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三リン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三リン酸
三リン酸の構造
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.030.752 ウィキデータを編集
EC番号
  • 233-840-3
KEGG
UNII
性質
H5P3O10
モル質量 257.95 g/mol
酸解離定数 pKa 本文を参照
共役塩基 三リン酸塩
危険性
労働安全衛生 (OHS/OSH):
主な危険性
腐食性 (C)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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三リン酸(さんリンさん、英語: Triphosphoric acid)は、化学式H5P3O10で表される化合物であり、リン酸縮合によってできる化合物としてはピロリン酸H4P2O7の次にあたる。

ATPなどの化合物は三リン酸のエステルである。

三リン酸は結晶の形では得られていない。H5P3O10の組成に相当する平衡混合物には、約20%の三リン酸が含まれる。純粋な溶液は三リン酸ナトリウムなどのナトリウム塩の0 ℃におけるイオン交換によって得られる[1]

三リン酸は五価の酸であり、塩基性条件下では5つのプロトンを放出する。対応するpKaの値は出典によって異なる。

  • 1.0; 2.2; 2.3; 5.7; 8.5[1]
  • 1.0; 2.2; 2.3; 3.7; 8.5[2]

脚注

[編集]
  1. ^ a b Corbridge, D. (1995). “Chapter 3: Phosphates”. Studies in inorganic Chemistry vol. 20. Elsevier Science B.V.. pp. 169–305. ISBN 0-444-89307-5 
  2. ^ Holleman, A. F.; Wiberg, E. (2001), Inorganic Chemistry, San Diego: Academic Press, p. 729, ISBN 0-12-352651-5