三国観光産業

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三国観光産業株式会社
Mikuni-kyotei-01.jpg
三国観光産業本社のある三国競艇場
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
913-0001
福井県坂井市三国町池上第80号1番地
設立 1952年11月12日
(三国競艇施設株式会社)
業種 サービス業
法人番号 1210001007435
事業内容 ホテル・娯楽施設の運営等
資本金 6,000万円
売上高 22億3,400万円(2012年3月期)[1]
純利益 3,300万円(2012年3月期)[1]
純資産 16億4,200万円(2012年3月期)[1]
総資産 26億200万円(2012年3月期)[1]
従業員数 社員59人・その他63人
(2010年9月30日時点)
主要株主 京阪電気鉄道
京福電気鉄道
外部リンク https://www.keifuku.co.jp/customers/group.php
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三国観光産業株式会社(みくにかんこうさんぎょう)は、福井県坂井市に本社を置く、京阪グループの中の京福グループの企業。三国競艇場の施設所有、越前松島水族館の経営、三国観光ホテルの経営、活魚販売、温泉供給事業をしている。

概要[編集]

1952年坂井郡三国町(現在の坂井市三国町)と武生市(現在の越前市)のモーターボート競走事業(競艇事業)に協力する形で京福電気鉄道が「三国競艇施設(株)[2]」を設立。

当時は競艇事業に対する社会的評価も低く、公益性の高い鉄道会社が競艇場を建設することに批判も予想された。しかし北陸地方に娯楽の場を提供したいとの考えは支持され、1953年、九頭竜川河口付近に開設された「三国競艇場」で初めてのモーターボートレースが開催された。モーターボートレースの利益還元のために1959年5月、三国町に越前松島水族館を開館した。

1961年、京福電鉄が京阪グループ入りに伴い、京阪電気鉄道も当社に出資した[3]

1962年、北陸観光開発(後の東尋坊温泉観光、片山津ゴルフ倶楽部運営会社とは無関係)が三国高校裏の三国町緑ヶ丘の台地で温泉(東尋坊温泉)を掘り当てる。それを得て同社よりファミリーランド建設計画が立てられ、1964年4月に「東尋坊温泉ファミリーランド・ホテル松寿閣」を開館[4]

1968年7月、東尋坊温泉観光(株)が京福電鉄のグループ会社と成り、「東尋坊温泉ファミリーランド・ホテル松寿閣」を同社経営として営業していたが「ホテル松寿閣」のみ老朽化で1983年1月閉鎖取り壊し、跡地に新たに「三国観光ホテル」を建設、1984年元旦に開業した[5]。1988年12月、隣接の「ファミリーランド」が閉鎖[6]され、「三国観光ホテル」のみの単独の施設となる。

2004年2月、三国観光産業は東尋坊温泉観光(株)を吸収合併した。

なお、鉄道会社が競走場を運営している事例としては、三国競艇場以外では平和島競艇場京急開発京浜急行電鉄傘下)、多摩川競艇場多摩川開発西武鉄道傘下)、住之江競艇場の住之江興業(南海電気鉄道傘下)がある。

沿革[編集]

  • 1952年11月12日 - 三国競艇施設株式会社を設立。
  • 1953年 - 三国町の九頭竜川の河口付近に三国競艇場を開設。
  • 1959年5月 - 越前松島水族館開館。
  • 1961年10月 - 資本金増資、京阪電気鉄道が資本参加。
  • 1962年 - 北陸観光開発が三国高校裏の三国町緑ヶ丘の台地で温泉(東尋坊温泉)を掘り当てる。
  • 1963年7月1日 - 北陸観光開発が東尋坊温泉観光に社名変更[7]
  • 1964年4月 - 東尋坊温泉ファミリーランド・ホテル松寿閣開業。
  • 1966年 - 三国競艇場が九頭龍川の一級河川昇格による建設省(当時、現在の国土交通省)の移転通達に伴い三国町池上へ移転。
  • 1969年5月 - 社名を三国観光産業株式会社に変更。
  • 1983年1月 - ホテル松寿閣閉鎖。
  • 1984年1月1日 - 三国観光ホテル開業(現・西館)[5]
  • 1988年12月 - 東尋坊温泉ファミリーランド閉鎖。
  • 1993年4月1日 - 三国観光ホテル新館(東館)竣工[8]
  • 2004年2月1日 - 東尋坊温泉観光を吸収合併[9]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 京福電気鉄道 第106期(平成23年4月1日 ‐ 平成24年3月31日)有価証券報告書による。
  2. ^ 『三国町史』第六章戦後の三国、第七節三国町の現状と将来、ボートレース
  3. ^ 『京阪百年のあゆみ』340頁
  4. ^ 『三国町史』第六章戦後の三国、第七節三国町の現状と将来、東尋坊温泉
  5. ^ a b 『京阪百年のあゆみ』396頁
  6. ^ 『三国町百年史』第4章港と産業と交通通信、三国町百年史編纂委員会編
  7. ^ 『京阪百年のあゆみ』資料編175頁、会社概要「消滅会社・資本外になった会社」より
  8. ^ 『京阪百年のあゆみ』467頁
  9. ^ 『京阪百年のあゆみ』資料編166頁

参考文献[編集]

  • 京阪電気鉄道開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』京阪電気鉄道2011年3月24日発行
  • 三国町史、三国町史編纂委員会編、三国町教育委員会、1964年3月発行
  • 三国町百年史、三国町百年史編纂委員会編、1989年4月発行

外部リンク[編集]