ヴィラコッポス国際空港

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ヴィラコッポス国際空港
Aeroporto Internacional de Viracopos
Viracoposlogo.jpg
IATA: VCP - ICAO: SBKP
概要
国・地域 ブラジルの旗 ブラジル
所在地 サンパウロ州カンピーナス
種類 公共
運営者 Aeroportos Brasil
拠点航空会社 アズールブラジル航空
標高 661 m
座標 南緯23度00分26.58秒 西経047度08分04.28秒 / 南緯23.0073833度 西経47.1345222度 / -23.0073833; -47.1345222座標: 南緯23度00分26.58秒 西経047度08分04.28秒 / 南緯23.0073833度 西経47.1345222度 / -23.0073833; -47.1345222
公式サイト Infraero VCP
地図
ブラジルの空港位置図
ブラジルの空港位置図
VCP
ブラジルの空港位置図
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
15/33 3,240×45 アスファルト
統計 (2013年)
旅客数 9,295,349人
貨物取扱量 235,182トン
発着回数 127,252回
出典は空港公式サイトより[1]
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空港の一覧
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ヴィラコッポス国際空港(ヴィラコッポスこくさいくうこう、: Aeroporto Internacional de Viracopos)は、ブラジルサンパウロ州カンピーナス市郊外にある国際空港。所在地の名を取って「カンピーナス国際空港」と呼ばれる場合もある。

概要[編集]

開港までのいきさつ[編集]

サンパウロ市はブラジル最大(南アメリカにおいても最大)の都市であるにもかかわらず、唯一の市内にある国際空港であるコンゴニャス国際空港は滑走路が2本とも2,000メートル以下と短いため、1950年代後半から就航し始めたボーイング707ダグラス DC-8コンベア880などの中・長距離国際線用の大型ジェット機の就航が不可能であった。その上、市内の住宅街にあることから滑走路の延長など空港の規模拡張が困難であった。

しかし、1960年代以降にこれらの中・長距離国際線用の大型ジェット機が急増することが予想されたために、これらの機材の離着陸に対応できる3,000メートル級の滑走路を備えた本格的な国際空港として、サンパウロ市から北西に100キロ近く離れたカンピーナス市の郊外に1960年にヴィラコッポス国際空港が開港した。

「最も都心から遠い空港」[編集]

その後は、地元ブラジルのフラッグ・キャリアヴァリグ・ブラジル航空やREAL航空の他に、日本航空パンアメリカン航空ルフトハンザ航空スカンジナビア航空など世界各国の航空会社が乗り入れた。

しかし、サンパウロ市内から遠く、乗客はコンゴニャス国際空港より2時間近くかけてバスで来る必要があったため、リオ・デ・ジャネイロガレオン国際空港1977年に拡張し、ヴァリグ・ブラジル航空の国際線ハブとなり乗り入れ便数が増加して以降は、次第に多くの乗客がコンゴニャス国際空港で出国手続きを済ませてから国際線乗り継ぎ専用便でガレオン国際空港へと向かい、同空港から目的地へと向かう方法を選択するようになり、乗り入れ便数が減少していった。

このため、1960年代末には早くもサンパウロ市街近郊への新空港建設の必要性が叫ばれ、その後、1970年代に入り新空港をサンパウロ市北東部のグアルーリョス市にあるブラジル空軍基地を拡張して建設することに決まり、1985年1月20日グアルーリョス国際空港が開港した。なお、サンパウロ市内からあまりに遠いことから、長年ギネスブックに「最も都心から遠い空港」として掲載されていた。

航空貨物の強化[編集]

駐機する貨物機
旧ターミナルを使用するアズールブラジル航空機(2009年)
新旅客ターミナル入口

その後は、シャトル便を含む国内線はコンゴーニャス空港、国際線と国内線はグアルーリョス国際空港を使用することが多くなり、その後も国際貨物便と一部の国内線が乗り入れるものの1日の乗降客数は3,000名程度(2008年度実績)と激減し、国内、国際貨物便の扱いが中心となっていた。

この様な状況を受けて航空貨物専用のスポットを増設した他、6万平米を越す広さの通関施設や保冷装置を備えた貨物専用ターミナルを備えるなどの設備の拡充を行った。その結果、現在40社を超える国内外の貨物航空会社が乗り入れており、航空貨物の取扱量ではブラジル第2位の規模を誇る。

旅客の再増加[編集]

その後2000年代終盤に入ると、格安航空会社であるアズールブラジル航空が当空港をメインハブ空港として利用し始めたこと、悪天候による空港閉鎖が少ないことなどから発着便数・利用者数は再び増加傾向にあった。しかし2010年代初頭までは国内線の発着便の多くがアズールブラジル航空で占められていた。

なおグアルーリョス国際空港の開港後暫くは国際線の復活就航はなかったものの、2010年代に入り、アズールブラジル航空やゴル航空の他、新たにアメリカン航空TAPポルトガル航空コパ航空の就航が開始された。

現在[編集]

ブラジルの更なる経済成長や格安航空会社の増加を受けて航空旅客がさらに増加することが見込まれているものの、コンゴーニャス空港の拡張が不可である上、グアルーリョス国際空港の拡張を行ってもサンパウロ圏の旅客をさばくだけの余裕がなくなるとみなされているため、ブラジル空港インフラ業務公社は64億レアルを投資し、2030年までにヴィラコッポス国際空港を発着回数57万回、搭乗客総数5100万人規模に段階的に拡張する計画を発表した。

さらにサンパウロ市内とのアクセス向上のため、サンパウロからリオデジャネイロの間をグアルーリョス国際空港経由で結ぶ高速鉄道を設ける予定であると発表されている。

1960年の開港以来ボーディングブリッジがないままである他、航空会社カウンターや手荷物処理施設など旅客ターミナルの設備が老朽化したことから、2015年までの期間で予定されている第一次拡張計画では、旅客ターミナルの建て替えが行われ一部の供用が開始された。

交通[編集]

グアルーリョス国際空港コンゴーニャス空港との間にリムジンバスや各航空会社運行によるシャトルバスが運行されている。また、サンパウロ市内とを結ぶ高速道路のインターチェンジも近くにあり、サンパウロ市内中心部からは車で約1時間半の距離にある。

主な就航航空会社[編集]

旅客便[編集]

航空会社 就航地
ブラジルの旗 アズールブラジル航空 アラカジュアラサトゥババウル/アリールベレンベロオリゾンテ(コンフィンス)ベロオリゾンテ(パンプーリャ)ボニートブラジリアカボフリオカルダスノバスカンポ・グランデカンポス・ドス・ゴイタカゼスカスカヴェウカシアス・ド・スルシャペココルンバクイアバクリチバディビノポリスドウラドスフェイラ・デ・サンタナフロリアノーポリスフォートローダーデールフォルタレザフォス・ド・イグアスゴイアニアイリェウスジョアンペソアジョインビレジュアゼイロジュイス・デ・フォラロンドリーナマカエマセイオマナウスマリリアマリンガナタールナヴェガンテスオーランドパルマスパッソフンドパトス・デ・ミナスポルトアレグレポルト・セグーロポルトベリョプレジデンテ・プルデンテレシフェリベイラウンプレトリオ・デ・ジャネイロ(ガレオン)リオデジャネイロ(サントス・ドゥモン)サルヴァドールサン・ジョゼー・ド・リオ・プレトサンパウロ(グアルーリョス)テレジナトレス・ラゴアスウベラバウベルランジアバレンシアビトリア
ブラジルの旗 ゴル航空 ベロオリゾンテ(コンフィンス)ブラジリアクリチバマイアミプンタカナリオ・デ・ジャネイロ(ガレオン)リオデジャネイロ(サントス・ドゥモン)
ブラジルの旗 TAM航空 ブラジリアマセイオポルト・セグーロリオ・デ・ジャネイロ(ガレオン)
パナマの旗 コパ航空 パナマ・シティ
ポルトガルの旗 TAPポルトガル航空 リスボン
アメリカ合衆国の旗 アメリカン航空 マイアミ

貨物便[編集]

航空会社 就航地
ブラジルの旗 ABSAカーゴ ベロオリゾンテ(コンフィンス)カラカスシウダー・デル・エステリマメデリンマナウスマイアミレシフェポルトアレグレキトサルヴァドールサンティアゴトゥクマンビトリア
ブラジルの旗 TAMカーゴ マナウス
メキシコの旗 マスエア ロサンゼルスメリダメキシコシティ
コロンビアの旗 ランコ ボゴタマイアミマナウス
チリの旗 ラン・カーゴ アムステルダムブエノスアイレス(エセイサ)カラカスフランクフルトイキケマナウスマイアミポルトアレグレサルヴァドールサンティアゴトゥクマンビトリア
大韓民国の旗 大韓航空カーゴ アンカレッジリマロサンゼルスマイアミサンティアゴ
アラブ首長国連邦の旗 エミレーツ・スカイカーゴ ダカールドバイ(アル・マクトゥーム)フランクフルト
アラブ首長国連邦の旗 エティハド・クリスタルカーゴ キト
ドイツの旗 ルフトハンザ・カーゴ ブエノスアイレス(エセイサ)ダカールフランクフルトキトトゥクマン
オランダの旗 マーティンエアー アムステルダムマイアミキト
ルクセンブルクの旗 カーゴルックス航空 ボゴタクリチバルクセンブルクマナウスミラノ(マルペンサ)キト
アメリカ合衆国の旗 アトラス航空 マイアミ
アメリカ合衆国の旗 センチュリオン・エア・カーゴ マイアミ
アメリカ合衆国の旗 フェデックス・エクスプレス ブエノスアイレス(エセイサ)メンフィスサンティアゴ
アメリカ合衆国の旗 フロリダ・ウェスト・インターナショナル・エアウェイズ マイアミ
アメリカ合衆国の旗 UPS航空 マイアミ

過去に就航していた航空会社[編集]

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]