三菱・ギャランクーペFTO

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三菱・ギャランクーペFTO
A61/62/63型
1600GSR
(1973年2月 - 1974年10月)
Mitsubishi FTO.JPG
Galant FTO 1600GSR rear 3-4.jpg
1973 Mitsubishi Galant FTO 1600 GSR rear.jpg
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1971年11月 - 1975年3月
乗車定員 5人
ボディタイプ 2ドアノッチバッククーペ
エンジン 1.4L 直4 OHV
1.4L 直4 SOHC
1.6L 直4 SOHC
駆動方式 FR
変速機 4速MT/5速MT
全長 3,765mm
全幅 1,665mm
全高 1,320mm
ホイールベース 2,300mm
車両重量 875kg
データモデル 1600GSR 1973年式
後継 三菱・ランサーセレステ
-自動車のスペック表-

ギャランクーペFTO(ギャランクーペエフティーオー、Galant Coupe FTO )は、三菱自動車工業が製造していたパーソナルクーペタイプの乗用車である。

概要[編集]

ギャランGTOの弟分的な存在として、1971年11月に販売が開始された。

車型は5座のファストバックノッチバック(セミノッチバック)スタイルの2ドアクーペのみである。そのプロポーションは、ワイドトレッド&ショートホイールベースとかなり特徴的である。この軽快なクーペというコンセプトは、後年のFTOにも受け継がれることになる。

乗用車の生産規模がそれほど大きくない三菱らしく、このFTOも成り立ちの多くをギャランシリーズと共用しており、エンジンフード(ボンネット)はコルトギャランと、ドアはコルトギャランハードトップ、ギャランGTO、2代目ギャランハードトップとの共通部品である。そのため、ドアは車体に対して非常に長く見える。

足回りやパワートレーンなどのメカニズムもコルトギャランからの流用であったが、エンジンは、本来、デリカなどの商用車として新たに開発された、OHV、1,400cc、86PSのネプチューン86・4G41型(「G III」のみ同OHV、1,400cc、95PSのネプチューン95・4G41型)が採用された。トランスミッションは、当初、4速MTのみであった。

歴史[編集]

  • 1971年11月 - 発表。バリエーションはシングルキャブ版4G41型エンジンを搭載する「G I」、および「G II」、ツインキャブ版4G41型エンジンを搭載する「G III」の計3タイプ。
  • 1973年2月 - マイナーチェンジ。新エンジンの1,400ccに加え、1,600ccが追加される。1,400ccは、商用車と共用であったネプチューンエンジンから、SOHC、1,439cc、92PSのサターン・4G33型へと変更される。さらに、シングルキャブの100PSと、ツインキャブで110PSを発揮する、2種類の1,597cc、サターン・4G32型が追加される。1600シリーズには、5速MTが組み合わされ、シングルキャブには「SL」、ツインキャブには「GS」と「GSR」が設定される。ホッテストバージョンとなる「GSR」にはオーバーフェンダーが装着され、FTOのスポーティーイメージが高まった。1400シリーズは、「EL」[GL」が4速、「SL」が5速。
  • 1974年10月 - 車種を整理、縮小。保安基準改正による安全対策によりオーバーフェンダー付きGSRは廃止となりオーバーフェンダーなしのGSRが生産される。
  • 1975年3月 - 後継となるランサーセレステが登場した事により販売終了。FTOの登場までは19年の間隔が空く。

エンジン[編集]

ネプチューン・エンジン[編集]

  • 4G41型 直列4気筒OHV1378cc
    • シングルキャブ仕様 グロス86馬力
    • ツインキャブ仕様 グロス95馬力

サターン・エンジン[編集]

  • 4G33型 直列4気筒SOHC1,439cc
    • シングルキャブ仕様 グロス92馬力
  • 4G32型 直列4気筒SOHC1,597cc
    • シングルキャブ仕様 グロス100馬力
    • ツインキャブ仕様 グロス110馬力

車名の由来[編集]

Fresco Turismo Omologateの略で、イタリア語で「公認された新鮮なフィーリングを持つ車」

関連項目[編集]

外部リンク[編集]