一週間 (ロシア民謡)

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一週間」(いっしゅうかん)、原題「Неделька」(ニェジェーリカ、「」)は、ロシアの民謡。

女性の一週間の様子を歌ったロシア民謡で、作詞・作曲者は不詳。19世紀頃に成立。

日本における受容[編集]

一週間
ボニージャックスシングル
B面 はるかな友に
リリース
ジャンル 合唱曲
レーベル キングレコード
作詞・作曲 楽団カチューシャ
ロシアの旗ロシア民謡
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みんなのうた
一週間
歌手 ボニージャックス
作詞者 楽団カチューシャ
作曲者 ロシアの旗ロシア民謡
編曲者 若松正司
映像 アニメーション
映像制作者 グループクレアート
初放送月 1963年4月-5月
再放送月 2021年2月(ラジオのみ)
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日本では「楽団カチューシャ」による訳詞(1954年)が有名で、その内容はロシア語原詞を比較的忠実になぞったものである(土曜日のみ異なる)。この他訳詞担当は不明だが、「日曜日はにこにこ」「月曜日はげんきに」と、曜日のだじゃれで構成されたのも有った。

1963年4月にはNHKの『みんなのうた』で紹介[1]。編曲は若松正司で、歌はボニージャックスが担当した。『みんなのうた』版は歌詞が一部変更されており、3番の「あなたと逢って」が「友達が来て」、5番の「恋人よ」が「友達よ」になっている。2021年現在音声のみ見つかっており、映像は見つかっていない。同年8月にはボニージャックスの歌唱でキングレコードからシングル発売され(品番はEB-921、モノラル録音)、同年12月の『第14回NHK紅白歌合戦』でもボニージャックスにより披露されている。また、同じくNHKの『おかあさんといっしょ』『歌はともだち』『歌のメリーゴーラウンド』『ドレミノテレビ』などでも歌われた。このバージョンでは、「テュリャテュリャ…」の最後のフレーズがオリジナルとは異なる。

2015年3月22日から、JR西日本大阪環状線野田駅発車メロディに採用されている[2]。楽団カチューシャの訳詞にある「日曜日は市場に出かけ」という歌詞と、大阪市中央卸売市場本場の最寄駅であることにちなむ[3]

2021年には『みんなのうた』でラジオのみで約58年ぶりに再放送された。

作品への起用[編集]

日本では、この曲のメロディがCMソングとして使用される機会が多い。1960年代後半にスバル・3601980年代ハウス食品「ザ・シチュー」(1983年)やタイヘイ「タイヘイファミリーセット」、エッソ石油モービル石油「モービルHiアルキー→モービルF-1」、1990年代前半に丸美屋食品工業のりたま」、2010年P&Gファブリーズ」、2017年au三太郎シリーズ「合唱」篇[4]・「毎日イイコト・一週間」篇、2018年関西電力「エコキュートでおトク キャンペーン」篇、2021年サッポロビール「ドラフティ」などといったCMで使われ、その他イオン「火曜市[5]」やユニー「火曜特売」のCMソングに起用されている。

2009年4月にテレビ番組『東京フレンドパークII』の放送枠が月曜19:00から木曜19:55に移動する際、本曲の替え歌で移動の告知を行った。

アニメけいおん!の第1話「廃部!」のシーンの一部で本曲が使われている(歌はなし)。

嘉門タツオ(旧芸名:嘉門達夫)は、不倫を題材にした本曲の替え歌を持ち歌にしている[6]

2012年頃からは、コウメ太夫(旧芸名:小梅太夫)が『チクショー一週間』で本曲をネタに使用している。

陣内智則エンタの神様で、羽化してからのセミの寿命が短いことに準えて、「セミの一週間」と題した替え歌をネタ内で用いている。また、ある小学生はそんな宿命を背負いながらも一生懸命に生きるセミを用いたネタを見て、自殺を思いとどまったと言う。[7]

ソビエト連邦時代の作曲家ニコライ・ブダーシュキンロシア語版の『ドムラとバラライカオーケストラのための協奏曲』(1943年)の第1楽章は本曲を素材として用いている。

脚注[編集]

  1. ^ NHK みんなのうた - 一週間 - ボニージャックス
  2. ^ 大阪環状線、全駅の発車メロディが決定……「夢想花」「さくらんぼ」など、RBB TODAY、2015年3月16日 16:55。
  3. ^ 野田駅 大阪環状線 発車メロディ全曲紹介、JRおでかけネット。(2015/5/1閲覧)
  4. ^ 金ちゃんが卒業式で熱唱しながら大号泣!“毎日イイコト”がテーマの替え歌で、金ちゃんなぜかスイッチON『auの学割天国』の新CM 「合唱」篇2017年3月6日(月)よりOA開始、KDDI株式会社、2017年3月6日。
  5. ^ 九州地区では一部の店舗でしか使用されていない。大半の店舗及びCMでは2012年から2014年のみ全国共通版を使用していた(それ以前はイオン九州独自の火曜市専用ソングを使用・2014年以降は同じイオン九州専用ソングのインスト版を使用している。)。なお、イオン琉球ではプリマート時代末期から「水曜市(沖縄県内ほかのスーパーも多くが水曜が特売の日)」で使われていた。
  6. ^ 嘉門達夫 替え歌で橋下市長をいじくる、デイリースポーツ、2012年7月20日。
  7. ^ SS.ナオキ (2019年12月27日). “陣内智則が自殺寸前の小学生を救ったネタ、セミの一週間が不意打ちで感動すると話題に” (日本語). 秒刊SUNDAY. 2021年11月16日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]