上条町 (春日井市)

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上条町
上条城の土塁と石垣
上条町の位置(愛知県内)
上条町
上条町
上条町の位置
北緯35度14分32.9秒 東経136度58分59.3秒 / 北緯35.242472度 東経136.983139度 / 35.242472; 136.983139
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Aichi Prefecture.svg 愛知県
市町村 Flag of Kasugai, Aichi.svg 春日井市
地区 南部地区
面積
 • 合計 1.398647092km2
標高
20.8m
人口
2019年平成31年)4月1日現在)[2]
 • 合計 10,686人
 • 密度 7,600/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
486-0833[3]
市外局番 0568(春日井MA[4]
ナンバープレート 春日井

上条町(じょうじょうちょう)は愛知県春日井市中南部にある地名。現行行政町名は上条町1丁目から上条町10丁目。

地理[編集]

北部を中央通割塚町乙輪町、北東部を小木田町桜佐町、北西部を八事町弥生町、西部を王子町、東部を名古屋市守山区吉根桔梗平竜泉寺、南部を下津町、南西部を下条町と隣接している。

庄内川対岸に一部だが上条町5、7丁目に属している地域が存在し、名古屋市守山区を経由するルートしかないため事実上の飛び地となっている。

町内に春日井駅があるため、マンションが多く顕在する。

町の西を南北に愛知県道25号春日井一宮線が、南には上条用水が通っており、東には庄内川が流れている。王子製紙春日井工場の体育館やグラウンド、工場の敷地の一部が上条町8、10丁目に立地している。

地形[編集]

町内の標高最高地点は北部の約20.8メートル、最低地点は南端の10丁目付近の標高16.4メートルと、南へ緩やかに傾斜した地形となっている。人が居住する以前は広い河床を川が流れていたと推測されている。

河川・用水・池[編集]

町内を流れる地蔵川
  • 内津川 : 町の北東部から南流し、庄内川に接続。
  • 庄内川 : 町の北東部を南北に流れ、途中で西流。
  • 地蔵川 : 町の北を東西に西流。
  • 上条用水 : 町の全域を流れる。

昭和40年頃まで上条町内には2つの池が存在したが、現在は埋め立てられ宅地化されている。この池は庄内川が氾濫した際に出来たと言われている。池底までは非常に深く、庄内川、内津川の伏流水が湧き出ていた。

歴史[編集]

上条城周辺の風景

縄文ー弥生時代[編集]

地内には上条遺跡が存在した。詳細な位置は不明だが、出土物の中から古墳時代前期のものとみられる約6㎝の乳文鏡石釧などが発掘されている[5][6]。また、上条町8丁目には王子製紙工場敷地内に弥生時代後期の遺跡である王子遺跡が存在したが現在は完全に消失している[7]

鎌倉-江戸時代[編集]

近代[編集]

地名の由来[編集]

  • 条里制により柏井荘といわれていた頃、荘域を南北に二分して、条理第16条以北を「上条」としたところから来ていると言われている[9]
  • JR中央本線 春日井駅北口には「条里制遺構之標」の石標が建立されている。

世帯数と人口[編集]

2019年(平成31年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
上条町1丁目 791世帯 1,473人
上条町2丁目 788世帯 1,585人
上条町3丁目 753世帯 1,620人
上条町4丁目 564世帯 1,091人
上条町5丁目 364世帯 718人
上条町6丁目 491世帯 1,244人
上条町7丁目 233世帯 543人
上条町8丁目 345世帯 818人
上条町9丁目 368世帯 882人
上条町10丁目 306世帯 712人
5,003世帯 10,686人

人口の変遷[編集]

国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 9,310人 [10]
2000年(平成12年) 9,939人 [11]
2005年(平成17年) 9,913人 [12]
2010年(平成22年) 10,379人 [13]
2015年(平成27年) 10,406人 [14]

学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[15]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[16]

丁目 番・番地等 小学校 中学校 高等学校
上条町1丁目 21番地1~271番地2 春日井市立鳥居松小学校 春日井市立柏原中学校 尾張学区
1番地~20番地3 春日井市立上条小学校 春日井市立中部中学校
上条町2丁目 全域
上条町3丁目 全域
上条町4丁目 全域
上条町5丁目 全域
上条町6丁目 全域
上条町7丁目 全域
上条町8丁目 全域
上条町9丁目 全域
上条町10丁目 全域

交通[編集]

鉄道[編集]

春日井駅北口
町内にあるバス停
JR中央本線 春日井駅

戦時中には陸軍造兵廠鷹来製造所第六工場(西山工廠)から南に、鷹来工廠、篠木工廠を通って春日井駅へ接続する軍需鉄道が存在した。昭和16年(1941年)に軍事工場へ物資の運搬を目的に建設され、昭和20年(1945年第二次世界大戦が終結されると同時に役目を終えて廃線となった。現在は橋台や陸軍造兵廠鷹来製造所第六工場(西山工廠)の入口の門などが残存している。

他にもかつて昭和時代初期には春日井駅から南に上条町を横断して下条町に続く軍需鉄道と思われる路線が存在したが詳細不明[17]

バス[編集]

かすがいシティバス(はあとふるライナー)「南部線」
  • 上条町2丁目バス停
  • 春日井駅南口バス停
  • 上条町北バス停
  • 上条町中バス停
  • 上条町南バス停
  • 泰岳寺東バス停
桃花台バス
名鉄バス
  • 「春日井・桃花台線」
  • 「東野線」
  • 「桃花園線」
  • 「春日井市内線」
  • 「桃山線」
  • 「春日井市民病院線」
JR東海バス

道路[編集]

名所・旧跡[編集]

名古屋城三の丸赤門(泰岳寺の山門)

名所[編集]

旧跡[編集]

主な施設[編集]

企業
郵便局
  • 春日井王子町郵便局
  • 春日井駅前郵便局
集会所
  • 上三集会場
  • 上条区第二集会場
  • 乾島集会所
  • 北御油集会所
その他
  • 王子体育館
  • 王子製紙グラウンド
  • 上条グラウンド

出身人物[編集]

その他[編集]

日本郵便[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 愛知県春日井市の町丁・字一覧” (日本語). 人口統計ラボ. 2019年6月6日閲覧。
  2. ^ a b 町・丁目別年齢別(5歳階級)男女別人口、世帯” (日本語). 春日井市 (2019年4月11日). 2019年6月6日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年6月6日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月6日閲覧。
  5. ^ 参考資料:小栗鐵太郎 『考古学雑誌 19巻 9号 尾張高藏寺村附近發見の遺跡遺物』、日本考古学会1929年9月5日、585-590頁。
  6. ^ 参考資料:『博歴報56』 1994年
  7. ^ 参考資料:愛知県教育委員会著『愛知県遺跡分布地図 尾張地区編』 1986年、19頁。
  8. ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1382.
  9. ^ 参考資料:春日井郷土史研究会著『春日井の地名』、1977年
  10. ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 2019年3月23日閲覧。
  11. ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 2019年3月23日閲覧。
  12. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 2019年3月23日閲覧。
  13. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 2019年3月23日閲覧。
  14. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 2019年3月23日閲覧。
  15. ^ 通学区域一覧表”. 春日井市 (2018年5月14日). 2019年6月6日閲覧。
  16. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  17. ^ 参考資料:『日本鉄道旅行地図帳「乗りつぶしノート」』、新潮社2009年5月20日、監修:今尾恵介、47頁。
  18. ^ 郵便番号簿 2018年度版 (PDF)” (日本語). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。

参考文献[編集]

  • 角川日本地名大辞典 23 愛知県』「角川日本地名大辞典」編纂委員会、角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5
  • 『春日井市誌』春日井市教育委員会編。

外部リンク[編集]