ヴィヴェーク・オベロイ

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ヴィヴェーク・オベロイ
Vivek Oberoi
Vivek Oberoi
ヴィヴェーク・オベロイ(2016年)
本名 Vivek Anand Oberoi
生年月日 (1976-09-03) 1976年9月3日(43歳)
出生地 インドの旗 インド アーンドラ・プラデーシュ州ハイデラバード(現テランガーナ州
職業 俳優
活動期間 2002年-
配偶者 プリヤンカー・アルヴァ(2010年-)
著名な家族 スレーシュ・オベロイ(父)
アクシャイ・オベロイ英語版(従弟)
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ヴィヴェーク・オベロイ(Vivek Oberoi、1976年9月3日 - )は、インドボリウッドで活動する俳優

生い立ち[編集]

ハイデラバード出身で、パンジャーブ人の父スレーシュ・オベロイはボリウッドの性格俳優として知られており、母ヤショーダラー・オベロイはタミル人である。本名は「ヴィヴェーク・アナンド・オベロイ(Vivek Anand Oberoi)」であり、名前は父と祖父が信奉していたヴィヴェーカーナンダに由来している[1]。俳優デビューする際、「スクリーン上でヒロインとロマンティックに踊り、歌う」俳優がヴィヴェーカーナンダと同じ名前なのを避けるため、「ヴィヴェーカーナンダへのリスペクト」として「ヴィヴェーク・オベロイ」と名乗るようにしたと語っている[1]

ハイデラバード公立学校英語版を卒業後にアジュメールメイヨー・カレッジ英語版ムンバイのミティバーイ・カレッジに進学する。ロンドンの俳優養成学校に通う中でニューヨーク大学の講師と出会い、講師に誘われてニューヨークに留学して映画演劇の学位を取得した。インドに帰国後は脚本家としても活動していた。

2010年10月29日にカルナータカ州政府英語版大臣を務めたジーヴァラージ・アルヴァ英語版の娘プリヤンカー・アルヴァと結婚し、1男1女をもうけた[2][3]

キャリア[編集]

2002年 - 2008年[編集]

ヴィヴェーク・オベロイとネーハー・シャルマー(2012年)

2002年にラーム・ゴーパール・ヴァルマ英語版の『Company』で俳優デビューする[4]。ヴィヴェークは同作の演技を高く評価され、フィルムフェア賞 最優秀新人男優賞英語版フィルムフェア賞 最優秀助演男優賞英語版を受賞している。同年9月に『Road』、12月に『Saathiya』に出演し、『Saathiya』ではフィルムフェア賞 最優秀主演男優賞英語版にノミネートされた。2003年には『Dum』に出演した。2004年に『Masti』『Yuva』に出演し、2005年にはスバーシュ・ガイ英語版の『Kisna: The Warrior Poet』で主役を演じた。

2006年に『オセロ』を翻案した『Omkara』に出演し[5]、ケス(マイケル・カッシモの翻案)役を演じた。同作での演技はグルザール英語版から高く評価されている[6]。2007年に『ラカンドワーラーの抗争英語版』でマヤ・ドラス英語版役を演じた[7][8]。2008年にアプールヴァ・ラキア英語版の『Mission Istaanbul』に出演している[9]

2009年以降[編集]

ヴィヴェーク・オベロイとカイナート・アローラ英語版カリシュマ・タンナ英語版(2016年)

2009年に『Kurbaan』に出演し、2010年には『プリンス英語版』で主役を演じた。『プリンス』は興行的には成功を収めたものの、評価は芳しくなかった[10][11]。同年10月に出演した『Rakta Charitra』ではパリターラー・ラヴィンドラ英語版役を演じている[12]。2011年に『Watch Indian Circus』を製作し[13]、第16回釜山国際映画祭で上映され観客賞を受賞した。同映画祭でインド映画が観客賞を受賞するのは『Watch Indian Circus』が初であり、ハリウッド・リポーターバラエティ誌などの批評家からも絶賛されている[14]

2012年に『Kismat Love Paisa Dilli』に出演するが、同作は興行的に失敗している[15]。2013年に『クリッシュ英語版』に出演し、2014年に『アメイジング・スパイダーマン2』のヒンディー語吹替版でエレクトロ役を演じた[16]。2017年に『Bank Chor』でリテーシュ・デーシュムクレア・チャクラボルティーと共演した[17]。2019年に『Lucifer』でマラヤーラム語映画デビューし、同作での演技は批評家から高い評価を得た[18]。同年5月には『PM Narendra Modi』でナレンドラ・モディ役を演じている[19]

慈善活動[編集]

ヴィヴェークの経営する会社KARRMは、マハーラーシュトラ州ターネー県英語版に所有する25のアパートを殉職した警察官の遺族に寄付した[20][21]。また、ヴィヴェークはこれまでに300万ルピーを寄付し、慈善活動を通して2,500万ルピーの寄付を支援している[22]

出典[編集]

  1. ^ a b What made Vivek Oberoi drop Anand from his name”. Times Now (2016年5月8日). 2019年1月2日閲覧。
  2. ^ Just married”. Hindustan Times (2010年10月30日). 2010年10月31日閲覧。
  3. ^ Hiren Kotwani (2015年4月26日). “Vivek Oberoi still to decide on newborn daughter's name”. The Times of India. 2015年4月24日閲覧。
  4. ^ Vivek Oberoi as Chhota Rajan”. Ibnlive.in.com (2011年5月10日). 2011年10月25日閲覧。
  5. ^ Friday Review Chennai – Othello with desi nuances: Omkara. The Hindu
  6. ^ Joginder Tuteja (2006年7月29日). “Vivek has played nuances of his character with such great intellect that Gulzaar Saab after seeing his performance congratulated him”. 2011年12月1日閲覧。
  7. ^ “Gangster and real life characters excite me: Vivek Oberoi” (英語). The Indian Express. (2016年5月10日). http://indianexpress.com/article/entertainment/bollywood/gangster-and-real-life-characters-excite-me-vivek-oberoi-2793768/ 2018年1月10日閲覧。 
  8. ^ India, Press Trust of (2016年5月10日). “Gangster and real life characters excite me: Vivek Oberoi” (英語). India.com. http://www.india.com/showbiz/gangster-and-real-life-characters-excite-me-vivek-oberoi-1174953/ 2018年1月10日閲覧。 
  9. ^ Elizabeth Gibson (2008年6月10日). “Indian drama scoops Bollywood honors”. China Post. http://www.chinapost.com.tw/art/2008/06/10/160392/Indian-drama.htm 2020年2月22日閲覧。 
  10. ^ Box Office 2010”. 2013年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月26日閲覧。
  11. ^ Vinod Mirani (2010年3月17日). “Flops galore at the box office”. 2020年2月22日閲覧。
  12. ^ The Times of India, May 20, 2010”. The Times of India (2010年5月20日). 2011年10月25日閲覧。
  13. ^ Vivek Oberoi turns producer”. Bollywoodhungama.com (2011年10月19日). 2011年10月25日閲覧。
  14. ^ Bollywood Hungama News network (2011年11月24日). “Watch Indian Circus or Dekh Indian circus won top honors at 16th Busan Film Festival”. 2020年2月22日閲覧。
  15. ^ Vivek Oberoi signed for 'Kismat Love Paisa Dilli'”. Indian Express (2011年10月13日). 2011年10月25日閲覧。
  16. ^ Iyer, Meena (2014年3月20日). “Vivek is the voice of the Spider-Man villain”. The Times of India. http://timesofindia.indiatimes.com/Entertainment/Hindi/Bollywood/News-Interviews/Vivek-is-the-voice-of-the-Spider-Man-villain/articleshow/32304254.cms 2015年8月22日閲覧。 
  17. ^ “Vivek Oberoi Has Teamed Up With Riteish For Bank Chor”. Patrika Group. (2014年7月29日). http://www.patrika.com/article/vivek-oberoi-has-teamed-up-with-ritesh-for-bank-chor/48095 2014年7月29日閲覧。 
  18. ^ Vivek Oberoi joins Lucifer”. New Indian Express. 2020年2月22日閲覧。
  19. ^ PM Narendra Modi:What the 'PM Narendra Modi' trailer tells us about Bollywood, politics and propaganda” (英語). Scroll.in (2019年3月23日). 2019年3月24日閲覧。
  20. ^ "Bollywood actor Vivek Oberoi donates 25 flats to families of CRPF martyrs in Thane," The GenX Times, 14 May 2017.
  21. ^ quintdaily (2017年8月23日). “Vivegam Tamil Movie Rating [4/5, Audience Review – QuintDaily]”. 2020年2月22日閲覧。
  22. ^ Priyanka Jain (2011年6月28日). “Vivek Oberoi makes it to 'philanthropy' list”. Hindustan Times. 2011年11月27日閲覧。

外部リンク[編集]