一心太助 (中村錦之助版)

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一心太助(いっしんたすけ)は、東映で製作された中村錦之助 (萬屋錦之介)主演の映画シリーズである。1958年(昭和33年)から1963年(昭和38年)にかけて5本のシリーズが作られた。喧嘩っ早いが義理人情に厚い江戸っ子・一心太助と、ひょんなことから太助の主人(太助は親分と呼ぶ)となった天下のご意見番・大久保彦左衛門の活躍を描く。

レギュラー出演者[編集]

シリーズ作品[編集]

江戸の名物男 一心太助[編集]

江戸の名物男 一心太助
監督 沢島忠
脚本 田辺虎男
音楽 高橋半
撮影 坪井誠
編集 宮本信太郎
製作会社 東映京都撮影所
配給 日本の旗 東映
公開 日本の旗 1958年2月5日
上映時間 90分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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『江戸の名物男 一心太助』(えどのめいぶつおとこ いっしんたすけ)は、1958年2月5日に公開されたシリーズ第1作。監督は沢島忠、脚本は田辺虎男

キャスト[編集]

一心太助 天下の一大事[編集]

一心太助 天下の一大事
監督 沢島忠
脚本 鷹沢和善
音楽 鈴木静一
撮影 坪井誠
編集 宮本信太郎
製作会社 東映京都撮影所
配給 日本の旗 東映
公開 日本の旗 1958年10月22日
上映時間 91分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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『一心太助 天下の一大事』(いっしんたすけ てんかのいちだいじ)は、1958年10月22日に公開されたシリーズ第2作。監督は沢島忠、脚本は鷹沢和善

キャスト[編集]

一心太助 男の中の男一匹[編集]

一心太助 男の中の男一匹
監督 沢島忠
脚本 鷹沢和善
音楽 鈴木静一
撮影 坪井誠
編集 宮本信太郎
製作会社 東映京都撮影所
配給 日本の旗 東映
公開 日本の旗 1959年11月29日
上映時間 94分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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『一心太助 男の中の男一匹』(いっしんたすけ おとこのなかのおとこいっぴき)は、1959年(昭和34年)11月29日に公開されたシリーズ第3作。監督は沢島忠、脚本は鷹沢和善。

キャスト[編集]

  • 一心太助、将軍家光:中村錦之助 (萬屋錦之介)
  • 大久保彦左衛門:月形龍之介
  • お仲:中原ひとみ
  • 松平伊豆守:山形勲
  • 松前屋五郎兵衛:大河内傳次郎
  • 大原伊十郎:徳大寺伸
  • 源兵衛:杉狂児
  • 糸吉:夢路いとし
  • 鯉平:喜味こいし
  • 笹尾喜内:堺駿二
  • 神尾備前守:進藤英太郎
  • 神尾主膳:原健策
  • 丹波屋重蔵:阿部九洲男
  • 伴蔵:沢村宗之助
  • 正覚:三島雅夫
  • 原伊予守:加賀邦男
  • 京極左京亮:高松錦之助
  • 阿部豊後守:小柴幹治
  • お恵:丘さとみ

家光と彦左と一心太助[編集]

家光と彦左と一心太助
監督 沢島忠
脚本 小国英雄
音楽 鈴木静一
撮影 坪井誠
編集 宮本信太郎
製作会社 東映京都撮影所
配給 日本の旗 東映
公開 日本の旗 1961年1月3日
上映時間 93分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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『家光と彦左と一心太助』(いえみつとひこさといっしんたすけ)は、1961年(昭和36年)1月3日に公開されたシリーズ第4作。監督は沢島忠、脚本は小国英雄

キャスト[編集]

一心太助 男一匹道中記[編集]

一心太助 男一匹道中記
監督 沢島忠
脚本 那須美三
沢島忠
音楽 林光
撮影 坪井誠
製作会社 東映京都撮影所
配給 日本の旗 東映
公開 日本の旗 1963年1月15日
上映時間 85分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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『一心太助 男一匹道中記』(いっしんたすけ おとこいっぴきどうちゅうき)は、1963年(昭和38年)1月15日に公開されたシリーズ最終作。監督は沢島忠、脚本は那須美三、沢島忠。

キャスト[編集]

関連項目[編集]