三角州

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ナイル川デルタ。世界最大級の三角州地形である。

三角州(さんかくす、三角洲とも、英語: Delta)とは、河川によって運ばれた土砂河口付近に堆積することにより形成された地形である。枝分かれした2本以上の河川分流)で囲まれた三角形に近い形をしており、ギリシア文字デルタΔ)に似ていることから、デルタデルタ地帯とも呼ばれる。

概説[編集]

河川の上流から流れてきたなどが堆積することにより形成される。大河の場合は河口に複数の三角州が形成されることもあり、それらを総体的にデルタまたは三角州と呼ぶこともある。

形成の条件は、河川からの十分な量の土砂供給があること、河口付近の海底地形が土砂を堆積できる形態であること、河口付近の潮流が土砂を侵食し過ぎないことである。

上記の条件の組み合わせにより、三角州の形態は単純なデルタ状ではなく円弧状三角州カスプ状[尖状]三角州鳥趾状三角州となる。

一般にモンスーンアジアの河川は傾斜が急で流量も大きいため、河川の運搬作用が大きく河口に三角州を形成している場合が多い。モンスーンアジアで三角州は主に水田に利用されている。

世界の三角州[編集]

ミシシッピデルタ(鳥趾状三角州)

日本の三角州[編集]

日本を代表する規模の大きな三角州の街は、淀川とその支流からなる三角州に形成された大阪市と、庄内川とその支流からなる三角州に形成された名古屋市

福岡市広島市も三角州に街が形成されており、阿武川とその支流からなる三角州の萩市など、三角州の街は多い。

箇所 

  • 大阪平野(大阪府)
  • 濃尾平野(愛知県)
  • 広島平野(広島県)
  • 福岡平野(福岡県)
  • 萩平野(山口県)
  • 福島潟(新潟県)
  • 水郷(茨城県)※鳥趾状三角州
  • 酒田千石(山形県)
  • 水郷(千葉県)※鳥趾状三角州
  • 河北潟南岸(石川県)
  • 田鶴浜(石川県)※カスプ状三角州
  • 河口湖北岸(山梨県)
  • 岩木川(青森県)
  • 大川(宮城県)
  • 馬場目川(秋田県)※カプス状三角州
  • 宇多川・長瀬川(福島県)
  • 恋瀬川・巴川(茨城県)
  • 小櫃川(千葉県)
  • 北川・南川(福井県)
  • 宮川(長野県)
  • 天竜川(静岡県)
  • 矢作川(愛知県)
  • 豊川・梅田川(愛知県)
  • 宮川(三重県)
  • 野洲川・安曇川(滋賀県)
  • 千種川(兵庫県)
  • 千代川・天神川(鳥取県)
  • 斐伊川・高津川・益田川・神戸川(島根県)
  • 旭川・高梁川(岡山県)
  • 芦田川(広島県)
  • 錦川(山口県)
  • 肱川(愛媛県)
  • 筑後川(福岡県)
  • 松浦川・六角川(佐賀県)
  • 浦上川・郡川・本明川(長崎県)
  • 球磨川(熊本県)
  • 天降川(鹿児島県)

関連項目[編集]