ヴェン島
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ティコ・ブラーエの地図にもとづいて作られた1663年のウイレム・ブラウの地図
ヴェン島(スウェーデン語: Ven、デンマーク語やスウェーデン語の古い表記ではHven)はスカンディナヴィア半島とシェラン島の間の、エーレスンド海峡にあるスウェーデン領の島である。スコーネのランズクルーナに属する。面積は7.5 km²で約400人の住民が住んでいる。1930年代が人口のピークで約1300人の人口があった。
歴史的にはデンマーク領であったが、1658年のロスキレ条約、1660年のコペンハーゲン条約でスウェーデン領となった。
ティコ・ブラーエがウラニボリとステルネボリの2つの天文台をたてたことで知られる。
島には3つの村、 Bäckviken、Tuna By、 Kyrkbackenがある。
ランズクルーナとヘルシングボリとの間のフェリーがBäckvikenに就航し、夏の間はコペンハーゲンにもフェリーが就航する。夏の間は人気のある観光地である。農業の適地で小麦やぶどうを産する。