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三笠フーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三笠フーズ株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
530-0001
大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3号
大阪駅前第3ビルB200号
設立 1977年
業種 食料品
事業内容 の加工および販売
代表者 冬木三男
資本金 1,000万円
主要子会社 辰之巳、辰之巳米穀
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三笠フーズ株式会社(みかさフーズ)は、かつて大阪府大阪市北区に本社を置き米穀類製粉、加工、販売を行っていた企業である。

沿革

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事故米転売問題

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三笠フーズが農林水産省から工業用(非食用)として、農薬のメタミドホスアセタミプリドが残留している米や、発癌性のあるカビからできた毒のアフラトキシンB1を含んだ米である、いわゆる事故米穀ベトナム産うるち米、中国産もち米など[3])を仕入れておきながら、食用として酒造会社や菓子メーカーに転売していたことが2008年に農水省の調べにより発覚した[4]。1997年に合併した宮崎商店は以前から不正転売を行っており、合併以降も元社長の男(2009年の逮捕時は元顧問)が三笠フーズ九州工場所長に就任し、三笠側に事故米の転売を提案したと報じられている[5][6]。同社は、農林水産省の要請により、商品の自主回収を行っている[7]。問題の発覚後、三笠フーズは全従業員を解雇し、事業の縮小を図ることを発表した[8]。農水省は違約金として、三笠フーズに652万円を請求[9]不正競争防止法違反の裁判では、2009年10月16日に大阪地裁で三笠フーズに800万円の罰金、冬木には懲役2年、罰金400万円の実刑判決がそれぞれ言い渡された[10]

政界との関係

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三笠フーズのグループ会社である「辰之巳」と「辰之巳米穀」(双方とも冬木三男が社長を兼務)が、2003年から2007年までの間に、自民党大阪市鶴見区第3支部(坪井一宇の妻が代表)へ計112万円を献金していた事が、2008年9月18日に発覚した。自民党支部は献金が正当なものであると主張して返還しなかった[11]

脚注・出典

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関連項目

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