三遊亭洋楽

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三遊亭 洋楽さんゆうてい ようらく
三遊亭 洋楽
三ツ組橘は、圓楽一門の定紋である。
本名 村本 亨
生年月日 1958年6月24日
没年月日 (2017-12-21) 2017年12月21日(59歳没)
出身地 日本の旗 日本北海道函館市
師匠 5代目三遊亭圓楽
出囃子 オリジナル出囃子
活動期間 1984年 - 2017年
所属 大日本落語すみれ会→落語円楽党→落語ベアーズ→円楽一門会

三遊亭 洋楽(さんゆうてい ようらく、1958年6月24日 - 2017年12月21日[1][2])は、落語家政治家北海道出身。円楽一門会所属。元・函館市議会議員。

人物・来歴[編集]

北海道函館市生まれ。北海道北斗市育ち。北海道函館西高等学校で2年間学び転校、札幌大学経済学部卒業。

  • 1980年 4月 - 卒業後プログラマーとして神奈川県横浜市に就職。日立製作所内に勤務。
  • 1984年 3月 - 5代目三遊亭圓楽へ入門し洋楽を名乗る。。
  • 1987年10月 - 二つ目に昇進と同時に「ライター業」で二足のわらじを履く。 当時、圓楽からは、高座のまくらで「ハニカミ屋」であると言及されている[3]。また、後年、函館で保育園から高校まで一緒だった同級生がブログ上で「あれほどシャイな人間が(落語家になるとは)」とコメントしている[4]
  • 1993年10月 - 真打昇進。昇進公演をエジプトのギザの大スフィンクス前で行った。
  • 1997年6月 - この年に発行された落語専門誌には、畠山健二により「高座には過度な欲が感じられず、淡々と落語を演じる。それが力みのない清々しさを周囲に感じさせる」と評されている[5]
  • 2006年 7月 - 東京での22年間の落語家生活に区切りをつけ、新宿区から北海道へ、年老いた家族(祖母・父・母)の面倒をみるために引っ越した。実家は北斗市であるが函館市に住んで介護に通っていた[6]
  • 2007年4月22日に行われた、函館市市議会議員選挙に無所属で立候補し3270票を獲得、初当選[7]
  • 2009年秋 - みんなの党を旗揚げした渡辺喜美代表に共鳴し、党員になる[8]
  • 2011年 4月 - 北海道議会議員選挙に函館市選挙区からみんなの党公認[8]で立候補する[9][10]も、7007票と最下位で落選[11]
  • 時期不明 - 祖母・母死去[12]。家族の介護度が重くなり、北斗市の実家に移る[6]
  • 2015年4月 - 北斗市市議会議員選挙に無所属で立候補[6]したが、468票と最下位で落選[12][13]
  • 2017年12月 21日- 死去[1]。59歳没。

演芸評論家の瀧口雅仁[14]からの情報により訃報が新聞で報道されたのは、死去一年後の2018年12月31日であった[1]。なお、死去に際して、円楽一門会関係者からの正式の発表やコメント、北海道のマスコミによる報道はなかった。

  • 北野麦酒「北海道落語事情」(彩流社、2015年)、三遊亭萬橘「落語家 五代目円楽一門会生態録二〇一三」(ワイズ出版、2013年)などに、北海道に引っ越して以降の洋楽の記載がある。

出演[編集]

DVD[編集]
  • 笑点 大博覧会 DVD-BOX 3巻 爆笑大喜利 40年の歩み スペシャル大喜利 「師弟大喜利 自分の弟子と組んで…(1999年(平成11年)1月1日放送)」(バップ、2005年)

ラジオ[編集]

  • NHK函館「どどんと道南ラジオ」(準レギュラー)[15]
映画[編集]
  • 口紅(1995年、藤井純一監督)[16]

外部リンク[編集]

出典[編集]

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  1. ^ a b c 落語家の三遊亭洋楽さん死去…59歳 - 読売新聞(YOMIURI ONLINE)2018年12月31日
  2. ^ 佐藤友美, ed (平成31年1月28日). 演芸界 最新情報 TOPICS「三遊亭洋楽師 逝去」. 東京かわら版 2月号. pp. 24-25. 
  3. ^ 五代目三遊亭圓楽 (2018-6-28). 五代目三遊亭圓楽 特選飛切まくら集. 竹書房文庫. pp. 169-170. ISBN 4801915132. "高座は1989年5月22日、イイノホール「にっかん飛切落語会」の時のもの。" 
  4. ^ coing・コワン (2011年8月23日). “三遊亭洋楽落語会”. @nifty. 2019年9月29日閲覧。
  5. ^ 畠山健二『落語34号 東京・上方1997年落語家名鑑』井上正弘、弘文出版、1997年6月20日、48頁。ISBN 4875202091
  6. ^ a b c 北斗市議会議員選挙公報(PDF)”. 選挙公報.com. p. 4 (平成27-04-26). 2019年9月5日閲覧。
  7. ^ 真打ち、市議になる 三遊亭洋楽さん”. コミミ口コミ. asahi.com (2007年4月24日). 2019年2月20日閲覧。
  8. ^ a b 近藤卓資 (2011年3月4日). “2011統一地方選・北海道:道議選 三遊亭洋楽氏が「みんな」公認に /北海道”. 毎日新聞 朝刊. http://www.asyura2.com/11/senkyo109/msg/196.html 
  9. ^ <2011統一地方選>道議選函館市*三遊亭洋楽氏、出馬を表明”. 北海道新聞 (2011年1月28日). 2019年2月20日閲覧。
  10. ^ 道議選函館市に、みんなの党推薦で出馬の三遊亭洋楽氏 独自の雇用政策・福祉政策各3項目の政策概要を発表”. 函館電子新聞 (2011年1月27日). 2019年9月9日閲覧。
  11. ^ 平成23年4月10日執行 北海道知事・道議会議員選挙 投開票結果”. 函館市 (2011年4月10日). 2019年2月20日閲覧。
  12. ^ a b 松垣透 (2015年5月23日). “【北海道検索中】「笑顔の町づくり」が叶わなかった三遊亭洋楽さん 北斗市議選で最下位落選の弁を語る”. 産経新聞社. 2019年2月20日閲覧。
  13. ^ 各種選挙の投開票結果”. 北斗市. 2019年9月9日閲覧。
  14. ^ 瀧口雅仁 (2018年12月31日). “昨日の某師匠の件。”. twitter. 2019年2月20日閲覧。 “昨日の某師匠の件。新聞記者に拾ってもらいました。詳細もあるのですが……。ご冥福をお祈りいたします。 /落語家の三遊亭洋楽さん死去”
  15. ^ 木村公一(ちぃにぃ) (2008年8月19日). “三遊亭洋楽 『名誉会長』”. 函館芸術会議(HAM)の大冒険. yahooブログ. 2019年9月15日閲覧。
  16. ^ 作品情報:口紅”. 映画.com. 2019年9月5日閲覧。