ロイド・レジスター・グループ

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座標: 北緯51度30分45秒 西経0度04分44秒 / 北緯51.51255度 西経0.078804度 / 51.51255; -0.078804

ロイド・レジスター・グループ・リミテッド
現地語社名
Lloyd's Register Group Limited
種類
非公開有限責任会社英語版
業種 海運
エネルギー
マネジメントシステム
検品
事業分野 リスクマネジメント、船級協会
設立 1760年 (264年前) (1760)
本社
ロンドン、フェンチャーチ・ストリート71番通り
イギリス
拠点数
世界各地
事業地域
全世界
サービス 認証
リスクマネジメント
マネジメントシステムの認証
売上高 8億8100万ポンド[1]
営業利益
5300万ポンド
従業員数
8,000人
親会社 ロイド・レジスター・ファウンデーション(英国登録慈善団体)[2]
子会社 LRQA
ウェブサイト www.lr.org
ロイドレジスタージャパン株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
220-0012
神奈川県横浜市西区 (横浜市)みなとみらい2丁目3番1号クイーンズタワーA[3]
設立 1985年1月21日[3]
業種 サービス業
法人番号 1020002061062
主要株主 ロイド・レジスター・グループ・リミテッド[3]
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ロイド・レジスター・グループ・リミテッド: Lloyd's Register Group Limited, LR)は、科学・工学の研究・教育に取り組むイギリスの慈善団体であるロイド・レジスター・ファウンデーション (Lloyd’s Register Foundation) が保有する、船級協会である。“Lloyd's” の名前を使っている、ロイズとは無関係である[4]。その歴史は、1760年までに遡ることができる。

認証等によってクライアントを支援することで、生命・財産・環境の安全性を向上させることを目的としており、歴史的には海運業を重視してきた。20世紀後半に、石油ガス産業、装置産業原子力産業鉄道業などの産業に多角化していった。

100%子会社のロイド・レジスター・クオリティ・アシュアランス・リミテッド (Lloyd's Register Quality Assurance Ltd., LRQA) を通して、ISO 9001, ISO 14001, OSHAS18001 等の規格における品質認証を行う、第三者アセスメント業も行っている。

沿革[編集]

本組織の「ロイド」の名前は、17世紀のロンドンに存在した、コーヒーハウスに由来する。エドワード・ロイド (Edward Lloyd) がオーナーをしていたコーヒーショップには、商人、海上保険業者、その他の海運に関連する業者が出入りしていた[5]。そこでロイドは、自分が聞いたニュースを紙にして、これを回覧させることで、情報交換を手助けした[5]。1760年、コーヒーハウスの顧客によって世界初の船級協会であるレジスター・ソサエティー(登録協会、Register Society)が設立された[5]

出典[編集]

  1. ^ Lloyd's Register Group Review 2016”. Lr.org (2016年12月12日). 2017年2月22日閲覧。
  2. ^ Lloyd's Register Foundation
  3. ^ a b c ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド(LRQA) とは”. Lloyd's Register. 2018年7月23日閲覧。
  4. ^ Are you the same as Lloyd’s of London?”. Lloyd's Register. 2017年12月14日閲覧。
  5. ^ a b c ロイド レジスター グループについて”. Lloyd's Register. 2018年7月23日閲覧。

外部リンク[編集]