ロバート・マイルズ

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ロバート・マイルズ
出生名 Roberto Concina
別名 Robert Miles, Roberto Milani
生誕 1969年11月3日
出身地 イタリア・ファガーニャ
ジャンル エレクトロニカハウストランスプログレッシブ・ハウス
職業 作曲家、レコードプロデューサー、ミュージシャン、DJ
活動期間 1984-現在
レーベル ソルト・レコード
デコンストラクション・レコード(BMGレコード)
アリスタ・レコード(BMGレコード)
シャクティ・レコード(ナラダ・プロダクション)/ヴァージン・レコード/EMIレコード

ロバート・マイルズRobert Miles、本名: ロベルト・コンシーナ(Roberto Concina)、1969年11月3日 - )は、スイスヌーシャテル出身でイタリア育ちの、ハウステクノトランスアンビエント、その他のエレクトロニックダンスミュージックの音楽家作曲家音楽プロデューサーDJである。

生い立ち[編集]

マイルズはスイスのフルリエで、イタリア系移民である両親アントニエッタ・ラウロとアルビノ・コンシーナの間に生まれた。

家族は彼がまだ幼い頃イタリア・ファガーニャの小さな町フリウーリへと移住した。マイルズは自身が青春時代を過ごしたフリウーリでピアニストとして腕を上げ、1984年には音楽業界へ進出した。彼は複数のイタリアのナイトクラブや民間放送局のDJとしてキャリアを積み始め、1990年には貯えをはたいて彼個人の録音スタジオ海賊放送局を立ち上げた。

経歴[編集]

1994–97: ブレイクと『ドリームランド』[編集]

1994年、マイルズはアコースティック・ギターソフトウェア・シンセサイザーでエフェクトをかけた トランス/チルアウトの作品、『チルドレン英語版』を作曲した。この曲は後にピアノのメロディーを乗せたドリームトランス英語版としてリミックスされた。1995年のシングルの発売時、その売り上げは出足こそ低調であったが、2週以内にヨーロッパ全土を併せて35万枚を売り上げ、多くの国のレコードチャートで首位を飾った。BBCのラジオ番組「エッセンシャル・セレクション英語版」は"Essential Tune of The Week"にこの曲を3週連続で選んだが、これは前例の無い事だったので、マイルズと契約を結ぼうとするレコード会社の間で激しい競争が起きた。結局、ダイナミック・ミュージックのガイルズ・グッドマンの手によって『チルドレン』はデコンストラクション・レコード英語版にライセンスされる事となった。ユーロ・ホット100英語版チャートで13週連続1位の座を獲得した後、1987年までに『チルドレン』は世界中で500万枚以上の売上を達成した。『チルドレン』の売上によってマイルズは数多くの国でプラチナレコード[1]を獲得し[2]ブリット・アワードのBEST INTERNATIONAL NEWCOMER賞[3]ワールド・ミュージック・アワードのWorld's Best Selling Male Newcomer賞など、様々な賞を受賞した。 今日に至るまで、『チルドレン』はトランスの傑作であり、トランスというジャンルを現在の世界的な音楽の地位に押し上げたと考えられている。

マイルズの次のシングル『フェイブル英語版』はドリュー・バリモアダグレイ・スコットが主演した映画『エバー・アフター』の予告編に使用された。ファーストアルバムである『ドリームランド英語版』は1996年6月7日にヨーロッパで発売された。約一月遅れで発売されたアメリカ版の『ドリームランド』にはポーランドの女性歌手エディータの『ワン・アンド・ワン英語版』のマイルズによるカバーが追加トラックとして収録されていた。このカバーソングはユーロ・ホット100チャートで6週連続で1位を獲得する[4]など好評を博し、後にシングルカットされてヨーロッパとアメリカで発売された。

1997–98: 『23am』[編集]

1997年の11月、マイルズは新たなシングルである「Freedom」を発表した。かつてシスター・スレッジ英語版に所属していた歌手キャシー・スレッジ英語版が客演したこの曲は、彼の2番目のアルバムである『23am』の主要な曲の一つとなった。クラブ志向であった先のアルバム『Dreamland』と比較すると、『23am』はマイルズの特徴であるピアノサウンドはそのままに、より歌詞に主体を置いた曲が集められている。

1998–2002: レーベルからの離脱と『Organik』[編集]

2001年、マイルズはBMG傘下のデコントラクション・レコードやロンドンにおけるマネージャーと袂を分かち、自身のインディーズレーベルであるソルト・レコード英語版を2001年に立ち上げ、Smoke city英語版ニナ・ミランダ英語版を客演としたシングル曲「Paths」を含んだ3番目のアルバム『Organik』をリリースした [5]。このアルバムには他にも客演としてトリロク・グルツ英語版ビル・ラズウェルニティン・ソウホニー英語版が参加している。 『Organik』に収録された楽曲は『ボーン・アイデンティティー』、『デリダ英語版』、『シティ・オブ・ゴースト』といった 様々な映画の劇伴として用いられた。 アメリカでは『Organik』はナラダ・プロダクションのサブレーベルであるシャクティ・レコードにライセンス契約された。2002年には殆どの収録曲が『Organik』の収録曲のリミックスであるアルバムが発売されたが、このアルバムはそのまま『Organik Remixes英語版』と題された[6]。このアルバムはマイルズ本人のwebサイトで開かれたリミキシングコンテストの入賞曲や、フューチャー・サウンド・オブ・ロンドン英語版リトン英語版アレックスキッドフランス語版などの著名アーティストによるリミックスを収録している。またこのアルバムには歌手アメリア・カニーを客演とした新曲『Bhairav』も収録されている。

2004–05: 『Miles_Gurtu』[編集]

2004年には4番目のアルバム『Miles_Gurtu』が発売された[7]。このアルバムはパーカッショニストであるトリロク・グルツとのコラボレーションアルバムであり、ジャズエレクトロニカの要素を含んでいる。このアルバムにはニティン・ソウホニーやジョン・ソーン、マイク・パト、ポール・ファルーンらも参加している。

2011–12: 『Th1rt3en』[編集]

2011年2月、『Th1rt3en英語版(サーティーン)』と名付けられたマイルズの5番目のアルバムが[8]ソルト・レコードから全世界にリリースされた。このアルバムはキング・クリムゾンロバート・フリップや、デイブ・オクームー英語版、ジョン・ソーン、マイク・パト、ダビデ・ジョバンニーニらが客演として参加している。このアルバムに、マイルズはオルタナティブ・ロックプログレッシブ・ロックに、アンビエントエレクトロニカサウンドスケープを加えた曲を収録した。

また、マイルズはライフ誌を取り扱ったピーター・ベヤックのドキュメンタリー映画『The Turn of This Century』の劇伴も提供した。

2012年には彼はFMとオンライン両方で放送されるラジオ局「OpenLab」を立ち上げ、スペインのイビサ島から放送を開始した。これは文化、芸術、メディア、技術、イノベーションをまとめて取り扱う最先端のプロジェクトである。

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

  • ドリームランド(1996年)
  • 23 AM(1997年)
  • In the Mix(1997年)
  • Organik(2001年)
  • Organik Remixes(2002年)
  • Miles_Gurtu(2004年)

シングル[編集]

  • チルドレン(1996年)フジテレビ系列で放映された深夜音楽番組BEAT UK」でUKシングルチャート1位を獲得(後にシングル「ワン・アンド・ワン」も1位を獲得)
  • フェイブル(1996年)
ロバート・マイルズの楽曲で最も有名な曲。いくつかのアレンジバージョンがあり、多くのバラエティ番組やドラマなどで用いられている。有名なものでは映画「エバー・アフター」の公式CMソング(Fable Message Version)、日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」(Fable Dream Version)などで使用されている。
  • ワン・アンド・ワン(1996年)
  • Freedom feat. Kathy Sledge(1997年)
  • Full Moon(1998年)
  • Paths feat. Nina Miranda(2001年)

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 各国のプラチナレコードの基準についてはゴールドディスクen:List of music recording certificationsを参照。
  2. ^ IFPI Awards 1997”. 2011年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月1日閲覧。
  3. ^ The BRITs 1997”. 2011年11月1日閲覧。
  4. ^ MTV Top Euro Chart 1996”. 2011年11月1日閲覧。
  5. ^ Salt Records Discography”. 2012年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月1日閲覧。
  6. ^ Salt Records Discography”. 2012年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月1日閲覧。
  7. ^ Salt Records Discography”. 2012年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月1日閲覧。
  8. ^ Salt Records Discography”. 2012年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月1日閲覧。