ヴィブロス

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ヴィブロス
Vivlos IMG 8524-1 20161016.jpg
第21回秋華賞ゴール前
欧字表記 Vivlos
品種 サラブレッド
性別
毛色 青毛
生誕 2013年4月9日(5歳)
ディープインパクト
ハルーワスウィート
母の父 Machiavellian
生国 日本の旗 日本北海道安平町
生産 ノーザンファーム
馬主 佐々木主浩
調教師 友道康夫栗東
競走成績
生涯成績 12戦4勝
中央:11戦3勝
海外:1戦1勝
獲得賞金 5億8473万0000円
中央:1億6309万8000円
海外:4億2163万2000円
(2018年2月25日現在)
 
勝ち鞍
GI 秋華賞 2016年
GI ドバイターフ 2017年
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ヴィブロスVivlos)は、日本競走馬2016年秋華賞[1]2017年ドバイターフの勝ち馬。調教師は友道康夫(栗東)、馬主は元プロ野球選手の佐々木主浩

馬名の由来はギリシャの地名ビブロスより[2]。全姉に2013年・2014年のヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナ、兄に2017年のジャパンカップを制したシュヴァルグラン(父:ハーツクライ)がいる。

現役時代[編集]

2歳[編集]

2015年10月24日京都競馬場で行われたメイクデビュークリスチャン・デムーロが騎乗してデビュー。デビュー戦は勝ち馬から4分の3馬身差の2着に敗れた。

11月21日に同じく京都競馬場で行われた未勝利戦にミルコ・デムーロが騎乗。2着に1馬身半差をつけ、デビュー2戦目で初勝利を達成した。

3歳[編集]

2戦目に未勝利戦で勝ち上がった後、チューリップ賞フラワーカップと続けて重賞レースに挑戦するが、慢性的な胃潰瘍に悩まされ、力を出しきれずに2戦ともに12着に敗退。

ここから4ヶ月の休養となったが、その間にノドの疾病を手術して臨んだ復帰戦、2016年7月24日中京競馬場で行われた牝馬限定の500万条件戦に福永祐一騎乗で挑み、2着に4馬身差をつけて2勝目を達成。

続けて、重賞レースで秋華賞トライアルレースである紫苑ステークスに挑戦。道中で致命的な不利を被った影響があったが、勝ち馬ビッシュから2馬身半差の2着に健闘。秋華賞への優先出走権を獲得。

続くGIレース・秋華賞では3番人気に支持され、レースでは中団に位置取り、最後は上がり3ハロン・33秒4の豪脚を披露して初めての重賞制覇からGI制覇となった。

4歳[編集]

秋華賞から4ヶ月ほどの間隔が空き、復帰戦となったのは、2017年2月26日に行われた中山記念ロゴタイプアンビシャスヌーヴォレコルトなど牡牝の強豪を会する一戦となったが、勝ち馬・ネオリアリズムから0.3秒差の5着に留まった。

続いて、3月25日に行われたドバイターフアラブ首長国連邦メイダン競馬場)にジョアン・モレイラ騎手とのコンビで出走。レースでは中団以下につけると、最後の直線では最内から外に持ち出し、そのまま他馬を差し切り優勝[3]、日本の牝馬としては史上5頭目の海外GI制覇となり[4]、ドバイターフは前年のリアルスティールに次ぐ日本馬連覇を達成した[5]

ドバイ戦以降はヴィクトリアマイル宝塚記念といった春のGIシリーズに出走することなく休養した。

秋シーズン復帰戦に10月14日に行われた府中牝馬ステークスを選択。鞍上にクリストフ・ルメールを迎えたが、逃げ馬クロコスミアを捕らえきれず、クビ差の2着に敗れ、続くGI・エリザベス女王杯で1番人気に支持されるも、勝ち馬モズカッチャンから0.3秒差の5着に敗退した。

5歳[編集]

4歳時同様、年明け初戦は2018年2月25日に行われた中山記念。勝ち馬ウインブライトから0.5秒差の10頭立て8着に終わる。

続いて、前年制したドバイターフに2年連続出走。鞍上にはデビュー戦以来となるクリスチャン・デムーロを迎えた。結果、勝ち馬の地元・UAEベンバトルに3馬身半差をつけられたが、ヴィブロスを含めリアルスティールディアドラの日本勢3頭の2着3着争いをヴィブロスはクビ差制しての2着を獲得した(リアルスティールとディアドラは3着同着)。

競走成績[編集]

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2015.10.24 京都 2歳新馬 芝1600m(良) 14 4 5 001.30(1人) 02着 R1:35.6(35.0) -0.1 C.デムーロ 54kg クラシックリディア
0000.11.21 京都 2歳未勝利 芝1800m(良) 11 7 8 002.30(1人) 01着 R1:48.8(34.2) -0.2 M.デムーロ 54kg (リボンフラワー)
2016.03.05 阪神 チューリップ賞 GIII 芝1600m(良) 16 2 3 030.70(8人) 12着 R1:33.7(34.8) -0.9 内田博幸 54kg シンハライト
0000.03.21 中山 フラワーC GIII 芝1800m(良) 16 3 6 023.0(10人) 12着 R1:50.1(35.4) -0.8 内田博幸 54kg エンジェルフェイス
0000.07.24 中京 500万下 芝2000m(良) 14 2 2 006.70(3人) 01着 R2:00.5(34.4) -0.7 福永祐一 52kg (アオイプリンセス)
0000.09.10 中山 紫苑S GIII 芝2000m(良) 18 5 9 005.80(3人) 02着 R2:00.1(35.5) -0.4 福永祐一 54kg ビッシュ
0000.10.16 京都 秋華賞 GI 芝2000m(良) 18 4 7 006.30(3人) 01着 R1:58.6(33.4) -0.1 福永祐一 55kg (パールコード)
2017.02.26 中山 中山記念 GII 芝1800m(良) 11 3 3 008.30(4人) 05着 R1:47.9(34.4) -0.3 内田博幸 54kg ネオリアリズム
0000.03.25 メイダン ドバイターフ G1 芝1800m(稍) 13 9 9 01着 R1:50.20 J.モレイラ 55kg (Heshem)
0000.10.14 東京 府中牝馬S GII 芝1800m(稍) 14 1 1 003.20(1人) 02着 R1:48.1(33.2) -0.0 C.ルメール 56kg クロコスミア
0000.11.12 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 18 8 16 002.80(1人) 05着 R2:14.6(34.3) -0.3 C.ルメール 56kg モズカッチャン
2018.02.25 中山 中山記念 GII 芝1800m(良) 10 3 3 006.40(3人) 08着 R1:48.1(34.9) -0.5 内田博幸 56kg ウインブライト
  • 競走成績は2018年2月25日現在
  • 出典: [6]

血統表[編集]

ヴィブロス血統サンデーサイレンス系Northern Dancer 5×4×5=12.50%、Halo 21.88% 3x4x5、Natalma 6.25% 5x5) (血統表の出典)
父系

ディープインパクト
2002 鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere

ハルーワスウィート
2001 栗毛
Machiavellian
1987 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Coup de Folie Halo
Raise the Standard
母の母
*ハルーワソング
Halwa Song 
1996 栗毛
Nureyev Northern Dancer
Special
Morn of Song Blushing Groom
Glorious Song F-No.12-c
母系(F-No.)
5代内の近親交配
出典

出典[編集]

外部リンク[編集]