ワインズバーグ・オハイオ

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ワインズバーグ・オハイオ
Winesburg, Ohio
初版のタイトル頁
初版のタイトル頁
作者 シャーウッド・アンダーソン
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
ジャンル 連作短編集
初出 1919年
訳者 小島信夫濱本武雄ほか
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ワインズバーグ・オハイオ」(:Winesburg, Ohio)は、シャーウッド・アンダーソン1919年に発表した小説。

オハイオ州のワインズバーグという架空の町を舞台にした22編の短編からなる。それぞれは独立した短編作品だが、登場人物が他の物語に再登場する相互リンクの要素があり、多くの作品に登場する青年、ジョージ・ウィラードが作品集全体の主人公格である。

内容[編集]

ワインズバーグの地図(初版掲載)

題は小島・浜本訳に基づく。

  • グロテスクな人々についての本(The Book of the Grotesque)
  • 手(Hands)
  • 紙の玉(Paper Pills)
  • 母親(Mother)
  • 思いつめる人(The Philosopher)
  • 誰にもわかりはしない(Nobody Knows)
  • 神への思い(Godliness)
  • 創意の男(A Man of Ideas)
  • 冒険(Adventure)
  • 品のよさ(Respectability)
  • 物思う人(The Thinker)
  • タンディ(Tandy)
  • 神の力(The Strength of God)
  • 女教師(The Teacher)
  • 孤独(Loneliness)
  • 目ざめ(An Awakening)
  • 「変人」(“Queer”)
  • つかなかった嘘(The Untold Lie)
  • 酒(Drink)
  • 死(Death)
  • ものがわかる(Sophistication)
  • 門出(Departure)

日本語訳[編集]

  • 山屋三郎訳 『ワインズバーグ物語』 春陽堂 1933年、「ワインズバーグ・オハイオ」 角川書店(角川文庫) 1953年
  • 大橋吉之輔訳 『ワインズバーグ物語』荒地出版社(現代アメリカ文学全集01)1957年
  • 橋本福夫訳 『ワインズバーグ・オハイオ』新潮社(新潮文庫) 1959年
  • 金関寿夫訳 『南回帰線 ワインズバーグ・オハイオ』集英社(愛蔵版世界文学全集31)1974年 のち集英社(世界文学全集 ベラージュ69)1979年
  • 小島信夫浜本武雄訳 『ワインズバーグ・オハイオ』講談社(世界文学全集87)1979年 のち講談社(文芸文庫)1997年
  • 「手」『ご主人を拝借 - 男と男官能の選集』芦野淳訳 心交社 1995年
  • 「手」大津栄一郎訳 『20世紀アメリカ短篇選 Vol.1』 大津栄一郎岩波書店岩波文庫) 1999年
  • 「手」坂本美枝訳 『ゲイ短編小説集』大橋洋一監訳 平凡社 1999年

注釈[編集]