ロッカビー
![]() |
ロッカビー
| |
---|---|
![]() ロッカビーの街並み | |
ダンフリーズ・アンド・ガロウェイにおけるロッカビーの位置 | |
人口 | 4,009人 (Census 2001) |
英式座標 | NY135815 |
- エディンバラ | 58 mi (93 km) |
- ロンドン | 283 mi (455 km) |
カウンシル・エリア | |
レフテナンシー・エリア |
|
構成国 | ![]() |
国 | ![]() |
郵便地域 | LOCKERBIE |
郵便番号 | DG11 |
市外局番 | 01576 |
警察 | スコットランド |
消防 | スコットランド |
救急医療 | スコットランド |
欧州議会 | スコットランド |
英国議会 | |
スコットランド議会 | |
ロッカビー(英語:Lockerbie / スコットランド・ゲール語:Locarbaidh)は、イギリス・スコットランドにある村である。
概要[編集]
スコットランドの南西部、ダンフリーズ・アンド・ガロウェイに位置するロッカビー村は、グラスゴー(スコットランド最大の都市)からは121 km、スコティッシュ・ボーダーズからは32 km離れている。2001年の国勢調査では、村の人口は4,009人であった。
19世紀、村は鉄道が発達し、鉄道のジャンクションとして知られた。現在のロッカビー駅等にその名残がある。
そして何より、この村において真っ先に蘇える出来事が、270人の犠牲者を出した1988年のパンナム機爆破事件である(後述)。
ロッカビーのハイ・ストリート
パンナム機爆破事件[編集]
詳細は「パンアメリカン航空103便爆破事件」を参照
1988年12月21日夜、イングランドのロンドンから、アメリカ合衆国ニューヨークに向けて、スコットランド上空を飛行していたパンアメリカン航空103便(ボーイング747-100)は、突如空中爆発が発生し、ロッカビーに墜落した[1]。
爆発の原因は、あるリビア人の男性テロリストが、爆弾の入ったスーツケースを預けていたことであった。
103便に搭乗していた259人の乗客・乗員は全員死亡し、さらに地元ロッカビーの住民も、11人が亡くなっている[1]。現在も村には、墜落の衝撃でできた巨大なクレーターが残っており、その大きさは長さ47 m、深さ9 mにも及ぶ[2]
事件後、爆弾入り荷物を預けたリビア人の男は逮捕され、終身刑が言い渡された。
ロッカビーはこの事件によって世界的にその名を知られ、現在は村内に事件の記念碑も造られている。
脚注[編集]
- ^ a b “ロッカビー事件から30年、パンナム機爆破で270人死亡”. www.afpbb.com. 2019年10月11日閲覧。
- ^ “失敗百選-パンアメリカン航空103便の空中分解”. www.sydrose.com. 2019年10月11日閲覧。