ヴィルヘルム・グリーゼ

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ヴィルヘルム・グリーゼ(Wilhelm Gliese, 1915年6月21日 - 1993年6月12日)は、ドイツ天文学者である。

現在はポーランド領になっているシレジアのゴルトベルク(Goldberg / Złotoryja)に生まれた。1933年からブレスラウ大学で天文学、数学、物理学を学び、その後ベルリンの天文計算局 (Astronomisches Rechen-Institut) で働いた。第二次世界大戦後は、1949年にハイデルベルクの天文計算局で働き、1954年まで、天文年鑑の編集に参加し、1957年から引退まで基本星表FK4、FK5の編集に携わった。

1969年のCatalogue of Nearby Starsグリーゼ近傍恒星カタログ)で知られる。1951年ピート・ファンデカンプの発案で20パーセクまでの太陽系に近い1000以上の星の一覧の作成を行い、1957年に最初のカタログを完成させた。1969年の版では22パーセクまでの2000の天体の一覧を編集した。

小惑星(1823)グリーゼは彼に因んで命名された。