上尾メディックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
上尾メディックス
原語表記 上尾メディックス
ホームタウン 埼玉県上尾市
クラブカラー 青、白
創設年 2001年
所属リーグ V・プレミアリーグ
チーム所在地 埼玉県上尾市
体育館所在地
代表者 森雄一
監督 吉田敏明
ホームページ 公式サイト
 表示 

上尾メディックス(あげおメディックス)は、埼玉県上尾市を拠点とし、上尾中央医科グループ協議会が運営する[1]女子バレーボールチームである。2017年11月現在、V・プレミアリーグに所属している。

概要[編集]

1978年、埼玉県上尾市上尾中央総合病院内でバレーボール部が設立されたのが始まりで、2001年4月に実業団バレーボールとして正式に発足[2]。2010年10月より、上尾中央総合病院が所属する上尾中央医科グループのバレーボールチームとなった。

ホームゲームは同市の上尾市民体育館などで開催されている。

埼玉県のトップスポーツクラブの交流・連携組織『プライドドリームス埼玉』に加盟している。

歴史[編集]

バレーボール部の前身[編集]

上尾中央総合病院ソフトボール部 1971年当時

1965年に上尾中央総合病院ソフトボール部を設立。対外的に数多くの試合に出場する。同じ中央医科グループであり、同時期より活動を行っている戸田中央総合病院ソフトボール部とは幾度となく対戦するも、13年間どうしても勝つことが出来なかった為、やむなく上尾中央総合病院ソフトボール部は廃部となった。その後、上尾中央総合病院ソフトボール部はバレーボール部へと移行、選手のほとんどもバレーボール部員へと転身した[3]

バレーボール部として[編集]

1978年より上尾中央医科グループ内にて、福利厚生の一環としてバレーボール大会が開催されるようになり、上尾中央総合病院バレーボール部も出場する[2]。その後、上尾市バレーボール大会などに参加[2]

2001年4月に、松永敏を監督に迎え、実業団バレー部「上尾中央総合病院女子バレーボール部」として正式に発足[2]。2002年の第22回地域リーグで3位。2003年、第23回地域リーグでは準優勝を果たし、V1リーグ(現・Vチャレンジリーグ)に昇格。2003/04シーズン、初参戦の第6回V1リーグは6位に入る。第7回大会では5位に入った。

2005年5月、高野圭介を新監督に迎える。しかし、2005/06シーズンの第8回V1リーグは最下位となり、地域リーグとの入換戦を経験する苦しいシーズンとなった。しかし、2006/07V・チャレンジリーグ(V1リーグより改称)では自己最高の3位に入った。2007年にチーム名を「上尾メディックス」に変更。初の入替戦出場を目指してドミニカ共和国シダルカ・ヌネスを補強し戦力補強も進めたが、2007/08V・チャレンジリーグはセット率の差で3位となり、入替戦出場は成らず。2008/09V・チャレンジリーグもドミニカ共和国のアルタグラシア・マンブルを補強し、三洋電機レッドソアの監督を務めていた藤本幹朗をコーチングスタッフに迎えて臨んだものの、終盤戦のホームゲームでの大一番で奇しくもその三洋電機に敗れ、またもセット率の差で3位となり、チャレンジマッチ出場に届かなかった。2009年5月に高野監督が退任した。

2009年に、元アメリカ代表監督である吉田敏明を監督に招聘し、全日本メンバーの庄司夕起らプレミアリーグ在籍選手を多く補強した。2009/10シーズンは準優勝し、初のチャレンジマッチ出場を果たす。しかし、チャレンジマッチでは、トヨタ車体クインシーズに1勝1敗ながらセット率の差で敗れ、プレミアリーグ昇格は成らなかった。

2010年9月1日、埼玉県のトップスポーツクラブの交流・連携組織『プライドドリームス埼玉』に正会員として加盟した[4][5]。10月1日より、上尾中央医科グループの女子バレーボール部として活動することとなった[6]

2010/11シーズンは、V・チャレンジリーグが東日本大震災の影響によりチャレンジリーグが途中で打ち切りとなり、暫定で1位にいた上尾が初優勝となったものの、V・チャレンジマッチも中止となり、またしてもプレミアリーグ昇格はならなかった。しかし、2011年5月の黒鷲旗全日本選抜大会では、プレミアリーグのパイオニアレッドウィングスを降すなど健闘し、初の準々決勝進出を果たした。2011/12シーズンは、V・チャレンジリーグで準優勝を果たすも、V・チャレンジマッチでトヨタ車体から1セットも取れずに連敗し、昇格ならず。2012/13シーズンは、V・チャレンジリーグで優勝を果たすも、V・チャレンジマッチでパイオニアレッドウィングスに連敗し、またもV・プレミアリーグ昇格はならなかった。

2014年3月、Vチャレンジリーグにおいて準優勝し、Vチャレンジマッチ(入替戦)に出場。プレミア7位のJTに連勝して、プレミア昇格の権利を得[7]、同年5月の理事会でプレミア昇格が正式決定した[8]

V・プレミアリーグ[編集]

プレミアリーグ初陣となった2014/15シーズンは、荒木絵里香ケリー・マーフィーら世界のトップクラスを補強し[9]、昇格後初戦の2014年11月16日、対トヨタ車体戦において3-0で勝利し、プレミアリーグの初陣を飾った[10]。勢いをかったチームは3位に食い込む大健闘を見せた[11]。翌2015/16シーズンはほぼ補強なしのメンバーで臨んだが最下位に沈み[12]VチャレンジマッチでもJTマーヴェラスに敗れて[13]わずか2シーズンでVチャレンジリーグIに降格した。

2016年10月の国体で初優勝し、プレミア再昇格にむけて幸先のよいスタートを切った[14]。VチャレンジリーグI2016/17シーズンを20勝1敗で準優勝してV・チャレンジマッチに進出し岡山シーガルズと対戦した。初戦は1-3で敗れたものの第二戦でストレート勝ちしてセット率の差で、再昇格の権利を得た[15]

成績[編集]

主な成績[編集]

チャレンジリーグ、チャレンジリーグI(実業団リーグ/V1リーグ)
黒鷲旗全日本選抜大会
  • 優勝なし
  • 準優勝なし
国民体育大会成年女子

年度別成績[編集]

大会名 順位 参加チーム数 試合数
V1リーグ 第6回 (2003/04) 6位 7チーム 12 2 10
第7回 (2004/05) 5位 8チーム 14 8 6
第8回 (2005/06) 8位 8チーム 14 2 12
V・チャレンジリーグ 2006/07シーズン 3位 8チーム 14 9 5
2007/08シーズン 3位 8チーム 14 10 4
2008/09シーズン 3位 10チーム 18 14 4
2009/10シーズン 準優勝 12チーム 16 12 4
2010/11シーズン 優勝 12チーム 20 19 1
2011/12シーズン 準優勝 12チーム 22 20 2
2012/13シーズン 優勝 10チーム 18 17 1
2013/14シーズン 準優勝 10チーム 18 17 1
V・プレミアリーグ 2014/15シーズン 3位 8チーム 21 12 9
2015/16シーズン 8位 8チーム 21 6 15
V・チャレンジリーグI 2016/17シーズン 準優勝 8チーム 21 20 1
V・プレミアリーグ 2017/18シーズン 8チーム

選手・スタッフ[編集]

選手[編集]

2018年1月17日版[16][17]

背番号 名前 シャツネーム 国籍 P 備考
2 冨永こよみ TOMINAGA 日本の旗 日本 S
4 近藤志歩 KONDO 日本の旗 日本 WS
7 山岸あかね YAMAGISHI 日本の旗 日本 L
8 松本亜弥華 JACKIE 日本の旗 日本 MB
9 三浦茉実 MIURA 日本の旗 日本 MB
11 青柳京古 AOYAGI 日本の旗 日本 WS
13 井上美咲 INOUE 日本の旗 日本 S
14 ケニア・カルカセス CARCACES  キューバ WS
17 小笹奈津子 KOZASA 日本の旗 日本 WS
18 辺野喜未来 BENOKI 日本の旗 日本 WS
19 荒木夕貴 Y.ARAKI 日本の旗 日本 WS
20 丸山裕子 MARUYAMA 日本の旗 日本 MB
21 佐々木海空 SASAKI 日本の旗 日本 WS 内定選手
22 若松歩実 WAKAMATSU 日本の旗 日本 WS 内定選手
23 大室璃紗 OMURO 日本の旗 日本 L
24 山口珠李 YAMAGUCHI 日本の旗 日本 MB
25 山崎のの花 YAMAZAKI 日本の旗 日本 S
26 堀江美志 HORIE 日本の旗 日本 WS
27 椎名真子 SHIINA 日本の旗 日本 MB 内定選手
28 岩澤実育 IWASAWA 日本の旗 日本 L 内定選手
29 吉野優理 YOSHINO 日本の旗 日本 WS 内定選手

スタッフ[編集]

2017年10月6日版[16][17]

役職 名前 国籍
部長 森雄一 日本の旗 日本
副部長 肥留川正弘 日本の旗 日本
監督 吉田敏明 日本の旗 日本
コーチ 箕輪憲吾 日本の旗 日本
コーチ兼通訳 原桂子 日本の旗 日本
コーチ 吉野淳 日本の旗 日本
コーチ 蓑輪貴幸 日本の旗 日本
コーチ 宮里知樹 日本の旗 日本
コーチ兼広報 有田沙織 日本の旗 日本
トレーナー 馬晋 中華人民共和国の旗 中国
トレーナー 嶋崎愛 日本の旗 日本
マネージャー 平安座あきな 日本の旗 日本
マネージャー 木田華美 日本の旗 日本
マネージャー 小山潮李 日本の旗 日本
リクルート担当 松本洋 日本の旗 日本
通訳 西田純子 日本の旗 日本

在籍していた主な選手[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 役員紹介/社員一覧/組織図”. Vリーグ機構. 2017年11月15日閲覧。
  2. ^ a b c d チーム沿革”. Vリーグ機構. 2013年10月24日閲覧。
  3. ^ チーム紹介”. 上尾メディックス. 2013年10月24日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ 「プライドリームス埼玉」上尾メディックス 正会員加盟のお知らせ”. 大宮アルディージャ (2010年8月31日). 2013年10月24日閲覧。
  5. ^ プライドリームス埼玉に加盟しました。”. 上尾メディックス (2010年9月13日). 2013年10月24日閲覧。
  6. ^ 上尾中央総合病院からAMGバレーボールチームに変わります。”. 上尾メディックス (2010年10月1日). 2013年10月24日閲覧。
  7. ^ Vリーグ機構. “2013/14V・チャレンジマッチ(入替戦) 試合結果のお知らせ”. 2014年4月6日閲覧。
  8. ^ Vリーグ機構. “デンソーエアリービーズ、上尾メディックス V・プレミアリーグ昇格決定について”. 2014年5月22日閲覧。
  9. ^ Vリーグ機構. “チーム登録選手”. 2014年11月16日閲覧。
  10. ^ Vリーグ機構. “試合結果速報”. 2014年11月16日閲覧。
  11. ^ Vリーグ機構. “2014/15V・プレミアリーグ女子大会 V・ファイナルステージ ファイナル試合結果”. 2016年7月30日閲覧。
  12. ^ Vリーグ機構. “2015/16V・プレミアリーグ女子 V・レギュラーラウンド最終結果のお知らせ”. 2016年7月30日閲覧。
  13. ^ Vリーグ機構. “試合結果”. 2016年7月30日閲覧。
  14. ^ 上尾メディックス. “第71回国民体育大会「初優勝!!」 〜これをバネにして〜”. 2016年10月15日閲覧。
  15. ^ 【レポート】上尾、デンソーがチャレンジマッチ勝利! JT、FC東京は残留! 〜V・チャレンジマッチ(3/12)〜”. Vリーグ機構. 2017年3月13日閲覧。
  16. ^ a b MEMBER”. 上尾メディックス. 2017年8月13日閲覧。
  17. ^ a b チーム登録選手”. Vリーグ機構. 2017年8月13日閲覧。

外部リンク[編集]