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上国料勇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かみこくりょう いさむ

上国料 勇
生誕 上國料 勇
(1970-07-31) 1970年7月31日(54歳)
日本の旗 日本東京都新宿区
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京学芸大学
職業 ゲームクリエイター
イラストレーター
洋画家
活動期間 1999年 -
代表作ファイナルファンタジーシリーズ
竜とそばかすの姫
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上国料 勇(かみこくりょう いさむ、1970年7月31日 - )は、日本ゲームクリエイターイラストレーター洋画家東京都生まれ、鹿児島県育ち。現在はフリーで活動している。

来歴

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本名は上國料という旧字だが、書くには大変という理由で普段は上国料で通している[1]

鹿児島県立松陽高等学校を卒業後、東京学芸大学に進学し美術を専攻する。

1999年、スクウェア(現スクウェア・エニックス)に入社。入社後直ぐにファイナルファンタジーXのチームに配属され、FFシリーズでは「ファイナルファンタジーXIII」シリーズ3作でアートディレクターを務め、『ファイナルファンタジーX』や『ファイナルファンタジーXII』『ファイナルファンタジーXV』にも携わる[2][3]。2017年付でスクウェア・エニックスを退社。現在は独立し、フリーで活動中で、2018年には一休さんゆかりの真珠庵にて、400年ぶりとなる襖絵制作も手掛ける[4][5]

2021年には、同年7月に公開された『竜とそばかすの姫』のコンセプトアーティストとして参加[6]、監督の細田守からは「ファンタジー世界の中でもリアリティーを感じさせてくれるデザイナーです。“竜の城”も、アイデアに溢れた見事な仕上がりになりました。“クジラ”も、“スピーカーで着飾ったクジラ”というお題で、いろんな人が案を出したのですが、上国料さんにお願いすると、すぐにあのデザインが上がってきたんです。 天女の羽衣のような布が取り巻いた、すばらしい造形です。」とインタビューの中で称賛を受けた[7]

主に手がけた作品

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脚注

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  1. ^ 日刊スゴい人編集部. “大ヒットゲームやアニメの背景を創り上げるスゴい人DAY1▶上国料勇様”. 日刊スゴい人!. 2022年1月5日閲覧。
  2. ^ 日刊スゴい人編集部. “大ヒットゲームやアニメの背景を創り上げるスゴい人DAY2▶上国料勇様”. 日刊スゴい人!. 2022年1月5日閲覧。
  3. ^ (日本語) 大ヒットゲームやアニメの背景を創り上げるスゴい人, https://www.youtube.com/watch?v=nZhMhhJruSg 2022年1月5日閲覧。 
  4. ^ 『FF-TCG』描き下ろしイラストレーターインタビュー第9回:上国料勇”. SQUARE ENIX CO., LTD.. 2021年7月11日閲覧。
  5. ^ 角田 龍一. “上国料勇『Purus Terrae浄土』:大徳寺真珠庵「襖絵プロジェクト」絵師紹介(1)”. 公益財団法人ニッポンドットコム. 2021年7月11日閲覧。
  6. ^ https://twitter.com/kamikoku2009/status/1399698795382788096”. Twitter. 2022年1月5日閲覧。
  7. ^ 映画『竜とそばかすの姫』細田守監督インタビュー。ゲーム業界の才能も参画した映画で細田監督が目指したものとは?”. ファミ通. 2022年1月5日閲覧。

外部サイト

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