ワイルドトラックス

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ワイルドトラックス
ジャンル レースゲーム
対応機種 スーパーファミコン
開発元 任天堂情報開発本部
アルゴノートソフトウェア
発売元 任天堂
プロデューサー 宮本茂
ディレクター 菱田達也
プログラマー ジャイルズ・ゴダード
木村雅人
山本健誌
コリン・リード
音楽 天宅しのぶ
美術 高橋伸也
森直樹
黒梅知明
今村孝矢
人数 1 - 2人(対戦プレイ)
メディア 8メガビットロムカセット
スーパーFXチップ搭載
発売日 日本の旗 1994年6月4日
アメリカ合衆国の旗 1994年10月10日
欧州連合の旗 1994年10月27日
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ワイルドトラックス』は、任天堂情報開発本部アルゴノートソフトウェアが開発、任天堂より発売されたレースゲームである。日本国外でのタイトルは『Stunt Race FX』。

概要[編集]

3次元コンピュータグラフィックス (3DCG) のレースゲーム。スーパーFXチップが搭載されており、任天堂が手掛けるスーパーファミコン用3DCGゲームでは『スターフォックス』に次ぎ2作目となる。

ヘッドライト部にが描かれたを操作する。車はタイヤ・ボディ・ヘッドライト部の目などがそれぞれ独立したパーツとなっており、障害物などにぶつかるとそれぞれのパーツがバラバラになる。

ライバルカーと順位を競うモードや、特定ポイントを通過して短い時間でゴールを狙うモードなどで遊ぶことができる。

ゲーム内容[編集]

車種[編集]

初めから全てのモードで使えるのは4WDCOUPEF-TYPEの3種のみだが、SPEED TRAXのマスタークラスをクリアすれば2WDも全モードで使用可能となる。

4WD
オフロードカーのようなボディ形状の車。タイヤのグリップが高く加速も良い。ボディも頑丈。だがステアリングが重いため、コーナーをクリアするときは早めに切り込む必要がある。最高速は160km/hと他の車より低め。初心者向け。だが実際は189km/h出る。
COUPE
名前の通りクーペの形状をしている車。加速は早めでボディも頑丈、ステアリングも軽く、最高速は190km/h。ただしタイヤのグリップが低いため、コーナー中にスピンしてしまうことがしばしばある。中級者向け。
F-TYPE
フォーミュラカーのようなボディ形状の車。最高速は220km/hで2WDと同等。ただしボディが弱く、ジャンプ着地時は慎重に操作する必要がある。ブーストの減りも早い。ステアリングも軽いが少し遅れて切れるので操作が難しい。上級者向け。
2WD
オフロード用のバイクの形状をしており、ゲーム中唯一の二輪車。最高速は220km/hでF-TYPEと同等。タイヤグリップ、加速、ボディの強さも問題ないが、二輪車のためバランスを取るのが難しい。上級者向け。

上記4車種の他、SPEED TRAX内のボーナスゲームだけに登場するのが、下記のTRAILERである。

TRAILER
トラックのようなボディ形状。パワーがあるが、加速が悪く、ステアリングも重い。全体的に動きが鈍いので、早めのアクセル・ブレーキやステアリングが重要。なお、TRAILERのみゲーム中の視点がかなり上方からのものとなる。

操作方法[編集]

  • 十字キーでハンドル操作。L・Rボタンを押しながら左右で、大きくハンドルを切ることができる。十字キーのハンドル、L,Rのみのハンドル、両押しの3つのハンドル操作を使い分けることがポイント。
  • Bボタンでアクセル、Aボタンでブレーキとバック。
  • Xボタンでクラクションを鳴らしながらジャンプする。ジャンプ中は十字ボタンの上下で車体を前後に傾けることができる。着地時は地面と平行になっているのが望ましい。
  • Yボタンでブースト。ブーストメーターが切れるまで使用できる。SPEED TRAXモードなどでは、ブーストメーターはコース中に置かれているアイテムを取ることで回復できる。一部のモードでは自動で回復する。
  • セレクトボタンで視点操作。後部視点、主観視点、視点が緩やかに移動するラジコン視点の3つがある。

アイテム[編集]

コース上にはアイテムが存在し、操作するマシンと接触することでゲットすることが出来る。SPEED TRAXでは石状のアイテムが登場し、赤い石はダメージ回復、青い石はブーストメーターが回復する。一つの石でメーターの半分回復する。

モード[編集]

SPEED TRAX
計4台の車でレースし、1位を目指すモード。3つのCLASSが用意されている。
STUNT TRAX
コースの中に散らばった星を集め、いかに早くゴールするかを競うモード。
BATTLE TRAX
2人で対戦するモード。負けている方の車は早くブーストが回復するようになっている。
TEST RUN
専用コースの中を自由に走るモード。コースは1つしかない。練習用として利用できる。
FREE TRAX
1人で走るモード。コースはSPPED TRAXと同様のものを選択可能。タイムアタックなどで利用できる。

コース[編集]

SPEED TRAX・FREE TRAX
  • EASY RIDE
  • AQUA TUNNEL
  • SUNSET VALLEY
  • NIGHT OWL
  • KING'S FOREST
  • SEA BREEZE
  • WHITE RAND
  • NIGHT CRUISE
  • LAKE SIDE
  • BIG RAVINE
  • SKY RAMP
  • HARBOR CITY
STUNT TRAX
  • ROCK FIELD
  • UP'N DANCE
  • ICE DANCE
  • BLUE LAKE
BATTLE TRAX
  • MARINE PIPE
  • COTTON FARM
  • PORT ARENA
  • TOXIC DESERT

スタッフ[編集]

  • プログラマー:ジャイルズ・ゴダード、木村雅人、山本健誌、コリン・リード
  • 3Dシステム:ピーター・ウォーンズ、カール・グラハム
  • 車体デザイナー:高橋伸也、森直樹
  • CGデザイナー:黒梅知明、森直樹、今村孝矢
  • サウンド・コンポーザー:坂東太郎
  • ミュージック・コンポーザー:天宅しのぶ
  • マップ・デザイナー:田邊賢輔、山本健誌
  • テクニカル・サポート:角井博信、山城重喜、浅田靖之、島田健嗣、中谷和人
  • ディレクター:菱田達也
  • プロデューサー:宮本茂
  • エグゼクティブ・プロデューサー:山内溥

評価[編集]

ゲーム誌「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.1点(満30点)となっている[1]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.9 3.5 3.5 3.4 3.9 3.9 22.1

関連項目[編集]

  • 神谷明 - TVCMのナレーションを担当。

脚注[編集]

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  1. ^ 「超絶 大技林 '98年春版」、『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 429頁、 ISBN 雑誌26556-4/15

外部リンク[編集]