ワーズ・アイランド橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ワーズ・アイランド橋
河川交通を可能にするために開いた橋
河川交通を可能にするために開いた橋
基本情報
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 ニューヨーク市マンハッタン島 - ワーズ島
交差物件 ハーレム川
用途 歩行者橋
管理者 ニューヨーク市交通局
開通 1951年5月18日
座標 北緯40度47分11秒 西経73度56分15秒 / 北緯40.786293度 西経73.937409度 / 40.786293; -73.937409 (ワーズ・アイランド橋)座標: 北緯40度47分11秒 西経73度56分15秒 / 北緯40.786293度 西経73.937409度 / 40.786293; -73.937409 (ワーズ・アイランド橋)
構造諸元
形式 昇開橋
全長 380 m
3.7 m
最大支間長 95 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示

ワーズ・アイランド橋(Wards Island Bridge)または103丁目歩道橋(103rd Street Footbridge)は、ニューヨーク市マンハッタン島ワーズ島の間に架かる歩行者用のである。この昇開橋は、鉄塔大梁から成る合計12のスパンを持つ[1]。橋を渡れるのは、歩行者自転車のみである。

川のマンハッタン側では、橋の入口はFDRドライブの14、15番出口の間、103丁目の東側に位置する。橋からは、FDRドライブを横切ったイースト・リバー遊歩道やスパニッシュ・ハーレムのイースト・リバー・ハウス団地へアクセス可能である。橋は対岸のワーズ島の南西を結び、ランドールズ・アンド・ワーズ・アイランド・パークの多くの競技場や海岸通りにアクセスできる。

1680万ドルのインフラ計画のため、2年間は閉鎖されていたが、2012年6月1日に再開し、年中24時間通ることができる[2]。以前は、4月から10月までの昼間のみ使用できた。

歴史[編集]

ワーズ島への最初の橋は、島の北西部とマンハッタンの東114丁目との間にあり、木製の跳ね橋だった。橋は、嵐によって破壊され、フィリップ・ミレドラーとバーソロミュー・ワードによって営まれる綿産業に利用するため、1807年から1821年にかけて再建された[3]

1936年にトライボロー・ブリッジ・アンド・トンネル・オーソリティによってトライボロー橋が建設されたことで、マンハッタン島からランドールズ島とワーズ島へ徒歩で初めてアクセスできるようになった。マンハッタンの住民に、ワーズ島の公園へのよりよいアクセスルートを提供する計画は、1937年にロバート・モーゼスによって展開されていたが、橋の建設は1949年まで始まらなかった[4][5]。設計は、ハーレム川歩道橋などで知られるオスマー・アマンが担当した[6]。橋は、トライボロー・ブリッジ・アンド・トンネル・オーソリティによって建造され、ニューヨーク市に譲渡された[7]

マンハッタン側ランプから見た橋

ワーズ・アイランド橋は、1951年5月18日に、210万ドルのコストをかけて、歩行者向けに開通した[8]。橋は1967年には、自転車にも開放している[9]。橋はもともと、赤、黄色、青のカラーでデザインされていたが、1986年に瑠璃色とエメラルドグリーンになった[10]

夜間と冬の数ヶ月間の橋の橋のアクセス制限は、マンハッタン州立精神療養所とイースト・リバー・ハウスの間を橋を利用して住民が頻繁に行き来した、1980年代と1990年代に遡る。住人は、患者には犯罪の増加に責任があると信じていた[11]

1999年、ニューヨーク市交通局が、橋の固定化を提案した。しかし、この提案は、3番街橋ウィルス・アベニュー橋145丁目橋の改造プロジェクトで使用する建設機械をハーレム川で運ぶため、間隔が必要となり、遅れた[12]

ワーズ・アイランド橋は、2010年4月から2012年4月にかけて改装された。これには、通路デッキ、金属製上部構造、電気システム、機械操作システムの改装も含まれている[1]

文化[編集]

歩行者横断用に、リフトを下げたワーズ・アイランド橋

橋は、シナジーによる1979年のアルバム「Games」のカバーに使用されている。この写真は、夜間に、長時間露出写真として撮影された。

出典[編集]

  1. ^ a b Harlem River Bridges. New York City Department of Transportation. (2004). http://www.nyc.gov/html/dot/downloads/pdf/harlemrvbdrpt.pdf 2009年8月8日閲覧。. 
  2. ^ NYC DOT Commissioner and Council Member Mark-Viverito Reopen Wards Island Bridge”. New York City Department of Transportation. 2012年12月14日閲覧。
  3. ^ Wards Island Park Historical Sign”. New York City Department of Parks & Recreation. 2009年8月8日閲覧。
  4. ^ “Foot Bridge Urged for Wards Island; Moses Wants 790-Foot Span to Link Manhattan to Park Site at 103rd Street”. The New York Times. (1937年11月8日). http://select.nytimes.com/gst/abstract.html?res=F20C13FA3859177A93CAA9178AD95F438385F9 2009年8月8日閲覧。 
  5. ^ “Bridge to Be Built to Wards Island; Pedestrian Span Across the Harlem Will Open New Park Facilities to East Siders”. The New York Times. (1949年6月9日). http://select.nytimes.com/gst/abstract.html?res=F40815FF3A5F177B93CBA9178DD85F4D8485F9 2009年8月8日閲覧。 
  6. ^ Rastorfer, Darl (2000). Six Bridges: The Legacy of Othmar H. Ammann. Yale University Press. p. 31. ISBN 0-300-08047-6. 
  7. ^ Robert F. Kennedy Bridge”. MTA Bridges & Tunnels. 2009年8月8日閲覧。
  8. ^ “Wards Island Footbridge and Park Open; Moses Calls 'Planning Experts' No Help”. The New York Times. (1951年5月19日). http://select.nytimes.com/gst/abstract.html?res=F30910FE39591A7B93CBA8178ED85F458585F9 2009年8月8日閲覧。 
  9. ^ “Bridge to Wards Island Is Opened to Bicyclists”. The New York Times. (1967年9月15日). http://select.nytimes.com/gst/abstract.html?res=F50D1FFB3E5C107B93C7A81782D85F438685F9 2009年8月8日閲覧。 
  10. ^ Anderson, Susan Heller; Prial, Frank J. (1986年9月15日). “For Wards I. Bridge, A Change of Colors”. The New York Times. http://www.nytimes.com/1986/09/15/nyregion/new-york-day-by-day-for-wards-i-bridge-a-change-of-colors.html 2009年8月8日閲覧。 
  11. ^ Carvajal, Doreen (1995年1月8日). “Wards I. Bridge: History of Problems”. The New York Times. http://www.nytimes.com/1995/01/08/nyregion/wards-i-bridge-history-of-problems.html 2009年8月8日閲覧。 
  12. ^ 2003 Bridges and Tunnels Annual Condition Report. New York City Department of Transportation. (2004). p. 87. http://www.nyc.gov/html/dot/downloads/pdf/bridgerpt03_2.pdf 2008年8月8日閲覧。. 

外部リンク[編集]