ヴィニー・マース

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ヴィニー・マース(Winy Maas、1959年-)MVRDVに所属するオランダ人ランドスケープ・アーキテクト。アーバニスト。オランダ・スフェンデル生まれ。

当初はRHSTLボスコープでランドスケープアーキテクチュアを、1990年にデルフト工科大学建築都市計画を学ぶ。卒業後、レム・コールハースの主宰する建築設計事務所OMA (Office for Metropolitan Architecture)などを経て,ヤコブ・ヴァン・リー,ナザリー・ド・ヴライらと、MVRDV設立。現在ではマサチューセッツ工科大学建築学部建築デザインの客員教授、デルフト工科大学で建築と都市デザインの教授。他にベルラーヘ・インスティテュート、オハイオ州立大学エール大学客員教授。2005年には、ベルラーヘ・インスティチュートとプロジェクト"Cube"を発表。 このほか、自身の事務所やシンクタンク「WHY FACTORY」を通して着想を得た、新しい都市計画のプロトコルを背景にしたネットワーク社会理論を調査している。

参考文献[編集]

  • ヨーロッパ・アジア・パシフィック建築の新潮流2006-2007 「ヨーロッパ・アジア・パシフィック建築の新潮流」委員会
  • BRABANT CITY 2050 | MVRDV, Winy Maas, Yoshimura Yasutaka 掲載『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築)
  • オランダのデザイン―跳躍するコンセプチュアルな思考と手法 [建築・プロダクト編] 木戸 昌史 (著, 編集), パイインターナショナル 2010, ISBN 978-4756240200.
  • 建築文化 2004年 2月号 彰国社