ワカモレ

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ワカモレ

ワカモレスペイン語: guacamole [wakaˈmole, ɡwakaˈmole] ( 聞く))とは、メキシコ料理サルサの1種である。名称の由来は、ナワトル語のAhuacamOlli=Ahuacatl(アボカド)+mOlli(ソース)から。なお、片仮名表記では、グワカモーレワカモーレと書かれることもあるが、本稿ではワカモレに統一する。

概要[編集]

ワカモレは、アボカドトマトタマネギライムの果汁、食塩コリアンダーチレセラーノスペイン語版を、「モルカヘテ英語版という石臼と「テホロテ」(tejolote)という短いすりこ木のような石ですりつぶして作られる。この中でアボカドの配合量が最も多いので、アボカド独特のコクがあり、アボカドの色、つまり緑色のペーストに仕上がる。配合量の例としては、アボカド4個に対し、トマト2個、小さ目のタマネギ半分程度、ライム果汁10ml程度、食塩5g程度、コリアンダーなどは適量といったところ。このワカモレは、トルティーヤ・チップス [注釈 1] につけて食べる非常に一般的なディップのひとつである。また、トルティーヤタコスの具としても使われる。この他にもワカモレは、肉料理にサラダとして添えられるなど、他の料理への応用もなされている。

メディアにおいて[編集]

ニューヨーク・タイムズに掲載された、えんどう豆を含むワカモレのレシピ[1] に対してバラク・オバマアメリカ合衆国大統領は"Respect the nyt, but not buying peas in guac. onions, garlic, hot peppers. classic."つまり「ニューヨーク・タイムズのことは尊敬するが、ワカモレのためにえんどう豆は買うべきではない。タマネギ、ニンニク、唐辛子。これらこそが本来のワカモレの材料なのだ」とTwitter上でツイートした[2]

国際ワカモレ・デーはメキシコの独立記念日である9月16日に祝われる[3]

2013年4月11日には、メキシコミチョアカン州タンシタロ(英語版)の450人の高校生が2670kgにも及ぶ世界最大量のワカモレを作り、ギネス記録に認定された[4]

注釈[編集]

  1. ^ トルティーヤ・チップスとは、トルティーヤを油で揚げたものである。家庭では、丸く作ったトルティーヤを6等分して、油で揚げるという方法で作られる。また、トルティーヤ・チップスはある程度保存もきくので、メキシコなどでは商店などで市販されていることもある。

出典[編集]

  1. ^ Green Pea Guacamole Cooking with the New York Times 2017年6月13日閲覧
  2. ^ President Obama Will Absolutely Not Put Peas in His Guacamole TIME 2015年7月2日
  3. ^ NATIONAL GUACAMOLE DAY Hass Avocado 2017年6月13日閲覧
  4. ^ Largest serving of guacamole Guinness World Records 2017年6月13日閲覧