三井金属鉱業

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三井金属鉱業株式会社
Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd.
MITSUI MINING and SMELTING Logo.svg
Gate city ohsaki shinagawa tokyo 2009-3.JPG
本社があるゲートシティ大崎ウエストタワー(右)
種類 株式会社
市場情報
東証1部 5706
略称 三井金属
本社所在地 日本の旗 日本
141-8584
東京都品川区大崎1-11-1
ゲートシティ大崎 ウェストタワー19F
設立 1950年昭和25年)5月1日
業種 非鉄金属
事業内容 電子材料事業、金属事業、環境事業、機械部品事業
代表者 代表取締役社長 兼 COO 仙田貞雄
資本金 421億29百万円(2012年3月
発行済株式総数 572,966,166株 (2012年3月末現在)
売上高 連結:4,310億円
単体:2,130億円 (2012年3月期)
営業利益 連結:191億円
単体:85億円 (2012年3月期)
純利益 連結:115億円
単体:71億円 (2012年3月期)
純資産 連結:1,401億円
単体:807億円 (2012年3月期)
総資産 連結:4,131億円
単体:2,920億円 (2012年3月期)
従業員数 連結:10,113人
単体:1,793人 (2012年3月末現在)
決算期 3月末
会計監査人 有限責任あずさ監査法人
外部リンク http://www.mitsui-kinzoku.co.jp/
特記事項:三井グループのメンバーであり、二木会・三井広報委員会・三井業際研究所・綱町三井倶楽部及び月曜会に加盟している。
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三井金属鉱業株式会社(みついきんぞくこうぎょう、英:Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd.)は、金属製錬電子材料製造、自動車部品製造を主な事業とする、三井グループ非鉄金属メーカー。

概要[編集]

神岡鉱山採掘からスタートし、財閥解体に伴う三井鉱山(現・日本コークス工業)からの分離により会社設立。設立当初は朝鮮戦争の特需景気により金属価格が高騰、優良企業として業績を伸ばした。しかしながら、1980年代の急激な円高による地金価格の下落、神岡鉱山の亜鉛精錬を原因とするイタイイタイ病に対する補償などで業績は悪化、長期無配となるなど長く経営不振が続いた。

業績回復のきっかけになったのは1993年平成5年)、宮村眞平が社長に就任(現取締役相談役)。ベースアップ停止、一時金の増減による業績連動型の年収管理制度の導入など時代に先駆けた労務改革、及び、製錬にとらわれない業種転換によって経営再建が行われた。

現在は地金などの基礎素材と共に銅箔、TABテープ、薄膜材料などの中間素材、自動車部品などの組み立て加工にも注力しており、総合素材メーカーと呼ぶべき事業内容となっている。自動車ドアロック部品、TABテープ、銅箔で世界トップシェアを誇る。

事業所所在地[編集]

本社

支店

日本国内生産拠点

事業部[編集]

箔事業本部

  • 特殊銅箔事業部
  • アジア・パシフィック銅箔事業部

機能材料事業本部

MC事業本部

金属・環境事業本部

部品事業本部

関連事業本部

  • 圧延加工事業部
  • セラミックス事業部
  • 計測システム事業部
  • 関連事業部

沿革[編集]

  • 1874年明治7年)9月 - 三井組が神岡鉱山の経営権を取得。
  • 1892年(明治25年)6月 - 三井鉱山合資会社を設立。
  • 1911年(明治44年)12月 - 三井鉱山株式会社に改組。
  • 1913年大正2年)8月 - 大牟田亜鉛製煉工場操業開始。
  • 1928年昭和3年)1月 - 彦島亜鉛製煉工場を買収。
  • 1943年(昭和18年) - 神岡鉱業所亜鉛電解工場操業開始。
  • 1943年(昭和18年)3月 - 日比製煉所・竹原製煉所を買収。
  • 1950年(昭和25年)5月 - 財閥解体により三井鉱山株式会社の金属部門が神岡鉱業株式会社として分離。
  • 1950年(昭和25年)10月 - 東京証券取引所などに株式上場。
  • 1952年(昭和27年)12月 - 三井金属鉱業株式会社に社名変更。
  • 1962年(昭和37年)4月 - 王子金属工業を合併、圧延加工事業部を設置。昭和ダイカストを合併し、ダイカスト事業部を設置。
  • 1968年(昭和43年) - イタイイタイ病原因企業として富山地裁に提訴され、1971年(昭和46年)に敗訴し賠償を命じられる。
  • 1980年(昭和55年)10月 - 三井金属箔製造を合併、上尾銅箔工場を継承。三金レア・アースを合併し、三池レアメタル工場を設置。
  • 1986年(昭和61年)7月 - 神岡鉱業所を分離し神岡鉱業株式会社、彦島製煉所を分離し彦島製錬株式会社、三池製煉所を分離し三池製錬株式会社を設立。
  • 1990年平成2年)1月 - 東京高級炉材を合併し、セラミック事業部を設置。三井金属パーライトを合併し、パーライト事業部を設置
  • 1999年(平成11年)1月 - 本社を東京都品川区大崎に移転。
  • 2000年(平成12年)10月 - 日鉱金属と共同出資でパンパシフィック・カッパーを設立。
  • 2001年(平成13年)6月 - 神岡鉱業が神岡鉱山の鉛亜鉛鉱石採掘を中止。
  • 2002年(平成14年)7月 - 住友金属鉱山株式会社と共同出資でエム・エス・ジンク株式会社を設立
  • 2003年(平成15年)4月 - 自動車部品会社である大井製作所を子会社化。
  • 2008年(平成20年)4月 - 愛知計装株式会社を吸収合併し、計測システム事業部に統合。
  • 2009年(平成21年)5月 - 名古屋証券取引所、福岡証券取引所、札幌証券取引所上場廃止。
  • 2010年(平成22年)12月 - 大阪証券取引所上場廃止。
  • 2013年(平成25年)12月 - イタイイタイ病・カドミウム被害問題の全面解決。

関連企業[編集]

電子材料事業

  • 株式会社エム・シー・エス
  • 日本結晶光学株式会社
  • パウダーテック株式会社
  • 日本イットリウム株式会社

金属・環境・資源開発事業

部品事業

  • 株式会社大井製作所
  • 三井金属九州機工株式会社
  • 神岡部品工業株式会社
  • 九州精密機器株式会社

関連事業

関連項目[編集]

外部リンク[編集]