三大和牛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

三大和牛(さんだいわぎゅう)は、和牛銘柄牛肉に関する名数。「日本三大和牛」「日本三大銘柄牛」「三大銘牛」「三大ブランド牛」などとも言う。

概要[編集]

三大和牛との呼称がいつ頃、誰によって命名されたかは不明である。また、どの3銘柄かは公式に決まっておらず、それぞれが三大和牛を名乗っている。

以下では、これらの銘柄牛肉について概要を記す。出典により列挙する順番がまちまちのため、この項では便宜上あいうえお順で記す。

  • 近江牛[1][2][3][4][5][6]滋賀県内で肥育された黒毛和種で、雌牛・去勢された雄牛を認証している。江戸時代彦根藩から徳川将軍家に養生薬の名目で献上されており、歴史的にも非常に由緒がある。併せて、近江商人(日本三大商人の一角)が活躍したことも知名度向上に貢献した。
  • 神戸牛[1][2][4][6][7]兵庫県産の但馬牛を素牛とし、肉質等級、脂肪交雑のBMS値No.6以上で歩留等級がA・B等級、枝肉重量が450kg以下で雌牛・去勢された雄牛。神戸港の開港に伴い外国人が集まっていた神戸において、農作業用に飼われていた但馬の牛をイギリス人が食べ、その味を絶賛したのが始まりとされる。[要出典]
  • 前沢牛岩手県[3][4]。岩手県奥州市前沢区の生産者による黒毛和種で、前沢区内の飼養期間が最長かつ最終飼養地。
  • 松阪牛[1][2][3][4][6][7]三重県雲出川以南・宮川以北の地域で肥育日数500日以上で雌の処女牛を認証している。その歴史は浅く、1935年昭和10年)に東京で行なわれた『全国肉用牛畜産博覧会』で名誉賞を受賞し、戦後にブランド牛として認知されるようになった。
  • 米沢牛[1][7][8]山形県置賜地方米沢市周辺)で米沢牛銘柄推進協議会が認定した飼育者が、登録された牛舎において18か月以上継続して飼育されたもの。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d デジタル大辞泉『日本三大和牛』 - コトバンク
  2. ^ a b c 日本三大牛:加瀬清志、畑田国男 『日本三大ブック』 講談社、1993年ISBN 9784062061568
  3. ^ a b c 日本三大銘柄牛:ナヴィ インターナショナル 『あなたは3つ言えますか? 日本の三大雑学236』 幻冬舎〈幻冬舎文庫〉、2003年7月、29-32頁。ISBN 978-4344403925
  4. ^ a b c d 三大銘柄牛:世界の「ふしぎ雑学」研究会 『図解 日本の「三大」なんでも事典』 三笠書房〈王様文庫〉、2007年3月、166-167頁。ISBN 978-4837964179
  5. ^ 日本三大和牛:「近江牛」ブランド・販売戦略 (PDF)”. 滋賀県 (2016年3月). 2017年2月8日閲覧。
  6. ^ a b c 株式会社レッカ社 『「日本三大」なるほど雑学事典』 PHP研究所〈PHP文庫〉、2009年12月、72-73頁。ISBN 978-4569673677
  7. ^ a b c 日本三大和牛:加瀬清志、畑田国男 『雑学・日本なんでも三大ランキング』 講談社、1997年ISBN 9784062562188
  8. ^ 三大和牛:国土交通省”. 山形県. p. 179. 2017年2月8日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]