ロメル・ルカク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ロメル・ルカク Football pictogram.svg
2017 RUS v BEL exhibition - Romelu Lukaku.jpg
ベルギー代表でのルカク(2017年)
名前
本名 ロメル・メナマ・ルカク
Romelu Menama Lukaku
ラテン文字 Romelu LUKAKU
基本情報
国籍  ベルギー
 コンゴ民主共和国
生年月日 (1993-05-13) 1993年5月13日(24歳)
出身地 アントウェルペン
身長 193cm
体重 94kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 マンチェスター・ユナイテッドFC
ポジション FW (CF)
背番号 9
利き足 左足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2009-2011 ベルギーの旗 アンデルレヒト 73 (33)
2011-2014 イングランドの旗 チェルシー 10 (0)
2012-2013 イングランドの旗 WBA (loan) 35 (17)
2013-2014 イングランドの旗 エヴァートン (loan) 31 (15)
2014-2017 イングランドの旗 エヴァートン 109 (52)
2017- イングランドの旗 マンチェスター・ユナイテッド 1 (2)
代表歴2
2008 ベルギーの旗 ベルギー U-15 4 (1)
2011 ベルギーの旗 ベルギー U-18 1 (0)
2009 ベルギーの旗 ベルギー U-21 5 (1)
2010- ベルギーの旗 ベルギー 62 (25)
1. 国内リーグ戦に限る。2017年7月8日現在。
2. 2017年10月10日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ロメル・メナマ・ルカクRomelu Menama Lukaku, 1993年5月13日 - )は、ベルギーアントウェルペン出身のサッカー選手プレミアリーグマンチェスター・ユナイテッドFC所属。ベルギー代表。ポジションはフォワード。2014年1月、ルカクは彼の23歳の誕生日の前にプレミアリーグでの通算50得点を達成。過去5人しか成功していない偉業となった。

経歴[編集]

生い立ち[編集]

ルカクは5歳のころ、地元ベルギーのチームであるルペル・ボームFCでサッカーを始めた。そこで4年を過ごした後、リールセSKのスカウトに才能を見出され、ルカクは2004年から2006年の間同クラブでプレーし、68試合で121ゴールを決める活躍をした。2006年、リールセSKがベルギー2部リーグに降格するのと同時期に、ルカクはRSCアンデルレヒトに移籍した。

クラブ[編集]

RSCアンデルレヒト[編集]

2006年からRSCアンデルレヒトユースに所属。2009年にトップチームに昇格し、ルカクは5月24日にジュピラーリーグのプレーオフでスタンダール・リエージュ戦に途中出場しデビューした。

2009年12月17日ヨーロッパリーグアヤックス戦で2ゴールを挙げる活躍をした。ルカクはUEFA主催の大会では、ニイ・ランプティニクラス・ベルクロートに次ぐ史上3番目に若い16歳218日でゴールを記録した。

このシーズン25試合で15ゴールを挙げ、ルカクはジュピラーリーグ2009-10の得点王になった。また16歳10カ月での得点王はジュピラーリーグ史上最年少である。

チェルシーFC[編集]

2011年8月18日、念願だったチェルシーFCへの移籍が5年契約で決定した(移籍金は1200万ユーロ。)。背番号は188月27日ノリッジ・シティFC戦にフェルナンド・トーレスとの交代でルカクは途中出場しプレミアリーグデビューを果たした。移籍当初はカップ戦で起用されることが多かったものの、2012年5月13日にプレミアリーグブラックバーン・ローバーズ戦で初先発。この試合で、ルカクはジョン・テリーのゴールをアシストし、試合のMVPに輝いた。しかし、その後はこれといった活躍はなく、出場機会には恵まれなかった。

ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC[編集]

当初、フルアムFCがローン移籍でのルカクの獲得を画策していたが、2012年8月10日ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCにレンタル移籍。8日後、8月18日リヴァプールFCとの開幕戦でリーグ戦初ゴールを記録した。 11月24日、ルカクは70分にシェーン・ロングと交代すると、ペナルティーキックでのゴールとマーク・アントニーへのアシストで二得点に絡み、サウサンプトンFCの本拠地スタジアム・オブ・ライトで4-2の勝利をおさめた。この勝利は、1980年以来のリーグ1位の位置でのウェストブロム初めての4連勝であると判明した。 2月11日に、ルカクはリバプールFC戦で途中交代し、彼の10番目のプレミア・リーグゴールを得点した。 このシーズンは飛躍を遂げ、ルカクはプレミアリーグ35試合に出場し、17ゴールを挙げた。最終節のマンチェスター・ユナイテッド戦ではハットトリックを決め、チームを5-5のドローに導いた。この試合が、アレックス・ファーガソンの1500番目の試合であり、また、ファーガソンの監督歴の中で最も多い得点での引き分けとなった。このシーズン、ルカクはプレミアリーグで17ゴールという記録でゴールランキングの6番目となった。また、ルカクは、チェルシーFCから放出されたにも関わらず、2012-2013シーズンのチェルシーのどの選手よりもゴール数が多かった。 その後、レンタルバックでチェルシーに戻り、UEFAスーパーカップでチェルシーFCの一員としてバイエルン・ミュンヘンと戦った。 また、23歳以下を対象としたPFA年間最優秀若手選手賞にノミネートされた。

2013年9月2日エヴァートンFCにレンタル移籍。

エヴァートンFC[編集]

2014年7月31日エヴァートンFCのクラブ史上最高額の2800万£をチェルシーに支払いエヴァートンへ完全移籍。 ルカクは2014年8月10日、クラブでの初得点を決めた。また、そのシーズンの初めてのマージーサイド・ダービーにおいて2得点を決めた。ルカクは後に、「これまでのサッカー人生の中で一番いい経験だ」と語った。 2014年7月30日、エヴァートンFCはルカクとの5年契約を結んだと発表し、彼の背番号は10番となった。 2016-17年シーズン、9月12日サンダーランド戦でハットトリックを達成した[1] 。2017年3月のプレミアリーグ最優秀選手に選ばれた。2017年4月21日までにリーグ戦24ゴールを記録した活躍が認められて、プレミアリーグの年間ベスト11に選出された[2]。2016-17年シーズンは25ゴールを決め、得点王争いで2位となった。またファン選出の2016-17年プレミアリーグベストイレブンに選出された[3]

マンチェスター・ユナイテッド[編集]

2017年7月8日、マンチェスター・ユナイテッドFCはルカクの移籍に関し、エヴァートンFCと合意したことを発表[4]。7月10日、マンチェスター・ユナイテッドFCと5年契約(1年の契約延長オプション付き)を結んだことが発表された[5]。8月13日、ウェストハム・ユナイテッドFCとの開幕戦で2得点を決めて勝利貢献した。

代表[編集]

ルカクはU-21ベルギー代表としてU-21スロベニア代表戦で代表初ゴールを決めた。

2010年3月3日クロアチア代表との親善試合でA代表デビュー。11月17日ロシア代表との親善試合でルカクはA代表初得点を含む2得点を挙げた。2013年10月11日のワールドカップ予選、クロアチア戦では2得点を挙げ、ベルギーのワールドカップ出場決定に貢献。

2014年5月に、ルカクはFIFAワールドカップのベルギー代表メンバーに選ばれた。5月26日、プレ・トーナメント親善試合のルクセンブルグ戦で、ルカク自身初の代表チームでのハットトリックを達成。しかしこの試合はFIFAがベルギー代表に許した6試合を超える7試合目だったために、公式的な記録とはならなかった。2017年8月31日のワールドカップ予選ジブラルタル戦で公式戦初めてのハットトリックを達成した[6]

人物[編集]

ベルギー北部に位置する市アントウェルペンに生まれる。コンゴ民主共和国にルーツを持つ。相手ディフェンダーをものともしない強靭なフィジカルと突破のスピード、爆発的なシュート力を併せ持ち、ディディエ・ドログバ2世として注目を集める[7]。父ロジェ・ルカク、弟ジョルダン・ルカク、従兄弟のボリ・ボリンゴリ=ムボンボ[8]もサッカー選手。

熱狂的なチェルシーFCファンとして知られていたが[9]2011年8月にチェルシーFCと契約を結び、晴れて憧れのチームの一員となった。

代理人が同じミーノ・ライオラであるポール・ポグバと仲が良く、シーズンオフを一緒に過ごす仲である。

マンチェスター・ユナイテッド公式Twitterアカウントに投稿されたエヴァートンとの移籍合意発表は、過去最高のリツイート数(9万3,000)に到達した[10]。それまでの最多は、ルカクの友人でもあるポール・ポグバが、移籍後初めてユナイテッドのユニホームを着て撮影した画像への8万8000リツイートだった。クラブ公式Instagraページでも、エヴァートンとの合意発表は同アカウントで2位のイイね数(86万9,000)を記録。それまでの最多は、2017年5月にスウェーデンのストックホルムで開催されたUEFAヨーロッパリーグ優勝後、トロフィーを掲げた画像となっている。

MUTVのインタビューに答えたルカクは、ポール・ポグバはかつて夕食をともにした後、わざとオールド・トラッフォードの横を車で通り、ルカクに将来の可能性についてイメージを植え付けようとしていたと明かした[11]

個人成績[編集]

2017年7月8日現在
クラブ シーズン リーグ カップ リーグカップ UEFA 通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
アンデルレヒト 2008-09 1 0 0 0 - 0 0 1 0
2009-10 33 15 1 0 - 11 4 45 19
2010-11 37 16 2 0 - 11 4 50 20
2011-12 2 2 0 0 - 0 0 2 2
通算 73 33 3 0 - 22 8 98 41
チェルシー 2011-12 8 0 1 0 3 0 0 0 12 0
2013-14 2 0 0 0 0 0 1 0 3 0
通算 10 0 1 0 3 0 1 0 15 0
WBA (loan) 2012-13 35 17 2 0 1 0 - 38 17
エヴァートン (loan) 2013-14 31 15 1 1 1 0 - 33 16
エヴァートン 2014-15 36 10 2 2 1 0 9 8 48 20
2015-16 37 18 3 3 6 4 - 46 25
2016-17 36 24 1 1 1 0 - 38 25
通算 140 67 7 7 9 4 9 8 165 86
マンチェスター・ユナイテッド 2017-18 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
通算 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
総通算 257 117 13 7 13 4 33 16 316 144

代表歴[編集]

出場大会[編集]

試合数[編集]

  • 国際Aマッチ(2010年 - )


ベルギー代表 国際Aマッチ
出場 得点
2010 8 2
2011 5 0
2012 5 1
2013 8 2
2014 10 3
2015 5 0
2016 14 11
2017 7 6
通算 62 25

代表での得点[編集]

タイトル[編集]

クラブ
RSCアンデルレヒト
チェルシーFC
個人

脚注[編集]

  1. ^ Sunderland 0–3 Everton”. BBC Sport (2016年9月10日). 2017年5月21日閲覧。
  2. ^ “PFA teams of the year: Chelsea and Tottenham dominate Premier League XI”. BBC. (2017年4月21日). http://www.bbc.co.uk/sport/football/39648483 22 April 2017閲覧。 
  3. ^ “Your team of the season: Chelsea and Tottenham dominate selections”. BBC Sport. (2016年5月22日). http://www.bbc.co.uk/sport/football/39999749 2016年5月26日閲覧。 
  4. ^ “ルカクの移籍に合意”. マンチェスター・ユナイテッド 公式ホームページ. (2017年7月8日). http://www.manutd.jp/ja-JP/NewsAndFeatures/FootballNews/2017/Jul/UNITED-AGREE-FEE-WITH-EVERTON-FOR-LUKAKU.aspx 2016年8月20日閲覧。 
  5. ^ “ロメル・ルカクと契約”. マンチェスター・ユナイテッド 公式ホームページ. (2017年7月10日). http://www.manutd.jp/ja-JP/NewsAndFeatures/FootballNews/2017/Jul/UNITED-SIGN-ROMELU-LUKAKU.aspx 2016年8月20日閲覧。 
  6. ^ ベルギーが9発圧勝! アザール復帰弾、ルカク&ムニエがハット達成…W杯出場に王手” (2017年9月1日). 2017年9月1日閲覧。
  7. ^ [1]
  8. ^ ELベスト8のクラブにものすごい名前の選手がいた!しかもルカクの従兄弟 Qoly
  9. ^ [2]
  10. ^ ルカクがクラブSNS記録を更新 マンチェスター・ユナイテッド 公式ホームページ 2017年8月20日
  11. ^ ポグバのルカク誘導作戦 マンチェスター・ユナイテッド 公式ホームページ 2017年8月20日

外部リンク[編集]