(2017年1月21日公開、監督:安田淳一) - 医師
  • 沈黙 -サイレンス-(米国:2016年12月23日公開 / 日本:2017年1月21日公開、監督:マーティン・スコセッシ) - 牢番人
  • HER MOTHER(2017年9月9日、監督:佐藤慶紀) - 吉村刑事
  • 姉妹(2017年10月公開、監督・脚本:上西雄大) - 黒崎晃嗣(運転手)
  • 恋する(2018年、監督・脚本:上西雄大) - 主演・高橋勇司
    • 第4回賢島映画祭 主演男優賞/準グランプリ
  • のみとり侍(2018年5月18日公開、監督:鶴橋康夫) - 野次馬
  • フォルトゥナの瞳(2019年2月15日公開、監督:三木孝浩) - 電車運転士
  • 凜-りん-(2019年2月22日公開、監督:池田克彦) - 駐在警察官 佐渡
  • ひとくず(2020年3月公開、監督・脚本:上西雄大) - 主演・金田匡郎
    • 第12回ロンドン国際映画祭 最優秀主演男優賞
    • 第6回ミラノ国際映画祭 主演男優賞
    • 第7回ニース国際映画祭 主演男優賞
  • ファンファーレが鳴り響く」(2020年10月17日公開、監督:森田和樹) - 直人
  • ねばぎば 新世界(2021年7月10日公開、監督・脚本:上西雄大) - 主演・神木雄司
    • WICA2021(ワールド・インデペンデント・シネマ・アワード2021)外国語映画部門主演男優賞W受賞
  • 西成ゴローの四億円(2022年公開、監督・脚本:上西雄大、製作総指揮:奥山和由) - 主演・土師悟朗(ゴロー)
    • 西成ゴローの四億円(2022年2月12日公開)
    •  西成ゴローの四億円 死闘篇(2022年2月19日公開)
  • 風が通り抜ける道」(2024年1月12日公開、監督:田中壱征)、イオンエンターテイメント、沖縄県後援 - 森中二等陸曹
  • 獣手(2024年1月27日公開、監督:夏目大一朗) - 須藤章[4]

テレビドラマ(出演)[編集]

テレビ[編集]

  • NTV「ぐるナイ」挿入ドラマ
  • TBS「トコトン掘り下げ隊! 生き物にサンキュー!!」
  • TVO「たかじんNOマネー GOLDEN BLACK」
  • TVO「たかじんNOマネー BLACK」
  • KTV「ちゃちゃ入れマンデー」
  • TBS「池上彰の生きるための選択」
  • KTV「よ〜いドン」 - 松田優作
  • CX「Mr. サンデー」挿入ドラマ
  • KTV「ハピくるっ!」挿入ドラマ(実話に基づく再現ドラマ)出演・脚本
  • NHK「クローズアップ現代」 - DV夫
  • CX「奇跡体験!アンビリバボー」 - 刑事
  • TBS「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」 - ヤクザ
  • TBS「ぴったんこカンカン」 - 弁護士
  • NHK「歴史秘話ヒストリア」 - 織田信行(信勝)
  • NHK「歴史秘話ヒストリア」千姫 - 後藤又兵衛
  • KTV「にじいろジーン(輝くオンナの人生劇場) - 主人公の恋人[
  • ABC「ビーバップ!ハイヒール」 - フリーメイソン 明村

CM[編集]

Vシネマ[編集]

演劇[編集]

映像劇団テンアンツ公演[編集]

  • 2013年~
    • 「コオロギからの手紙」東京公演 主演・脚本・演出
    • 「板の上の二人と三人そしてひとり」作・演出・出演
    • 「曼珠沙華」作・演出・出演
    • 「コオロギからの手紙」東京公演 主演・脚本・演出  
    • 「コオロギからの手紙」アナザーエンディング 主演・脚本・演出
    • 「板の上の二人と三人そしてひとり」作・演出・出演
    • 「寿(ヒトシ)と三人の英霊」作・演出・出演
    • 「もぐらのむすめ」作・演出・出演
    • 「コオロギからの手紙」作・演出・出演
    • 「ひとくず」大阪・東京公演 主演・脚本・演出

客演[編集]

  • 2014年 
    • 演劇集団芝居小舎「島ニテ 父、漁師タリ」脚本・出演
  • 2013年
    • 演劇集団芝居小舎「隠人 - おに -」出演
    • 中川雅夫どんちょう会第三十四回公演「あの世とこの世の匙加減」脚本・出演

PV[編集]

  • 「パンキッシュ」NMB48
  • 「世界の中心は大阪や 〜なんば自治区〜」(通常盤Type-B DVD収録)
  • 「てっぺんとったんで! 完全版」(ヤクザ役(NMB48「てっぺんとったんで!」通常盤Type-B」DVD収録)
  • 「スターになんてなりたくない」NMB48(2015)

脚本・監督・演出[編集]

映画[編集]

  • 10ANTS制作映画(脚本・監督・出演)
    • 短編オムニバス「10匹の蟻」
    • 中編「姉妹」
    • 長編「恋する」
    • ひとくず(2020年3月14日公開)
    • ねばぎば新世界(2021年7月10日公開)
    • 西成ゴローの四億円(2022年2月12日公開)
    • 西成ゴローの四億円 死闘篇(2022年2月12日公開)
    • ヌーのコインロッカーは使用禁止(2023年4月7日公開)
    • うさぎのおやこ(2024年3月22日公開)[5]

Vシネマ[編集]

テレビ[編集]

  • 「ハピくるっ!」挿入ドラマ脚本(脚本・出演)

舞台[編集]

外部(脚本・出演)[編集]

  • 演劇集団芝居小舎「島ニテ 父、漁師タリ」
  • 中川雅夫どんちょう会第三十四回公演「あの世とこの世の匙加減」

映像劇団テンアンツ(脚本・演出・出演)[編集]

  • コオロギからの手紙
  • 板の上の二人と三人そして一人
  • もぐらのむすめ
  • 曼珠沙華
  • ヌーのコインロッカーは使用禁止
  • かみのいえ
  • 寿(ひとし)と三人の英霊
  • ひとくず

受賞[編集]

2020年[編集]

  • (洋題「OSAKA BROS」)第8回ニース国際映画祭(オンライン開催)「ねばぎば新世界」外国語部門最優秀作品賞、最優秀脚本賞[6]

2019年[編集]

  • 東京神田神保町映画祭2019「泥マンのドラマ」(TKFF2019) - Midori-Impuls賞
  • 第12回ロンドン国際映画祭(LONDON IFF)「ひとくず」(英題「KANEMASA」) - 外国語部門最優秀作品賞[7]
  • 第6回ミラノ国際映画祭(Milan IFF) - 「ひとくず」(英題「KANEMASA」)最優秀作品賞[8]
  • 第5回 賢島映画祭 - 「ひとくず」特別賞、主演女優賞(小南希良梨)[9]
  • 第7回マドリード国際映画祭(Madrid IFF) - 「ひとくず」(英題「KANEMASA」)助演女優賞W受賞(古川藍、徳竹未夏)[10]
  • 第2回熱海国際映画祭 - 「ひとくず」最優秀監督賞、最優秀俳優賞(小南希良梨)[11]
  • 第7回ニース国際映画祭(NICE IFF) - 「ひとくず」(英題「KANEMASA」)助演女優賞(古川藍)

2018年[編集]

  • 第4回 賢島映画祭 - 「恋する」助演男優賞
  • 第5回ミラノ国際映画祭 - 「姉妹」外国語短編部門グランプリ

脚注[編集]

  1. ^ “山田洋次監督「決してうまい作品ではないけれども…」口コミで話題の映画『ひとくず』へ応援メッセージ”. (2021年5月12日). https://www.chunichi.co.jp/article/251877 
  2. ^ “これは、愛の映画。-『ひとくず』上西雄大監督インタビュー”. (2021年1月8日). https://mini-theater.com/2021/01/08/47043/ 
  3. ^ ““昭和の良き時代のアクション”が蘇る 赤井英和と上西雄大W主演映画公開で「惚れ惚れする」演技が炸裂!『悪名』シリーズを彷彿も”. (2021年7月3日). https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_200120665/ 
  4. ^ 映画『獣手』作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2024年1月24日閲覧。
  5. ^ "映画「うさぎのおやこ」が「ミラノ国際映画祭」外国語映画長編最優秀作品賞と最優秀主演女優賞". 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. 7 November 2023. 2023年11月7日閲覧
  6. ^ “赤井英和と上西雄大のW主演作「ねばぎば 新世界」ニース国際映画祭で2冠”. (2020年6月29日). https://natalie.mu/eiga/news/385365 
  7. ^ “上西雄大が受賞の名誉に感謝!映画『ひとくず』ロンドン国際映画祭グランプリ&主演男優賞受賞の快挙!”. (2020年2月17日). https://tokushu.eiga-log.com/new/38539.html 
  8. ^ “上西雄大の監督&主演作「ひとくず」がミラノ映画祭でグランプリ、3月公開決定”. (2019年12月9日). https://natalie.mu/eiga/news/358702 
  9. ^ “第5回「賢島映画祭」 グランプリは高松市を舞台に描いた「いただきガール」”. (2019年9月9日). https://iseshima.keizai.biz/headline/3302/ 
  10. ^ “「マドリード国際映画祭2019」にて日本映画が数々の賞を受賞”. (2019年8月30日). https://www.esjapon.com/ja/madrid-international-film-festival-2019-33155 
  11. ^ “スキャンダル化した第2回熱海国際映画祭!グランプリはウクライナの気鋭の女性監督のミュージカル『Hutsulka Ksenya』監督賞は上西雄大監督『ひとくず』に決定!”. (2019年7月2日). https://cinefil.tokyo/_ct/17284452 

外部リンク[編集]