一宿寺

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一宿寺いっしゅくじ
本堂
本堂
所在地 徳島県阿南市加茂町宿居谷5
山号 別格本山
院号 光明院末
宗派 高野山真言宗
本尊 薬師三尊
創建年 未詳
正式名 別格本山 光明院末 一宿寺
札所等 阿南七薬師霊場1番札所
法人番号 8480005004313 ウィキデータを編集
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一宿寺(いっしゅくじ)は、徳島県阿南市加茂町にある高野山真言宗寺院[1]。山号は別格本山。本尊は薬師三尊

歴史[編集]

空海が修行で訪れた時に宿泊した地であり、その後、嘉保年間(1094年-1096年)に京都東寺の僧である長範が太龍寺を再興するために宿したことから寺名が付いた[2]

以前は太龍寺への歩き遍路が多く使用した「阿波遍路道かも道(あと4.8km)」の起点で、境内への道筋に丁石が多く残されている[3]。一宿寺から太龍寺までの丁石(11基)は、徳島県の史跡に指定されている。

交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 一宿寺”. 八百万の神. 2021年12月20日閲覧。
  2. ^ 「阿波歴史体感ネットワーク」(徳島県教育委員会)
  3. ^ 第5回報告 古い遍路道阿南市一宿寺~第21番札所大龍寺”. 四国クリエイト協会. 2021年12月20日閲覧。

外部リンク[編集]