レンボンガン島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レンボンガン島全体の地図
ジュングッバトゥビーチ
レンボンガン島でのシュノーケリング

レンボンガン島Nusa Lembongan)は、バリ本島からバドゥン海峡を経て南東に約18キロ、バリ島とロンボク島の間にある島。インドネシア中部の小スンダ列島に属し、面積は約8km2。人口は約5000人。近隣にはペニダ島とチュニンガン島がある。

地理[編集]

ソラマメの形をしているレンボンガン島はサンゴ礁とマングローブ林が綺麗な島である。2つの村に分かれていて、北部のジュングバトゥ村と南部のレンボンガン村からなる。

レンボンガン島はサンゴ礁が隆起してできた島といわれている。北部は平坦な大地で美しい白浜のビーチやマングローブ林がある。南部は小高い丘陵となっていてデビルズティアーズやドリームビーチといった観光名所が点在している。北部はサンゴ礁とマングローブ林があり一番人気の観光スポットとなっている。296種類のサンゴ礁と567種類の熱帯魚が生息していて、年間とおして25℃∼28℃の水温がシュノーケリングダイビングなどのウォータースポーツに最高な環境だ。

サンゴ礁からできた小さな島で海にかこまれているので、真水がとても貴重な島である。農業に向いていない土壌で作物が育たない。現在ほとんどの食料や飲料はバリ本島から持ってくる。運び代のコストが高いためレンボンガン島の物価はバリ島より少し高い。

観光[編集]

島北部のジュグッバトゥ村や南部のドリームビーチには、美しい白砂のビーチが広がっている。島の周りは美しい珊瑚礁が囲んでおり、毎日のようにバリ本島から日帰りのダイビング、シュノーケリング、サーフィン、バナナボートなどを楽しむ観光客がやってくる。マッシュルームベイ周辺には快適なリゾート、バンガローが揃っている。ジュングッバトゥ村には格安バンガローが多い。ジュングバトゥビーチの船着き場が主な港となり、周辺にはヴィラタイプの宿泊施設やレストランが多い。一泊7千円~3万円のヴィラが点在している。

島の北東側には野生のマングローブの森が生い茂っており、地元の漁師が漕いでくれる小舟に乗って森の奥まで案内してくれる。また、カヤックやSUPでジャングルの奥まで探検できる。レンボンガン島の一番の魅力はサンゴ礁や熱帯魚。この島でのシュノーケリングやダイビングは圧巻だ。

交通[編集]

バリ島のサヌールから公共スピードボートが6社ほど常に往復しています。スピードボートもサヌールから所要時間40分、往復500,000ルピアで結んでいる。また、これらの会社が本島からの送迎とマリンスポーツを組み込んだパッケージツアーを催行しているので、バリ島で申し込んで参加しても良い。

島内には公共交通の乗り物はないので、バイク、自転車や観光用のトラックが主な移動手段。各リゾートや船着き場にバイクレンタルやレンタルサイクルがある。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

  • OJIボート - OJIボート(日本語)
  • Baliheat - バリ島総合ガイド レンボンガン島(日本語)
  • バリ倶楽部 - 日本語専用ツアー バリ倶楽部(日本語)
  • バリ倶楽部ブログ - レンボンガン島への行き方とスピードボートの時刻表(日本語)(英語)
  • Scootcruise - スコット社(英語)
  • Peramatour - プラマ社(日本語)(英語)

座標: 南緯8度40.906分 東経115度27.067分 / 南緯8.681767度 東経115.451117度 / -8.681767; 115.451117 (レンボンガン島)