ヴィルヘルム・ダニエル・ヨーゼフ・コッホ
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ヴィルヘルム・ダニエル・ヨーゼフ・コッホ(ドイツ語: Wilhelm Daniel Joseph Koch、1771年3月5日 - 1849年11月14日)は、ドイツの医師、植物学者である。
生涯
[編集]ラインラント=プファルツ州のクーゼルで生まれた。イェナ大学とマールブルク大学で医学を学んだ。トラーバッハとカイザースラウテルンで公共医師(Stadtphysicus)を務めた後、1824年から、引退するまで、エルランゲン大学の医学と植物学の教授を務め、植物園の園長も務めた。植物学の著書に、"Synopsis florae germanicae et helveticae" (「ドイツとスイスの植物相の概要」:1835–37)や、"Catalogus plantarum florae palatinae" (「プファルツの植物一覧」1814)がある。
1833年にスウェーデン王立科学アカデミーの外国人会員に選ばれた。植物の属名、ホウキギ属 (Kochia、ヒユ科の廃止された属)に献名された。